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全ての意思決定は、データから。タイミーエンジニアインタビューvol.3

こんにちは、株式会社タイミー採用担当です。タイミーで活躍するエンジニアを紹介するインタビューシリーズ第三弾。今回は、データエンジニアの土川 稔生さんにお話を伺いました。

土川さんは大学生の頃からAIに興味を持ち、今でも博士課程でコンピュータサイエンスを勉強中。「データ」にこだわりを持ち、あらゆる分析やAIの基盤を支えるDREチームに所属されています。土川さんの思う「データエンジニア」の魅力について伺いました。

――まずは自己紹介をお願いします!

初めまして、土川稔生です。タイミーでは2年ほどDREチームのデータエンジニアとして働いています。タイミーで働きつつ、博士課程でもコンピュータサイエンスを勉強しています。学部の頃からずっとスーパーコンピューターの研究をしていて、「いかに早く計算できるか」「どれだけ計算の効率をよくできるか」といった技術を向上させるための研究をしています。

――現役博士課程エンジニアさんなんですね……! 土川さんは「データエンジニア」として働かれているとおしゃっていましたが、所属されているDREチームはどのようなことをする部署なのでしょうか。

一言で言うと、社内で分析などのデータ活用に必要なデータ基盤を提供するための部署です。例えばマーケティングチームが分析をしたい時に、分析できる基盤とデータを用意するのがDREチームの役割だと思っていただければわかりやすいと思います。

ただ単にデータを用意するだけではなくて、「このデータは信頼性が高い」と太鼓判を押すための基準を定義したり、転送元データソースが更新されてから分析できるようになるまでどれくらいのタイムラグがあるかをSLAとして定義して提供したりもしています。分析者が分析しやすいようにデータを整えるためのチームです。

――土川さんがデータの世界に興味を持ったきっかけはなんですか?

私は大学生の頃からAI分野の研究をしており、学部生の頃もインターンでAIエンジニアとして働いていました。AIエンジニアが仕事をするために必要不可欠なのが「データ」。そこに触れるうちに、あるデータが生まれてからAIエンジニアの元に届くまでいろいろな過程を経て整理されていることがわかったんです。せっかくなら、データの一番源から最後のアウトプットまでしっかり理解と経験のあるエンジニアになりたいという思いがあり、データエンジニアを志すようになりました。

――「データエンジニア」のお仕事の面白さを教えてください。

これ、なかなか共感してくれる人が少ないのですが……(笑) 自分自身がAIエンジニアとしての経験があるので、「元がわからないデータが届いて、それを加工していく」ということにすごく抵抗があったんです。データエンジニアは、データの取得から加工、それをどうやってプロダクトやサービスに還元していくかまで全てが見える職業なので、そこが面白いと感じています。

データドリブンで意思決定をする環境で、その源をちゃんと管理することがデータエンジニアの重要な役割です。信頼性を担保して整えたデータを分析者が活用し、それが会社全体の意思決定や方針に繋がっていきます。とても責任があり、同時に楽しい部署だと思っています。

――ありがとうございます。では、土川さんがタイミーにジョインしようと思った決め手を教えてください。

タイミーに知り合いがおり、「データ系の人材が足りていない」という相談を受けたのがきっかけです。当時はまだデータエンジニアとしての分野に明るかったわけではないのですが、ゼロから全てやってみたかったのでタイミーにジョインを決めました。

2年前のタイミーはまだエンジニアが10人程度で、データエンジニアとしてのポストは空いている状態でした。事業がこれからスケールするタイミングだったので、ここからどんどん面白いデータが集まって来るのもわかっていたため、「面白いフェーズだ!」と思っていたのを覚えています。データにまつわるいろいろなことを0から経験できることや、社長をはじめ会社のメンバーがデータの大切さに対して理解があったことも大きな決め手になりました。

――大学生の頃から別の会社でもインターンをされていたとおっしゃっていましたが、タイミーに入社してから、ご自身の価値観やスタンスで変化したことはありますか?

タイミーに入社してから、チーム全体のアウトプットを高めることに意識を向けられるようになったのが大きな変化だと思っています。

インターンとしてさまざまな経験を積んできましたが、やはりお願いされた仕事をこなしてお返しする、ということが多かったように思います。タイミーのDREチームにきてからは、チームはずっと少人数だったので、他チームと連携をとり最適な仕事の仕方を模索してきました。他チームとの連携はもちろん、自分のチームのアウトプットを最大化するための方法を考えるのは楽しいですね。

――土川さんが感じる、「タイミーのここがすごい!」というポイントを教えてください。

自分がやりたいことや、取り組みたいことに対して周りも積極的になってくれるところが「すごい!」と思っています。例えば、DREチームとして新しくやりたいことができた時、やりたいこととそれによって得られる効果をしっかり説明できれば前向きに検討してもらえることが多いんです。一人ひとりに与えられた裁量が広いのもあって、楽しく働けています。

加えて、タイミーの人たちがとても好きなんです。一人ひとりが、「自分はこんなことがしたい」「あんなことをやりたい」「タイミーを通じて将来こんなことを成し遂げたい」という思いを語ることができるんです。エンジニアもビジネスのメンバーもそういった思いや目標をしっかりと持って周りに伝えることができるので、互いにプラスの影響を与え合えていると思っています。

――今後土川さんがタイミーで成し遂げたいことを教えてください。

データエンジニアの役割である、「データをAIエンジニアや分析者につなぐ」という仕事に加えて、機械学習の基盤の構築を行っていきたいです。データが生まれ、加工され、AIエンジニアの元に届く一連の流れでデータのパイプラインを全て経験できることになるので、必ず成し遂げたいです。

DREチームはまだまだ小さい部署ですが、会社のビジョン達成のためにもこれから人数を増やし体制を整えていくべき部署だと思っています。チームの規模が大きくなっていっても、成果を最大化していくのが目標です。

――土川さんが面接でチェックしているポイントを一つ教えてください!

データエンジニアの面接をするときは、「なぜデータエンジニアに興味を持って、どこを面白いと思っているのか」を掘り下げることが多いです。データエンジニアはAIエンジニアを経験していないと興味を持ちにくい分野だと言われているので、モチベーションの部分に共感できると一緒に楽しめそうだと感じます。

基本的には、どうやってプログラミングのスキルを身につけてきたかをお伺いすることが多いです。例えば、会社でメインで扱っている言語への経験値が低かったとしても、体系立てて勉強してきた人は適応していける傾向があると思っています。何か新しいことを始めるときにフィットできる人かどうかを確認することが多いです。

――最後に、土川さんの思う「タイミーで働くのに向いている人」がどんな人かを教えてください。

他の会社と比べて、部署の人数が少ない分、部署間でコミュニケーションを取ることが多いのがタイミーの特徴の一つです。自分の仕事だけではなく、チーム全体での成果やチーム間でのコミュニケーションを重視できる人がタイミーに向いていると思っています。

データエンジニアは触れる領域が広いのが特徴です。データのパイプライン構築、インフラの構築や管理などやるべきことはたくさんあります。DREだけではなく、他の経験を生かしつつデータ人材としてスキルアップしたい人はきっと仕事を楽しめると思っています。


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※本記事の内容は公開時点のものです。

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