未経験からデータアナリストへ挑戦。気軽に相談してもらえる存在を目指して
データを扱うプロフェッショナルが集うタイミーのデータ統括部。日々、扱っている情報やデータは多岐にわたります。
今回は、タイミーでデータアナリストのキャリアをスタートした潮田 初音さんに「タイミーの学べる環境」や「大切にしていること」についてお話を聞きました。
※本記事の内容は公開時点のものです。
プロフィール
「もっとデータを知りたい」音のプロから分析のプロへ
ーー本日はよろしくお願いします。潮田さんはタイミーでデータアナリストデビューをしたんですよね。以前はまったく別のお仕事だったとか?
そうなんですよ。大学で音の測定や反射といった音響関連の勉強をした後、建築業をメインにコンサートホールや音楽スタジオを作っている会社に新卒入社しました。
とはいえ、私が担当していたのは建築の事業ではなく、音の測定業務や音響測定器などの自社サービスの販売業務でした。工場や建設現場で音を測定したり、多種多様な測定ニーズに対応したカスタムソフトウェアの開発に携わったり。音響エンジニアとして、音に関するさまざまな仕事に携わっていましたね。
想像もしていなかったような音に関する仕事が舞い込んできて「こんな時にも音って重要なんだ」と日々発見があって、興味深い仕事でした。
ーーデータ分析に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
「資料作成を自動化したい」という気持ちが芽生えたのがきっかけでしたね。当時、お客様に提供しているサービスの利用状況などを資料にまとめてお送りしていたのですが、一つの資料作成にすごく時間がかかっていて……。
手作業で画面をキャプチャして、30〜40枚の画像をPowerPointに貼り付けていました。大学の授業でPythonを用いた測定データのグラフ化を学んだこともあり、なんとかその知識を活かせないかと取り組み始めたんです。
しかし、いざ自動化しようとして「データをどうやって取ってきたらいいのか」という壁にぶつかることに……。いろいろ調べた結果、SQLというデータベース言語に辿り着き、データ分析への関心を深めていきました。
ーーSQLを学ぶうちにデータ分析への関心が高まったんですね。
そうですね。いつの間にか「音よりもデータに興味を持っている自分」に気づきました。とはいえ、周囲にデータ分析に関する知見を持っている人がおらず、情報収集先がインターネットだけでは学べることは限られます。
たとえば、データを活用して発展していった企業のノウハウをネット上で探しても、具体的にどのような施策を実行したのかはわかりません。
実際の事業にどのようにデータを活かしていくかは、データアナリストとして活躍している方と一緒に働いてみないとわからないと考えるようになり、転職を決意しました。
タイミーを広めることで世の中を良くしたい
ーー未経験からデータアナリストへ挑戦することに不安はありませんでしたか?
ありましたね。そもそも「未経験でもいいよ」と言ってくれる企業は少なくて、転職活動にはかなり時間がかかりました(笑)。
それでも「自分がデータ分析をすることで世の中を良くできるサービスに関わりたい」という軸は持ち続けて、たくさんの会社に選考をお願いしました。そんな中で出会ったのがタイミーです。
ーータイミーの印象はいかがでしたか?
面談でお話を聞いて、まずは「サービスが素敵だな」と思いましたね。
私自身も大学時代にアルバイトをしていて「シフトを削られて今月はピンチだな」ということもありましたし、店長がシフト作成に苦心しているのも見てきました。「タイミーを広めていけば、絶対に世の中が良くなっていく」というイメージが湧いたんです。
また、面接でお話ししたり、社員インタビュー記事を読んだりする中で「メンバーの意欲の高さ」を感じて、それも素敵だなと思いました。
ーー転職軸とタイミーがマッチしたんですね。今はどんなお仕事をしているんですか?
データアナリストで構成されているBIチームの中でも、営業サイドのKPIの可視化や事業戦略に用いるデータ提供を担当するビジネスアナリティクスユニットに所属しています。
営業やカスタマーサクセスのメンバーが各活動にデータを活かせるように支援したり、ご自身でデータを出せるようにBIツールを整備したりといったことが主な仕事です。
たとえば「新しく契約開始した事業者様に継続的にタイミーを活用いただくためにはどうするべきか」「どんな募集を出すとマッチングしやすいか」などを分析したり、分析内容が見れるダッシュボードを作成したり。営業メンバーがより生産性高く働けるようにするための分析が大きなテーマです。
数字として集められる社内外のデータはもちろん、営業の方が届けてくれる「事業者様の生の声」なども掛け合わせて分析しています。
ーー入社から1年が経過しましたが、データアナリストにキャリアチェンジしていかがでしたか?
体感としてはあっという間でしたが、私自身の成長にとって非常に濃い1年でした。
日々新しいことに挑戦させていただいています。何より他部署の方との関わりも深いので、私が経験したことのない職種の知見にも触れさせていただく機会が多いですね。
最近では、データエンジニアの方たちと連携しながらBIツールの開発に携わったり、プロジェクトの進捗管理を任せていただいたりと、データアナリストとして以外の仕事も徐々に増えてきました。
データアナリストの知見を活かして、他の業務にも挑戦できる面白さを日々実感しています。
データへの意識の高さとチームワークの良さが魅力
ーー働いてみて、あらためて感じるタイミーの魅力を教えてください。
やはり一番の魅力は、職種を問わず「データを活用しよう」という気持ちをみんなが持ってくれていることです。
データの大切さを組織全体が認識してくれている環境で働けるのは、データアナリストとしてはすごくありがたいことだと思います。
また、これまでのキャリアや経験にかかわらず「新しいことを学ぼう」という意欲が高い方ばかりで刺激をもらえる職場です。
私はまだまだデータアナリストとして学ぶべきことが多いので、タイミーの「ドキュメントに残す文化」には、とても助けられています。とくに、入社当初はクエリを書くスキルに課題を抱えていたので、他の方が書いたクエリを見て「こういう関数もあるんだ」という発見もありました。
データアナリスト未経験の私が今日までやってこれたのは、勉強熱心で経験豊富な先輩方に助けられてきたからこそだと思います。
ーー働き方の面はいかがでしょうか?
実は入社する前は「フルリモートでも会社の人と仲良くなれるかな?」という不安を少し持っていました。
でも入社してみて思ったのは、タイミーランチやチームビルディングなどのコミュニケーション施策がしっかりあるということ。オンラインでも他部署のメンバーやチームメンバーと話せる仕組みがあるのは大きな魅力です。
個人的には、リモートワークだからこそできる交流もあると思っています。私の場合は「特殊ケース」というのは重々承知なんですが、実家への帰省や旅行のタイミングで各支社に立ち寄って、支社のメンバーと一緒に仕事をしたりもするんです(笑)。
もともと旅行好きなのもあって、ワーケーション感覚で楽しく働けますし、どこの支社に行っても「いつでも歓迎」と迎え入れてくれるので、グッと距離が縮まる感覚が嬉しいですね。
コミュニケーション力と専門性をもっと高めていきたい
ーー最後に、今後の目標を教えてください。
データについて「気軽に相談してもらえる存在」になりたいですね。
私自身もそうなのですが、顔が見えないと質問がしづらいと思うんです。そのため、日頃からいろんな方とオンライン・オフライン双方でコミュニケーションを取っていきたいと考えています。
タイミーのみんなに顔を覚えてもらって、まずは正式な仕事の依頼ではなくても「ちょっとhatsuさんに相談してみようかな」くらいにラフに声をかけてもらいたいですね。
もちろん、そのためにはコミュニケーション能力だけではなく、データの専門知識ももっと高めていかないといけません。
データは分析した後に、事業戦略やマーケティング施策に落としたり、プロダクトに反映されたりして初めて活かされていくものだと思います。他部署の方がどんな取り組みをしているのか知見を広げるために、今後もいろんなことに携わっていきたいです。
お話できることを楽しみにしています
ご興味を持っていただけた方はぜひカジュアル面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!
ぜひ、ざっくばらんにお話ししましょう。
(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)