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目指すのは多様性のある組織。アクティブな意見交換がより良いプロダクトをつくると信じて

「働く」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくるというミッションのもと、成長を続けるタイミー。プロダクト開発組織では、より良いサービス作りを目指し、メンバー一人ひとりが挑戦する姿勢を大切にしています。

「スタートアップならではのチャレンジしやすさに惹かれた」と話すのは、2023年3月、プロダクトマネージャー(以下、PdM)として入社したアンドリュー タントモさんです。

本記事では、グローバル企業のエンジニア、スタートアップのCTOなど挑戦を続けてきたアンドリューさんが考える「タイミーの魅力」や「今後の目標」などをお聞きしました。

※本記事の内容は2023年7月公開時点のものです。


プロフィール

アンドリュー タントモ(Andrew Tantomo)
2012年に来日し、慶應義塾大学大学院に入学。大学院卒業後は、楽天グループ、ファーストリテイリングにてアプリケーション開発のスキルを磨く。2019年には暗号資産を扱うスタートアップのCTOに就任し、ゼロベースのシステム開発をリードした。2023年3月タイミーに入社。開発プラットフォーム領域のPdMを務めている。

チャレンジできる環境を求めたキャリアのあゆみ

ーー本日はよろしくお願いします!まずはタイミー入社までのキャリアについて教えてください。

私は大学院の授業でプログラミングに出会ったのをきっかけに、エンジニアとしてのキャリアを目指すことになりました。

大学院を出た後に入社した楽天グループでは、サーバサイド、モバイルアプリ、デスクトップアプリと幅広く、国内サービスの開発を担当しました。実際に働いてみると、学生時代に授業や独学で学んだ以外の知識が必要なことも多く、エンジニアとしての学びがたくさんあったと感じています。

二社目に入社したファーストリテイリングでは、iOSアプリエンジニアとして「ユニクロのアプリ開発プロジェクト」に参加。国籍も文化もさまざまなチームメンバーと一緒に、初めてグローバル規模のプロダクト開発を経験しました。

その後、暗号資産を扱うスタートアップ企業のCTOに就任したのですが、それが私のキャリアにとってのターニングポイントになりました。

ーースタートアップ企業のCTO経験で何を得られたのでしょうか?

システム全体を見通して、エンジニアリング組織を作っていく中で「視野が広がった」と感じています。

それまで働いてきた二社では、メンバーの一人として担当領域の開発に集中しており、コミュニケーションを取るメンバーもエンジニアやデザイナー、PdMがメインでした。しかし、CTOとなると関わるべきところはもっと多くなります。

オフショア開発チームと協力してエンジニアリングチームを立ち上げたり、システムをゼロから構築したり。プロダクトの成長に伴って、採用にも力を入れていました。

そんな中で、エンジニアはもちろん、ボードメンバーやビジネスパートナー、オフショア会社の本部など、連携する先はかなり多くなったんです。
当時の上司からも関係者とのコミュニケーション力を評価してもらい「これからもコミュニケーション力を活かした仕事がしたい」と思うようになりました。

加えて、今タイミーで注力しているプロダクトマネジメントの領域について学び始めたのもこの頃です。
CTOという立場上、プロダクトロードマップを立てて、ボードメンバーに説明する責任があります。

普段から「プロダクトの長期的な計画はどうするのか」「今やっていることは計画に沿っているのか」を意識するようになりました。

ーーやりがいの大きな仕事だったと思いますが、タイミーへ転職した決め手はなんだったのでしょうか?

やりがいを感じているのと同時に「新しい挑戦もしてみたい」という気持ちになっていったのが転職のきっかけでした。

タイミーのことは転職活動の時に初めて知ったのですが「働く」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくるというミッションが魅力的でしたし、プロダクト自体も面白いと感じました。

他にも「スタートアップならではのチャレンジのしやすさ」や「フレックス&フルリモート」など、私が求めていた環境がありましたし、なにより面接で対面したメンバーの考え方に共感することが多かったんです。「ここなら楽しく働ける」と感じ、入社を決めました。

開発者体験を向上させるプロダクトマネジメントに挑戦

ーータイミーでの仕事内容を教えてください。

現在は、開発プラットフォームチームに在籍し、PdM兼PjM(プロジェクトマネージャー)のような動きをしています。

タイミーはチームトポロジーをベースとしたチーム運営をしており、ストリームアラインドチーム(以下、SAチーム)に対して「基盤を提供する」のが開発プラットフォームチームのミッションです。

SAチームの開発者体験を向上させるためのあらゆる取り組みに対応する中で、今の開発プロセスを可視化したり、他チームとのコミュニケーションから生まれた依頼を管理したり……。
TECH ROADMAPにある「会社として実現したいこと」から開発プラットフォームチームが提供できるものを探り、改善をしていく役割も担っています。

ーー実際に働いてみて、タイミーの魅力はどのように感じていますか?

タイミーの良さは「スキルアップと働きやすさが共存している」ところです。
入社前に感じていた通り「チャレンジしやすい文化」があり、スタートアップならではの裁量の広さを感じています。また、輪読会や勉強会、技術コミュニティへの貢献など、本業以外でもスキルアップを図りやすい環境があるのも魅力です。

働き方についても、単にフレックス&フルリモートができるというだけでなく「働く環境をより良くする」ための工夫もされています。

プロダクト本部では「リモートHQ」が導入されており、リモートワークに必要な備品などをレンタルすることができます。私も入社後にディスプレイや椅子などを選ばせてもらいました。
おかげで今までよりもグレードアップした居心地の良いデスク環境になっています。

多様性のあるアイディアが集まるチームへ

ーーまた新しいチャレンジが始まるそうですが……。

まだ詳細は固まっていない部分もありますが、ベトナムのオフショアチームとのコミュニケーション強化とマネジメントを担当することになると思います。

オフショア開発はコミュニケーションロスがあったり、成果物のレビューに時間がかかったりということが起こりがちなんです。
語学力や前職のオフショアチームマネジメント経験を活かして「持続性のあるチーム運営」に努めていければと思っています。

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

漠然とした目標になりますが、より品質の高いプロダクトを目指したいと考えています。

そのためには、多様性のあるアイディアをみんなで出し合うことが大切だと思うんです。
ユーザーの声の反映はもちろん、開発者側もさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが意見交換することで、プロダクトチームとしてより良い提案をしていけるだろうと考えています。

今後、チームの多様性が増して、私のように文化圏が異なるメンバーも増えたら、これまでにない視点が増えて、タイミーをもっと成長させられるのではないかとワクワクしますね。

もちろん、組織をグローバル化していくことは簡単ではありません。言語コミュニケーションや文化の違い。それを乗り越えるためには、お互いが歩み寄って、コンフォートゾーンから抜け出す勇気も必要です。
今後、多様性のあるプロダクト開発組織作りにあたって、私の強みを活かす機会があれば、惜しみなく協力していきたいと思っています。


お話できることを楽しみにしています!

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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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