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事業に貢献できるから楽しい。データドリブンな意思決定に欠かせないデータ基盤をつくる仕事

「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げ、事業・組織ともに急成長しているタイミー。データ利活用の文化があり、事業成長を支える「データドリブンな意思決定」が日常的に行われています。

今回はデータエンジニアの細谷 篤志さんに、タイミーでの仕事のやりがいやデータエンジニアリング組織の魅力について話を聞きました。

※本記事の内容は2024年10月公開時点のものです。


プロフィール

細谷 篤志(Atsushi Hosoya)
SIer企業で化粧品販売会社や保険会社等のシステム開発を経験した後、インターネット情報サービス事業を展開する企業へ転職。バックエンドエンジニアとして、比較サイトのランキングシステムや検索エンジンのインデックスデータ加工等の実装を行う。その後、資産運用サービスを提供する企業のデータエンジニアとして、BigQueryを中心としたデータ分析基盤の開発・運用を担当。2024年7月にタイミーへ入社し、データ品質向上のために奮闘中。

データ基盤領域で高度な技術に挑戦しているタイミーに惹かれた

ーー本日はよろしくお願いします!まずは、タイミー入社までに歩んできたキャリアについて教えてください。

私のファーストキャリアはSIer企業のシステムエンジニア。主に化粧品販売会社や保険会社向けのシステム開発を請け負ったり、自社のウェブシステムやMIS(経営情報システム)をつくったりしていました。その後、より長期的な目線で運用にも責任を持つ経験がしたいと、インターネット情報サービス事業を展開するIT企業へ転職。Hadoop クラスタの開発・運用を担当したり、自社で運営する比較サイトのランキングシステムや検索エンジンのインデックスデータ加工を行ったり。バックエンド開発やデータエンジニアリングの技術領域を深めながら、次第にマネジメント業務も任せられるようになりました。

そのまま数年はプレイングマネージャー的な動きをしていたのですが、個人的には「エンジニアリングに集中する方が自分に合っている」という思いもあって……。よりエンジニアリングに集中できる環境を目指して、資産運用サービスを提供する前職にデータエンジニアとして入社しました。
その後は、タイミー入社前まで同社でBigQueryを中心としたデータ分析基盤の開発・運用やデータ分析基盤の利活用などに携わっていたようなキャリアになります。

ーー2024年7月にタイミーへ入社されたわけですが、どのような転職軸で企業を探していたのでしょうか?

転職軸は大きく二つあって、一つめは「データエンジニアとして技術を深められる環境」でした。技術者としてデータエンジニアリングを追求していくためには、明確に「データ利活用して事業を伸ばす」と意思決定している会社が理想的。データ基盤を持っていても実は事業的に重要視していない組織も割とあるとは思っていたので、転職活動の際には「その会社がデータを使って何をしたいのか」に注目していました。

二つめは、シンプルに「社会貢献性の高い事業であるか」。せっかく仕事をするなら、大きな社会課題を解決できるようなサービスに携わりたいという気持ちがありました。

ーー細谷さんが求める二つの軸にタイミーが当てはまったんですね。

そうですね。カジュアル面談のお誘いを受けたタイミングで、いろいろと調べてみた際に「Timee Product Team Blog」を見つけました。そこでデータエンジニアが書いたブログも公開されていて、データ基盤の領域で高度な技術も取り入れていることを知ったんです。
データ利活用に積極的でない限りは、そういった高度な領域に手を出すモチベーションも湧かないはず。ここまでデータエンジニアリングに力を入れている会社なら「データ利活用は進んでいる」と期待が膨らみました。

心理的安全性の高いチームで「データ品質の向上」に取り組む

ーータイミー入社後の活動について教えてください。

DRE(Data Reliability Engineering)チームに所属し、タイミーのデータ基盤の開発・運用に携わっています。現在はチーム全体で「データ品質の向上」を掲げているところ。私もデータ領域でのシステムのセキュリティレベル向上だったり、品質の指標測定に関する取り組みだったりに注力しています。

もともとシステムに安定性をもたらす「守り」の部分を得意としていることもあり、自身の強みを活かしてタイミーのデータ利活用を支えていこうと、日々活動しています。

ーータイミーのDREチームならではの特徴はありますか?

入社して抱いたのは「かなりスタンダードなスクラムをしている」という印象でした。過去に所属していたチームでもスクラムを導入していることは多かったのですが、組織に合わせてスクラムの方式をカスタマイズすることがほとんどだったんです。ここまでスクラムの方式を忠実に運営していること自体が比較的珍しいのではないかなと思います。

また「心理的安全性を高めるためにスクラムをうまく活用できている」のもすごいなと。DREチームでは、一人で課題に向き合って思い詰めたり、不安になったりする状況を脱するという共通認識をメンバー全員が持っています。実際にメンバーが一人で悩むことがないように、スクラムのデイリーミーティングの中で「各自の不安事項を汲み取る仕組み」を入れるなど、上手に運営しているなと感じますね。

ーー細谷さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

仕事で関わる全員が楽しく仕事ができればいいなと思っています。それぞれのポジションで抱えているミッションが異なる場合もあるので、時には「あっちを立てればこっちが立たず」という状況もあり得ます。せっかく同じ組織で仕事をしているので、みんなで事業の利益を上げつつ、ハッピーになるような仕事の進め方や考え方を意識しています。

過去に心理的安全性が低い状態のチームマネジメントを担ったことがあったのですが、当時はメンバーからアウトプットがもらえなかったり、短期離職が続いたりと苦しい経験でした。やはり心理的安全性を満たしているかいないかでチーム全体の雰囲気や生産性も大きく変わってくる。私自身もそうですが「楽しい方が成果もでやすい」というのが人間だと思っています。

学習意欲が高く「自分ごと化」できる仲間との仕事はスムーズに進む

ーー細谷さんが感じている「タイミーの魅力」を教えてください。

たくさんありますが、大きく三つあると思っています。
一つめは「意思決定の早さ」です。基本的にDREチーム内で意思決定できるものに関しては、デイリーミーティングの中で決定することも多いです。仮に権限領域を少し外れる場合でもプロダクトオーナーからデータエンジニアリング部の責任者にエスカレーションしてくれて、スムーズに意思決定が進みます。「あれどうなったんだろう」という待ちのストレスを感じることが少ないのはすごく良いなと思いますね。

二つめは「自分ごと感」ですね。たとえば、システム障害などのトラブルが発生したときには、瞬時に関係者が集まってきて、一人ひとりが発生したトラブルを解決に導くために「自分ができること」を自主的に考えて動くんです。一報を出した段階で「これは調べました」「あれはやりました」と互いに報告しながら、一丸となって課題に向き合える組織の風土はタイミーの魅力として大きいと思います。

三つめは、メンバーの「技術のキャッチアップ力」。DREチーム内で定期的に勉強会や書籍の輪読会を開催しており、データ基盤の領域で新しい技術や概念などを持ち寄って情報交換することも多いです。メンバー全員が新しい概念をいち早く取り入れようと、界隈の情報に常にアンテナを張っているというのがすごく頼もしいなと思いますね。

事業に貢献できるデータ基盤をつくりたい方はぜひタイミーへ

ーー今後の目標を教えてください。

引き続き、データエンジニアリング領域でキャリアを伸ばしていきたいと考えているので、これまで自分が経験してこなかった技術をキャッチアップし、実際に使ってみるという活動は積極的に行っていきたいと考えています。データ品質の向上やセキュリティ向上等のデータガバナンス強化といった部分にも力を入れて、より良いデータ基盤にしていきたいですね。

ーー最後に、採用メッセージをお願いします!

私自身、大規模なデータを扱う瞬間はすごく楽しいと思いますし、それがデータエンジニアの醍醐味だと考えています。タイミーはサービスが急拡大していることに伴い、とにかくたくさんのデータが集まってくる環境です。なので、ビッグデータを扱う面白さを十分に感じてもらえるのではないかなと思いますね。

また、私の入社理由の一つとしてもお話しましたが「データ利活用の文化」が根付いているところもアピールポイントです。データを扱う専門部署だけがデータについて考えるのではなく、他部署からも「こういう使い方ができないか」と相談を受ける機会も多々あります。

データ利活用の意識が高い組織で「事業に貢献できるデータ基盤をつくる」という経験をしたい方には自信を持っておすすめできる会社です。
データエンジニアリングの技術で社会貢献性の高い事業を盛り上げたいという方は、ぜひタイミーの門を叩いてみてください。


お話しできることを楽しみにしています!

ご興味を持っていただけた方はぜひ面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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