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タイミー、技術コミュニティ発展への貢献を後押しする「OSSボーナス」を開始しました。

タイミーは昨年11月に「開発組織のメンバー一人ひとりが能力とモチベーションを最大限発揮し続けるための環境づくり」をMissionとした「DevEnable室」を設立しました。
日々開発組織のメンバーが感じる課題に向き合い、学習機会の充実や、キャリアアップのサポートなどを通して「開発組織の進化」に伴走しています。
※DevEnable=DevEnableはDeveloper Enablementの略称

※本記事に記載の制度名や内容については2024年7月現在のものです


向き合った課題:貢献できそうなissueはあるけどOSS活動に充てる時間(と気力が)捻出しにくい…

・OSS活動をはじめてみたいと思うけど、後押ししてくれるきっかけが欲しい
・実はOSS活動をしてきたけど、できれば会社にも応援してほしい
・貢献したいissueはあったけど、手をつける時間が作れなかった

開発においては業務を通してバグを踏むことやドキュメントにtypoを見つけるなど偶然課題を見つけることもあれば、OSSを利用するなかで「もう少しこうなればいいのに…」と改善余地に気が付くことがあります。
また自身のスキルを広げるためにOSS活動を望むことがあります。
しかし日々の業務があるなかで、OSS活動を行うには継続的な時間とモチベーションが必要です。
開発に関わる多くのメンバーがこの課題を前に歯がゆい思いをしています。

技術コミュニティの前進を後押しする「OSSボーナス」

今回タイミーはTDE10(Timee Dev Enable)施策の第8弾として、OSSへコントリビュートすることを全面支援する「OSSボーナス」を制定しました。
メンバーが日々恩恵を受けているOSSの改善に、積極的に取り組む環境を作ります。
OSS活動はOSSの改善だけでなく、同時に社内外のコミュニティへの貢献にも繋がります。
これらが深い技術研鑽につながり、メンバーの成長・進化を促すことができると考えています。

OSSボーナスとは?

  • OSSへのコントリビュートに継続的に取り組むことを条件に、一ヶ月あたり3万円のボーナスを支給します

  • 活動状況をレポートし、CTOが承認することで翌月以降に月3万円×4ヶ月間=12万円がボーナスとして申請承認後一括で支給されます

  • システムが活用しているOSSの改善活動を、業務時間として行うことを推奨しています。業務時間外の活動についても申請が可能です

承認の条件

  • システムが利用しているOSSに対するコントリビュートをしていること。

  • コントリビューター3名以上、スター数100以上のOSS へのコントリビュートをしていること。

  • 自身がOSS活動を主導し、継続的なメンテナンスをしていること。

なぜOSS活動を支援するのか

タイミーはミッションに「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」を掲げています。
開発組織はそのインフラ作りを担うべく「持続可能性の探究と実現」を組織の方針とし、持続可能なシステム・プロダクトを作り続けられる組織を目指しています。
この「持続可能なシステム・プロダクトを作り」にはOSSは欠かせません。私たちはOSSの恩恵を受けるだけではなく、OSSの改善を通して還元していくことが重要だと考えています。

さいごに

タイミーでは、DevEnable室の設立を皮切りに、「TDE10(Timee Dev Enable)」と銘打ち、開発組織の進化のために10の施策を実施してきました。

タイミーでは、DevEnable室の設立を皮切りに、開発組織の進化のために今後さまざまな施策を実施していきます。

DevEnable室の取り組み、組織や開発についてカジュアルにお話できる機会をオープンしています。
さまざまなポジションのメンバーとカジュアル面談を実施しておりますので、お気軽にご連絡ください!

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