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タイミーの絆をより強く。デザイナーが振り返る「TimeeSUMMIT2024 / TimeeCUP 2024」

「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッション実現に向け、事業を拡大し続けているタイミー。

組織が急拡大する中、全社員が一堂に会する場になっているのが、年に一度の全社総会イベント「TimeeSUMMIT / TimeeCUP」です。

今回は「TimeeSUMMIT2024 / TimeeCUP2024」のイベントデザインを担当したコミュニケーションデザイングループのmuroさんとumeさんに、10月に開催された全社総会を振り返ってもらいました。

※本記事の内容は2024年12月公開時点のものです。


お話ししてくれた人

「TimeeSUMMIT / TimeeCUP」は一致団結の場

ーー本日はよろしくお願いします!10月のTimeeSUMMITとTimeeCUPは大成功でしたね。

muro:ありがとうございます。今年の3月に入社してイベントに参加するのも初めてだったのですが、なんとかイベントブランディングとしてのトータルデザインを完成させることができました。イベント後、タイミーのみんなから称賛の声をもらえてホッとしています(笑)。

ume:昨年と比較してもグッとバージョンアップしたと思います。よりタイミーの世界観が強く表現できて、すごいなと感じました。

ーー今回はmuroさんはTimeeSUMMIT、umeさんがTimeeCUPのデザインを担当されたんですよね。あらためて、どのようなイベントなのか教えてください。

muro:私がデザインを担当した「TimeeSUMMIT」は、年に一度開催されるタイミーの全社総会です。支社や拠点も含めたメンバーが一堂に会し、1年間の振り返りとともに、翌年度の目標に向けて一致団結をする場になっています。

代表の嶺さんのビジョンをあらためて認識でき、私自身にとってもモチベーションが高まるイベントでした。

ume:みんな盛り上がっていましたよね。「TimeeCUP」は、いわゆる運動会イベントです。こちらは主に社員同士の交流を目的としていて、運動会専用のSlackチャンネルも立ち上がるなど、当日だけでなく開催前後も盛り上がっています。

家族で参加される方も多く、普段は見れない社員のみんなの一面を見れるきっかけになっているイベントです。

「はたらくって、楽しい」を広げよう!

ーータイミーを代表するイベントなんですね。今回、お二人はどのようにイベントデザインを作り出していったのでしょうか?

muro:「TimeeSUMMIT」のコンセプトは、嶺さんやプロジェクトメンバーと相談しながら「はたらく=楽しい」「笑顔になれる」というところに置くことにしました。

タイミーと現代社会の交わりを大きくし、タイミーを使うことで「はたらく」ことに新しい価値を生み出していきたいという話から「『はたらくって、楽しい』を広げよう!」というキャッチコピーが決まっていったんです。

そのコンセプトをもとに、キービジュアルや登壇スライド、会場装飾からノベルティまでイベントに関わるすべてのデザインを作り上げていきました。

ume:タイミーらしいコンセプトになりましたよね。私がデザインを担当した「TimeeCUP」では、成長や勢いを表現したいなと思っていました。

タイミーはこの1年間で組織規模もさらに大きくなりました。「TimeeCUP」の会場も小さな運動場から埼玉スーパーアリーナを貸し切るくらいに成長したほどです。

そういった右肩上がりの成長をデザインに取り入れて、運動会ならではの躍動感も意識しました。

ーー「TimeeSUMMIT2024」のキービジュアルには、デザインに込められたストーリーがあると聞きました。

muro:キービジュアルでは、社会とタイミーが掛け合わさることで、新しい価値観を持つ社会が生まれていくことをイメージして「グレーの小さい楕円から最終的に黄色の円になっていくようなデザイン」にしました。

一番小さな始まりの楕円は「集合体(円と円)」の重なりをモチーフにしており、この重なりが広がっていくことで、社会とタイミーとのつながりも大きくなっていくことを表現しています。さらに、キービジュアル以外の部分にあえて空間を多くつくることで、さらに広げられる可能性も表現しました。

ume:muroさんからキービジュアルに込められたメッセージを聞いた時は、すごく納得感がありました。今まさに躍動しているタイミーに相応しいデザインだと感じましたね。

ーー他にもお二人が今回のイベントでこだわったポイントがあれば教えてください。

muro:「TimeeSUMMIT」の目玉はなんと言っても「嶺さんがどんなメッセージを伝えるか」だと思っています。嶺さんが発した一言でみんなのモチベーションが変わるんですよね。

なので、嶺さんが利用する登壇スライドも「イメージが湧きやすい」「気持ちを掻き立てられる」デザインでなくてはと思っていました。
話し手が何を伝えたいのかを汲み取ることは意識しましたし、こだわったポイントかもしれませんね。

あとは、会場全体をタイミーの世界観に染めたいという想いがありました。
会場はホテルを借り切ったのですが、会場であるホテルの設備が見えてしまうと、イベントのノイズになってしまうと思ったんです。

タイミーカラーの吊るしバナーやロゴが投影される演出照明などを作成して、どの方向から見てもタイミーの世界の中にいるような装飾を心がけました。いわゆる「写真映え」を意識しましたね。

ume:会場の装飾、とても良かったです!前回の「TimeeSUMMIT」より格段に一体感が出て、私もテンションが上がりました(笑)。

ーー「TimeeCUP」のデザインでは、運動会ならではのこだわりポイントもあったのでしょうか?

ume:私がデザインしたのはTシャツやタオルなど、身につけるものが多かったので、着用しても「違和感」のないものがいいなと思っていました。「TimeeCUP」が終わっても普段づかいしてもらえるようなスタイリッシュなデザインを心がけましたね。

muro:タイミーのカラーを出しつつ、ロゴなどの主張が大きくなり過ぎないバランスの取れたデザインになりましたよね。Tシャツの素材もドライ生地にして、実用面も含めたトータルの体験をデザインしてくれていたと思います。私もプライベートでテニスをするんですけど、そこにも着ていきたいですね。

今回のイベントで得たものを次へ活かす。来年に向けてさらなるアップデートを

ーー「TimeeSUMMIT2024 / TimeeCUP2024」を通して得られたものはありましたか?

muro:得られたものは多かったですね。今回のイベントデザインを皮切りに一つ成長したいという想いもあり「一人でやらせてください」というわがままからスタートしましたが、やはりさまざまな制作物に携わった達成感や充実感は大きかったです。

この大きなイベントを「やり切った」ことは、今後の自信にもつながっていくだろうと感じています。やったことがない仕事も「あれを乗り越えたんだから大丈夫」という自信の根拠になりえるかなと。何よりイベントを通して事業への解像度も上がり、嶺さんや他の部門のメンバーとも距離が近づいたことは財産になったなと思います。

また、「TimeeSUMMIT」に初めて参加した一社員としては、会社の方向性を示してもらえて、みんなで一致団結できたことがすごく良かったです。嶺さんの想いを受け取って「来年どう動くべきか」「自分の動きがどんな成果につながるか」をより自分ごと化するきっかけになりました。

ume:今回、muroさんがリードしてくれたことで、イベント全体がバージョンアップしたなと思います。昨年は時間もなく、ある種「エイヤ!」で進めてしまった部分もあって……(笑)。

もちろんまだ改善の余地はありますが、昨年よりも品質にこだわったイベントデザインができたと思います。イベント当日も「来年はもっとこうしたら良いんじゃないか」という目線を持てたのは、自分の成長になったと感じました。

来年以降は、今回の反省点も活かして、デザインだけでなく、運動会の運営や企画面でも提案していけるような関わりができたらと思っています。

ーー最後に、今後の「TimeeSUMMIT / TimeeCUP」をより盛り上げるためにやりたいことを教えてください。

ume:「TimeeSUMMIT」とは異なり、「TimeeCUP」の方は運動会自体のコンセプトは定まっていませんでした。次回は「TimeeCUP」でも独自のコンセプトを定めて、より「タイミーのオリジナリティ」を出していける運動会イベントにいきたいと思っています。

外部に出た時に「楽しそうな会社」「入社したい」と思ってもらえるようなイベントにしていきたいですね。よりエンターテインメント性が高まるグッズ展開などもできたらいいなと思っています。

muro:まずは「今回を超える」ものを生み出したいなと思います。

来年のタイミーはもっと仲間が増えていて、それに伴って会場も広くなっていると思います。デザインチームとしても、そういった変化も想定したアップデートをしていきたいですね。

また、今回一人でやってみたからこそ「これはチームでやるべき仕事だな」と感じた部分もありました。次回はチームでプロジェクトを進めて「チームみんなで成長する」方向性で進めていきたいなと思いますね。


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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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