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みんなでタイミーを盛り上げるために。顧客価値を届けるための“基盤”をつくる仕事

「一人ひとりの時間を豊かに」をビジョンに掲げるタイミー。事業・組織ともに大きな成長を続けています。

今回は、拡大期の「今」しかできない経験を積みたいとタイミーへの入社を決めたというプラットフォームエンジニアの菅原 千晶さんに話を聞きました。

※本記事の内容は2024年5月公開時点のものです。


プロフィール

菅原 千晶(Chiaki Sugawara)
大学卒業後、情報システム会社に入社。システムエンジニアとして企業向けのセキュリティ対策製品の導入や運用支援を行う。その後、GMOペパボ株式会社のSREチームで活躍。プライベートクラウドとAWSのハイブリッドクラウド上でのサービス運用、その他信頼性に関わる業務に幅広く従事する。2023年12月にタイミーへ入社し、プロダクト開発を技術で支援。プライベートでは一児のパパ。

「今」しかできない経験を求めてタイミーへ

ーー本日はよろしくお願いします!菅原さんは学生時代からエンジニアを目指していたんですよね。

そうですね。高校生のときからパソコンいじりが好きで、勉強そっちのけでのめり込んでいました。
大学の学部も「将来はエンジニアになる」ことを見据えて情報学部を選択。所属した研究室でインフラやクラウドの領域に触れたことで、システムを動かす「縁の下の力持ち」的なインフラの面白さに惹かれるようになりました。

ーー大学卒業後はシステムエンジニアとしてスタートを切ったんですよね。タイミーに入社する以前のキャリアについて教えてください。

最初は電機メーカーを親会社に持つシステム運用会社に新卒入社して、グループ企業に対するセキュリティ対策製品の導入や運用の支援を約3年間経験しました。

しかし、システムエンジニアとしての基礎を学べた一方、スキルを伸ばせるような機会になかなか恵まれずに将来のキャリアに焦りを感じるように……。もっと自分のスキルを伸ばせる環境に踏み出したいとWeb業界への転職を考えるようになりました。

しかし、ずっとWeb業界で経験を積んだ同年代のエンジニアと比較すると、当時の私はスキル不足で……。転職をしたくても入り口がない状態でした。そんなときに、たまたま第二新卒向けのインフラエンジニアの求人を出していたGMOペパボ株式会社に出会い、一点集中で選考に臨んだんです。

無事に入社が決まった後は、事業部横断型でインフラ周りを手がけるチームに所属。プライベートクラウドとAWSのハイブリッドクラウド上でのサービス運用やk8sの導入やCI/CD周りの整備、その他信頼性に関わるさまざまな業務を経験させてもらいました。

ーー前職では長くご活躍だったんですよね。今回タイミーに転職することになったきっかけはなんだったのでしょうか?

ちょうど子どもが生まれたタイミングだったのもあって、これまで自分のために充てていた時間の見直しが必要になったんです。

キャリアとプライベートを両立させるためには、今まで通りの環境や時間の使い方に変化を与えないと自分の成長が鈍化してしまう。そんな想いがあって、より興味のある技術領域に専念できるようなサービスを構築している環境に身をおきたいと考えるようになったんです。

ーー多くの選択肢がある中で、最終的にタイミーに入社を決めた理由を教えてください。

まず、転職軸にしっかり当てはまったというところが大きかったです。やはり子どもが生まれたばかりだったので、フルリモートは絶対条件。時間の融通なども利くような環境がベストだと思っていました。

ただ、最終的には「今しかない」ということで決めた気がします。タイミーはメキメキとサービスが成長していて、組織的にも大きな変革期です。今しかできない経験が絶対あるだろうという期待がありましたね。

また、開発組織では「チームトポロジー」をもとにした組織運営などを行っており、面白い取り組みをしているなという印象を受けました。私自身の専門領域であるインフラレイヤーの運用や組織としての考え方にもフィット感があったのも決め手の一つになったと思います。

壁をつくらず、組織全体でものづくりを盛り上げたい

ーータイミーでのお仕事について教えてください。

私が所属しているチームは「開発チームが顧客価値を届け、持続可能にする開発と運用を基盤として支援」しています。つまり、タイミーというプロダクトを開発する人たちにより開発しやすい環境を提供して、タイミー自体のインフラに責任を持つ仕事ですね。

サービスが急成長する中で増えるリクエストに耐えうる基盤をつくったり、開発生産性が下がらないようなプラットフォームの構築をしたり。それらと並行してセキュリティの担保やインフラコストの最適化を行っています。

ーーサービス開発に関するあらゆる課題解決を担っているんですね。やることも盛りだくさんだと思いますが、具体的にはどのような活動になるのでしょうか?

すごく伝えるのが難しいですね(笑)。たとえば、タイミーの検索機能をより速くするために、今まで利用していたデータベースとは異なるシステムを使って検索できるようにインフラ環境の検証や構築を行ったり、セキュリティに関わるベストプラクティスの調査を行ったり。調査結果をドキュメントに起こして「こういうふうに使ってください」と開発者に情報提供することもあります。

また、チーム内で「システムをこうした方がタイミーのセキュリティがもっと強くなる」などの改善案を出して、意思決定を行うのも役割の一つです。

開発側から明確に依頼が来るもの、自分たちから課題を探して対応していくもの。さまざまありますが、その時々で必要なことに対応しているイメージですね。

ーー菅原さんがお仕事をする上で大切にしていることはありますか?

私自身が「プラットフォームの専門領域を持ってチーム横断で仕事をする」という役割を担っているのもあって「壁をつくらない」ことを意識しています。

当然のことながらサービス開発をするには、私のようなインフラを見る人間だけがいても駄目ですし、逆にアプリケーション開発を担うエンジニアだけいてもままなりません。良いものをつくるためには、さまざまな専門領域を持つ人たちが互いにリスペクトし合って協力する必要があります。

その考えもあって、誰かが困っていそうなことで自分がわかることはなんでも答えてみるとか、仮にわからなくても関心を持って自分の領域を広げていくとか、サービス開発を組織全体で盛り上げていこうという姿勢は大切にしていますね。

自分の専門性をより進化させ、技術の幅を広げていきたい

ーー菅原さんがタイミーで働いてみて感じている魅力を教えてください。

各領域の専門家がいるというのが開発組織の魅力として大きいですね。何か疑問点があったときに質問すれば、必ず何かしらの回答が得られます。自分の専門外の領域で頼れる人がたくさんいることが、自分の得意な技術領域に専念できる一因なのかなと思いますね。

もちろん急成長フェーズの組織ということもあり、まだまだ整備しないといけないところや改善ポイントはありますが、それすらもやりがいだと感じられるのは「もっと良くしていこう」という組織の風土や一緒に働くメンバーの頼もしさがあってこそです。そういった環境に身を置けていることが嬉しいなと思いますね。

また、思った以上にプライベートを大切にできる点は助かっています。チーム内にはパパさん社員も多く、子育てに対する理解がすごくあるんですよ。子どもが熱を出したり、保育園のお迎えがあったり。いろんなことが発生するんですけど、それも「仕方ないよ」と気持ちよく送り出してくれます。

単にフルリモートワークやフレックスタイム制度という環境面が整っているだけでなく、心理的に負担がないというところが嬉しいですよね。

ーー最後に、今後の目標をお願いします!

タイミーに転職した目的として「自分の成長」というところがあったので、そこは達成していきたいと思っています。

今ある専門性をより進化させて、技術領域の幅も広げていく。その上で、チームを牽引するスキルを身につけたいです。タイミーには、私が目指しているスキルを兼ね備える経験豊富なエンジニアが多くいます。彼らの背中を見ながら学べる、またとないチャンスを活かしていきたいです。

また、タイミーには「メンバー専属技術顧問制度」といって、エンジニア一人ひとりの希望に沿って気軽に質問ができる技術顧問をつけられる制度があります。成長のための環境はばっちり整っているので、環境の助けも借りながら目標達成を目指したいです。


お話しできることを楽しみにしています!

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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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