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変化こそがプロダクトを強くする。タイミーエンジニアインタビューVol.2

こんにちは、株式会社タイミー採用担当です。タイミーで活躍するエンジニアを紹介するインタビューシリーズ第二弾。今回は、バックエンドエンジニアの岡野兼也(@Juju_62q)さんにお話を伺いました。

サイバーエージェントでの開発を経て、2020年6月にタイミーに入社。タイミーでの開発では、「変化に適応していくこと」が何よりも重要だと考える岡野さん。ご自身がタイミーへの入社を決めたきっかけや、タイミーが変化に強くあれる秘訣についても伺いました。

――まずは自己紹介をお願いいたします!

2019年に名古屋大学を卒業して、サイバーエージェントに入社しました。全社横断の決済システムの開発を経験後、2020年の6月にタイミーに入社しています。趣味は山登りとキャンプです! 冬はスノーボードをしたり、雪山登山も大好きです。

――岡野さんが転職を検討されたきっかけについて教えて下さい。

自分が理想とするチームを求めて転職活動をはじめました。チームのメンバーと一緒に、「こういうプロダクトを作りたいよね」という話からはじめ、軸を持って開発をしてプロダクトについて語り合えるような組織で働きたいと思っていたのがきっかけでした。

――岡野さんが仕事をする上で興味を惹かれる領域、関心があることについて教えて下さい。

ドメインとしては、エンターテインメントをつくることよりも、使っている人の生活が少し豊かになったり、面倒なことが軽減されるようなプロダクトを開発していきたいと思っています。周りの人を少し楽にできるようなプロダクトを作っていくのが好きです。加えて、成長しそうな領域に身を置きたいという気持ちがありました。

――それでタイミーを選ばれたんですね。

そうですね。自分自身は、持続可能な開発をしていくことに興味があります。プロダクトマネジメントの領域でも、技術的な領域に関しても必ず時間が経てば「古くなったやりかた」というのが生まれます。そういうものとどう付き合っていくか、また、放っておくと発生する品質の低下に折り合いをつけ防いでいく方法を考えながら仕事をしています。

最終的にタイミーを選んだのは、人の良さもありました。先程もお伝えしたとおり、理想とするチームを求めて転職活動を始めたのもあり、チームで選ぶという側面が強かったんです。私はリファラル経由でタイミーのメンバーに初めて会ったのですが、「こんなことをやりたい!」という夢を熱を持って語る様子に心を打たれたんです。

――その時岡野さんが聞いた「夢」はどんなものでしたか?

当時はタイミーのCMが放映される前だったので、現実的な話題も多かったと思います。システム的に弱い部分を強化したいとか、スケールさせていく上でここを改善したいとか……そういった具体的なやりたいことがたくさん聞けたのが嬉しかったです。

転職活動をしていたのがちょうど新型コロナウイルス感染症が流行しだした時期でした。タイミーも、飲食業界から物流業界にフォーカスを変える頃合いでした。コロナという大きな世の中の変化に組織として対応しているところに「変化への強さ」を感じたのも魅力の一つでした。チームとして一緒に成長していけそうだと感じましたし、ピボットができている事業経営であれば産業としても勝ち残っていける可能性を感じたんです。

――実際にタイミーに入社して、「ここがすごい!」と思ったポイントを教えて下さい。

プロダクト開発に関しては、変化のスピードが速いところです。最近も、今までの開発スタイルを一度捨て去って新しいやり方にシフトすることに決めました。漸進的な取り組みが3ヶ月に1回くらいはあるんです。変化をさせようという心意気と、一緒に働くメンバーの変化に対する耐性の強さがタイミーに感じる「すごい」ポイントですね。

――プロダクト開発に関して、素早く変化をしていくことのメリットをどのようにお考えですか?

完璧じゃないからこそ変えていく意味があります。完璧なプロダクト開発ができている状態というのは、どの瞬間を切り取っても無いと思っているんです。開発を取り巻く環境は常に変化しています。組織体制が変わったり、ユーザーが増えたり、テレビの露出が増えたり……そういう変化に対応できなくなる瞬間は必ずやってきます。その中でプロダクト開発のスタイルを変えていかないというのはデメリットが大きいと考えています。外側の変化に合わせて柔軟にやり方を変えていくことは間違いなくメリットです。

タイミーはメンバーが新しいことを学ぶことに対してポジティブだと感じています。変化に強い一つの要因はこの学びへの意欲ですね。ある領域について詳しい人がチームのメンバーにその知見を伝えたり、やりたいことができた時にチーム内で相談して勉強会を開いたり。共有の知識として広げていく意欲が変化への強さの基盤だと思っています。

――岡野さん自身がタイミーでやりたいことや、成し遂げたいことを教えて下さい。

プロダクトとして変化に対応してきた、というお話をしてきましたが、現状のタイミーでは「テクノロジーが追いつかない」という問題が発生しています。扱う技術に明瞭な基準を設け、漸進的に改善していけるような状態を作っていきたいと思っています幅広い領域でそれをやろうとしたら、1〜2年くらいかかるのは覚悟しているので、まずはそこに取り組んでいきたいです。中長期的には、とにかく変化に強くあることが大切だと思っています。タイミーは人材や労働を扱っているので、時代に合わせて変化する法律にも対応していくことが大切です。

――もしよければ、岡野さんが面接でチェックしているポイントを一つ教えて下さい!

その人自身の意志と、解決した課題とその課題へのアプローチ、達成したい状態が繋がっている人を採用したいと思っています。AWSができる、Ruby on Railsができるという技術の熟練度よりも重視するポイントです。「今はこの状態で、こういうペインがあり、ただ降り着きたい場所はここだからこういうアプローチをとる、なぜなら……」と考えられる人を採用していきたいと思っています。

――タイミーに合っているエンジニアさんはどのような方でしょうか?

基本的にはカルチャーにマッチする人であればどんな人でも受け入れたいと思っています。新しいことを学ぶ意欲が強く、変化に強ければタイミーに合っていると思っています。平たく言えば、素直さは重要です。社長を始め、まだ若い人が多い環境で年下からの指摘であっても良いと思ったら取り入れることが出来る人。逆に、CTOや役職者が言ったことに対して「それはおかしい」「もっといいやり方がある」というのも意見できる人が望ましいです。

人間にとって、成功体験は取り払い辛い学びだと思っています。以前の成功が枷になり、最適な判断ができないのは非常にもったいないことです。新しい議論の場で、以前の成功体験にとらわれるのではなく常に最適な方法を探すために再考出来る人は、変化の多いタイミーに合っていると思います。

タイミーは今、10から100に伸ばしていくフェーズです。急拡大する市場に身を置いて変化を楽しみたいというかたと一緒に仕事ができたら幸いです!


お話できることを楽しみにしています

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ぜひ、ざっくばらんにお話ししましょう。

※本記事の内容は公開時点のものです。


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