見出し画像

一人ひとりの時間を豊かに。「はたらく」で可能性を広げるタイミーの魅力とは?

「一人ひとりの時間を豊かに」をビジョンに掲げるタイミー。従来とは異なる新しい「はたらく」機会の提供を通じて⼈々の可能性を広げています。

今回は、自らも「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げてきた」と語る松岡 周平さんに、これまでのキャリアやタイミーの魅力について話を聞きました。

※本記事は2024年11月公開時点のものです。


プロフィール

松岡 周平(Shuhei Matsuoka)
フリーターとして多種多様な職種を経験した後、ソフトウェアエンジニアに転身。以降、SIerやSESを経て、複数の事業会社で開発者としてのキャリアを重ねる。事業への共感から2024年3月にタイミーへバックエンドエンジニアとしてジョイン。現在はオフショアチームと協働し、開発全般をリードしている。

フリーターからエンジニアへ。「はたらく」ことで人生を切り開いた

ーー本日はよろしくお願いします!まずは、松岡さんがどのようにキャリアをスタートしたのか教えてください。

実は高校卒業後、大学進学も就職もせずにフリーターになったんです。24歳でソフトウェアエンジニアになるまでは、建築現場の作業員や飛び込み営業、倉庫作業やコンビニ店員など複数の仕事を掛け持ちしていました。

ーーいろいろご経験されていますね。さまざまな選択肢がある中でソフトウェアエンジニアに転じるきっかけは何だったのでしょうか?

正直にいいますと、きっかけというほど大きなものはないんですよ。当時は「営業とエンジニアは学歴不問」というところが多くて、営業は向いていなかったし「じゃあ次はエンジニアだ」と……。最初は本当にその程度の理由でした。プログラミング経験ゼロという中で、研修とテストをクリアすれば採用してもらえる会社に出会えたのは運が良かったです。挑戦の機会を与えてくれた当時の会社には、感謝しかありません。

ーーソフトウェアエンジニアとしてスタートを切ってからは、どのようなご経験を積まれたんですか?

まずは、採用していただいたSIer企業でクライアント先の開発プロジェクトに携わりました。約3年間の開発経験で自信をつけさせてもらった後は「もっといろいろな開発現場を見よう」とSES企業へ転職。多くの現場を渡り歩き、さらなる自信を得ていきました。

また、個人開発を始めたのもSES企業に在籍中のときでしたね。知人の会社の業務システムを開発したり、iPhoneアプリをつくってみたり。せっかくならばと、会社の新規事業推進制度の審査に個人開発したアプリのアイデアを出したら、仕事につながったこともありました。

その後は、自社プロダクトを持つ企業数社で開発業務を経験。EC事業者向けアプリケーションやレシピ動画プラットフォームの開発、さらには農業テックなど、さまざまなジャンルの事業に携わってきました。自分の生活に身近で関心が高い分野の事業に飛び込んでいった感じですね。

ーー自分が関心を持てるというのは大切ですよね。松岡さんがタイミーに惹かれた理由を教えてください。

いろいろあるのですが、一番は「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションへの共感です。私自身、フリーター時代から現在に至るまで「はたらく」ことで人生を切り開いてきた自負があります。タイミーの事業を通じて、過去の私と同じように自己実現に向けて前進する人たちの力になれたらという想いで入社を決めました。

お互いを尊敬し、信頼し合える仲間と「楽しく」仕事をする

ーータイミー入社後は、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

入社後はオフショアチームと協働し、自らも手を動かしながら開発全般をリードしています。

現在進めている活動は主に二つ。一つめは、チーム内部の生産性向上です。技術面でのメンバーの評価や育成を実施し、チームへのフィードバックやアドバイス、トレーニングを行っています。簡単にいうと「設計をどうするべきか」「コードをどのように書いたらいいのか」といった開発に関する悩みごとの相談相手ですね。

二つめは、他組織やチームとの連携の実現です。組織としての開発方針や、コーディング規約などをチームに連携するとともに、外部から提案される事項を取り入れながら改善を進めています。

ーーチーム内でのコミュニケーションは原則英語で行われているんですよね。コミュニケーション面などは大変ではありませんか?

もちろんニュアンスがいまいち伝わらなかったり、非同期コミュニケーションによるタイムラグはあったりしますね。そういったコミュニケーション上の課題は、意識的にFace to Faceの場を設けて解消するようにしています。実際に、今年の8月にはオフショアチームの拠点があるベトナムへ出張しました。生産性やデータモデリングをテーマにしたワークショップの開催など、日頃はなかなかできないような交流ができて有意義な時間でしたね。

ーー松岡さんが仕事をするにあたって大切にしていることを教えてください。

大きく三つありまして、一つめは「エンジニアは生産性が大事」ということですね。事業の成功は会社の成功であり、プロダクトを成長させるための企画や計画を考えるのがプロダクトマネージャーの役割です。そして、それを実行・実現するのがエンジニアだと思っています。競争が激しい世界で成長し続けるためには、エンジニアは高速でソフトウェアをアップデートしていかないといけません。そうなったときに大切になってくるのがスピードであり、スピードを上げるためには「生産性」が大事になってくると考えています。

二つめは「明るく、楽しく、前向きに」です。当たり前のことですけど、できる限り楽しく過ごしたいじゃないですか。厳しい状況があったり気分的な影響があったりするかもしれませんが、なるべくそこに左右されずに「楽しい」と意識し続けるようにしています。そうすると、不思議なもので心の底から楽しくなってくるんですよね。

三つめは、​​Team Geek(*1)の中で Google が提唱している「HRT」です。HRTとは、Humility(謙虚)、Respect(尊敬)、Trust(信頼)の頭文字をとった造語のこと。私もこの考え方には深く共感しており、チームメンバーとのコミュニケーションでも意識しています。タイミーには良いと思うことに対して妥協せず「ダメなものはダメ」「もっとこうした方が良い」とバシッと意見を出し合う文化があるんですよね。お互いを尊敬し信頼し合っているからこそ、時に衝突しながらも全員で良い方向を目指せているのだと思います。

*1)『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』:ソフトウェアエンジニアである著者がGoogleのプログラマーからリーダーを経験したことから、チーム活動やプロジェクト体制に関するエッセンスをまとめた書籍

エンジニアとして成長できる環境が大きな魅力

ーー松岡さんは成長環境としてタイミーに大きな魅力を感じているそうですね。そう思う理由を教えてください。

まず、タイミーがB2B2C(Business to Business to Consumer)のプロダクトであることが理由として挙げられます。一般消費者向けと法人向けの二つの観点でプロダクト開発を学べるため、効率良く経験値を貯められるところが魅力です。

また、組織的なプロダクトの作り方、つまりチーム開発を学べるという特徴もあります。タイミーでは、100名以上のメンバーが一つのプロダクトづくりに向き合っています。「早く行きたいなら、一人で行け。遠くへ行きたいのなら、皆で行け」という名言もありますが、組織が大きくなれば気にかけることが増える一方で、大人数ではないとできないことも多いものです。タイミーでは「チームトポロジー」という方法論で組織を設計して運営しており、自律的な少人数による開発と、大人数による組織的な開発の両方を学べます。

そして、プロダクトの性質と組織体制から得られる学びの他に、エンジニアの成長を支えてくれるのが、プロダクト開発組織のメンバーを対象にした成長支援制度「TDE10」です。世界中で開催されているすべての技術カンファレンスに参加できる「Kaigi Pass」や技術書購入制度の「オライリータワー」など、学びに手厚い制度が充実しています。ここまでやってくれる会社を私は他に知りません。

過去の自分と同じように頑張る人を支援していきたい

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

やはり一番は「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションの実現です。入社動機にもなった「過去の自分と同じようにがんばる人を支援する」ために、必要なことはなんでもやりたいと思っています。

そのためにも、まずは「成果を出してチームを大きくし、さらに成果を出す」という好循環を生み出して事業に貢献していきたいです。オフショアチームとの協働で得られたノウハウを組織全体に還元し、今後のエンジニアリングリソースの多様化に寄与していければと思います。

また、個人的な目標は「死ぬまで成長する」ことです。できなかったことができるようになるのは純粋に楽しいですし、この楽しさがあれば何歳になっても仕事を続けられます。
楽しく成長を続けながら、将来的には「南国で悠々自適にリモートワーク」なんてことができたら最高ですね(笑)。


お話しできることを楽しみにしています!

ご興味を持っていただけた方はぜひ面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

プロダクト本部の公式Twitterでは、技術関連情報を発信しています。 ぜひフォローしてください!