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成長を続ける開発組織でマネジメントに挑戦。「はたらく」を通じて未来をつくる仕事

「一人ひとりの時間を豊かに」というビジョンを掲げているタイミー。今までにない新しい働き方の提供を通じて、⼀⼈ひとりが⼈⽣の可能性を広げられるような「はたらく」のインフラを⽬指しています。

今回はエンジニアリングマネージャーの李 晟圭さんこと、Keiさんに「タイミーに入社した決め手」や「タイミーでの役割」について話を聞きました。

※本記事の内容は2024年4月公開時点のものです。


プロフィール

李 晟圭(Sunggyu Rhie)
数回の日本留学を経て、就職のため来日。SIerに就職し、エンジニアとして官公庁向けの基幹システムの開発等に従事する。事業会社での開発経験を積むため、メディア事業を展開する企業へ転職し、ゲームプラットフォームの開発・運用を担当。その後はゲーム制作会社や求人/求職メディアの運営会社で開発を経験。前職では「実名型グルメサービス」の検索・SEO・インフラ周りの対策に尽力する中で、EMとしてマネジメントにも従事する。2023年11月にタイミー入社後はEMとして組織づくりに注力している。

日本で働きたい。日本語とプログラミングのスキルを活かしてキャリアをスタート

ーー本日はよろしくお願いします!まずは、Keiさんが日本でエンジニアとしてキャリアをスタートさせた経緯を教えてください。

もともと韓国の大学では建築工学を専攻していたのですが、なかなか肌に合わなくて将来どうすべきか悩んだ時期がありました。それで「自分には何ができるだろう」と考えた末に、小学生の頃から学んでいた日本語が自分の強みだと思い至って、日本語日本文学学科に編入したんです。

子どものときから慣れ親しんだ日本語。多少の自信はあったのですが、読み書きはできても日常的な会話ができるわけではありませんでした。ところが、編入先の学部では日本語ができるのは当たり前。みんな何かしらの留学経験も持っていて、私も「日本語で食べていく」と選択した以上は会話ができるようになりたいと日本にくることになりました。

語学研修のために東京の日本語学校に通ったり、鹿児島や豊橋でホームステイをしたりする中で日本での生活がすごくフィットしたんです。そこで「日本で暮らすためにはどうしたらいいのか」を考え始めたのが、日本でのキャリアをスタートさせるきっかけでした。

当然、日本で暮らすためには、日本で仕事を見つけなくてはなりません。そこで、子どもの頃から触れていたプログラミングのスキルを活かして、エンジニアになることを決意したんです。

一度韓国に帰国後、プログラミングの学び直しを経て、無事に日本のSIer企業に就職が決まりました。

ーーそうだったんですね。SIer企業に入社されてからタイミーに入社されるまではどのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?

最初のSIerでは官公庁向けの基幹システムの開発等を経験し、バックエンド開発やインフラ周りのスキルを習得しました。しかし、自分が納品したものが「きちんと動いているか」が見えるプロダクト開発をしたいという想いが芽生えたことから転職を決意。メディア事業を展開するIT企業に就職し、ゲームプラットフォームの開発・運用を担当しました。

その後、ゲーム制作会社を経て、求人/求職メディアの運営会社に転職。既存媒体のリニューアルや新規媒体の開発などを手がける中でSEOやAWSの知見を習得していきました。

そして、それらの知見を活かすために「実名型グルメサービス」の検索・SEO・インフラ周りに従事していた前職で、はじめてEMとしてマネジメントに挑戦することになったんです。

ーーマネジメントにはもともと興味があったのでしょうか?

興味があったというよりは、スペシャリストとしての道を歩むよりは「いつかはマネジメントラインにいくだろうな」くらいの感覚を持っていたんですよね。

前職で上長から声がかかったときに「断る理由もないな」とスタートしたのが正直なところです。最初のうち「チームの成果をあげる」「メンバーの成長を促す」ということはなかなか上手くいかなくて……。自分の努力ではどうにもならない要素もあって戸惑いや悩みもありました。

しかし、上司からのフィードバックも幸いにして高評価だったこともあり、次第に「やりがい」を感じるようになっていったんです。どちらかというと、マネジメントをしていくうちにその楽しさを知っていきましたね。

子どもに「パパはタイミーで働いている」と胸を張って言える

ーー以前の職場には長く在籍されていましたよね。転職するきっかけはなんだったのでしょうか?

前職には約8年間在籍していたし、思い入れも大きな会社でした。しかし、EMとしてキャリアを形成していくことを考えると、組織課題が一定落ち着き始めていた前職よりも別の環境で新しい課題解決に向き合った方が良いと思ったんです。勇気を出して転職活動を開始したところ、出会ったのがタイミーでした。

ーータイミーのことは知っていたのでしょうか?

社名は知っていましたが、正直に言えば「具体的にどんなサービスなのか」は知りませんでした。なので、求人媒体経由でスカウトメッセージをいただいてから「どんな会社なんだろう」と詳しく調べ出したんです。

そんな中で「これはなかなか大きいことをしているぞ」というのがわかって、カジュアル面談で詳しく話を聞くことにしました。

ーー面談で話を聞いた印象はいかがでしたか?入社の決め手を教えてください。

正直に言うと、最初は「スポットワーク」への拭えない拒否感があったんですよ。自分の心のどこかに「アルバイトばかり増やしていいの?」という気持ちがありましたが、カジュアル面談でビジョンやミッションの話を聞いて考えが変わりました。

今や「副業」もメジャーになりつつある時代です。「はたらく」目的も人それぞれで、お金を稼ぐというよりも「新しい体験」をしてみたいという人もいるでしょう。タイミーはそんな方たちの「おしゃれなカフェで働いてみたい」「キッチンの仕事を経験したい」という願いを叶えられるサービスです。

この「いろんな体験ができる」というのは、学生さんが就職活動をするときにもポジティブな影響があると思っています。普通のアルバイトをするとなると、やはり一箇所で仕事が身につくまで働くのがメジャーです。

それも良い体験だとは思うのですが、就職活動で「将来の仕事」を決める際には「いろんな仕事を気軽にできる」に越したことはありません。その選択肢を提供できるのはタイミーの大きな魅力だと感じました。

また、働き手を募集する事業者から「スポットワークでも人手がほしいんだ」というニーズが強くあることも面談を通して知りましたね。事業者側にとっては「長く働ける人がいいんじゃないの」という考えを持っていたので、それは目から鱗で……。働き手と事業者双方にとって良い選択肢となり得るサービスだと確信しました。
タイミーでなら「未来をつくるような仕事をしているんだよ」と子どもに胸を張って言えると思ったことが入社の決め手でしたね。

成長著しい組織で課題に真剣に向き合える面白い仕事

ーータイミー入社後、Keiさんが担っている役割を教えてください。

タイミーではEMとして開発組織の課題解決やピープルマネジメントをしたり、開発に関する壁打ち相手になったりということをしています。

タイミーは拡大期のフェーズにあり、その拡大スピードも目覚ましいものです。組織課題もさまざまあって「今の開発組織の体制は最適なのか」「今のタイミーに必要な人を採用するにはどうすべきか」などの課題が山積しています。それらの課題を拾い集めて、EM同士で意見をぶつけたり実験してみたりしながら解決に向けて行動していくことがEMとしての役割です。

また、タイミーでは技術的なマネジメントやプロジェクト管理は各チームのリードエンジニアやプロダクトオーナー、スクラムマスターなどに任せて、EMは「ピープルマネジメント」に注力しています。

技術も見ながら人のマネジメントもするような「スーパーマン」型のEMではありませんが、チームの成果を最大化させるアサインをし、チーム単位では拾いきれない組織課題に真剣に向き合うのは容易ではありません。EMとして面白い経験をさせてもらっているなと思います。

ーー仕事をする上で大切にしていることはありますか?

自分の中では「100求められたら120で返す」というのは大切にしていますね。責任感という言葉でも表現できるとは思うのですが、やはり任せていただいた仕事が自分が原因で遅れるというのは許せないんですよ。

私に助けを求めてくれたからには、何がなんでもアクションを起こして結果をフィードバックしたいですし、そうすることでメンバーに「マネージャーがついている」という安心感を感じてほしいと思っています。

あとは、起きている事象には「それなりの理由がある」というのは公私共に考えるようにしていますね。たとえば、運転中に無理な追い越しをされることもあると思うのですが、そういうときは「きっとトイレに行きたいんだな」「周りを考えるほど余裕がないんだな」と考えるようにしています。

仕事においても同様に「人の行動には何かしらの理由がある」という前提で多角的な視点を持つことで、感情が先に立ってしまわないようにというのは心がけているところです。

決まっていないことが多いからこそ「機会」が多い

ーーKeiさんが感じているタイミーの魅力を教えてください。

いろんな機会が広がっているというのが大きな魅力です。事業としてもそうですし、個々人の役割としてもさまざまな挑戦ができます。それは成長中ゆえの「決まっていないことが多い」という課題でもあるのですが、失敗をしながらも前に進める突破力があれば機会はいくらでもある会社です。

あとは、タイミーのバリューである「やっていき」を体現しているところでしょうか。個々人が自分の判断で行動した結果で、一定の失敗をしてしまっても許されるような雰囲気があります。もちろん失敗は失敗でも「大失敗」しそうなときは知見のあるメンバーがフォローしてくれるので安心してください(笑)。

一緒に働くメンバーも建設的な会話ができる人たちばかりなので、本当に心地良くのびのび働ける会社だなと思っています。

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

まずは、価値最大化に貢献できるマネジメントをしていきたいです。
貢献軸はさまざまあると思いますが、まずは組織として山積している課題を解消しつつ、自分の経験値を貯めていきたいと考えています。

そうすることで、専門性がありつつ再現度の高い貢献を目指していきたいですね。

お話しできることを楽しみにしています!

ご興味を持っていただけた方はぜひ面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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