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タイミー、開発組織の「進化」に特化した専門部署「DevEnable室」を立ち上げ

タイミーのMissionは、「働く」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくるです。
この考え方は、タイミーの開発組織で働くメンバーに対しても同様で、日々メンバーが感じる課題に向き合い、可能性を広げられるようサポートをしています。

※本記事に記載の制度名や内容については2024年7月現在のものです


向き合った課題:どんな組織なら技術力を伸ばし続けることができるだろう?

任されている仕事にやりがいを感じるが、成長はできているだろうか?と時々考える。
新しい機会に挑戦したり、必要な知識のインプットも必要だと思う。
このコンフォートゾーンを抜け出すきっかけが欲しい。

専門性を磨きキャリアを積むこと。
新しい領域に挑戦し技術力を高めること。
メンバーの成長やキャリアに関わる課題に対して、タイミーはどのような開発組織であればこの両方の機会を提供できるか考えました。

タイミーは、「開発組織の進化」に特化した専門部署を立ち上げました

今回タイミーは「開発組織のメンバー一人ひとりが能力とモチベーションを最大限発揮し続けるための環境づくり」をMissionとした「DevEnable室」(DevEnableはDeveloper Enablementの略称)を設立しました。
DevEnable室はメンバーの学習機会の充実や、キャリアアップのサポートなどを通して「開発組織の進化」に伴走します。

Enablementという考え方

enablementは「enable(〜ができるようになる)」の名詞形で、企業の組織に用いる際は「その組織に期待された成果起点の人材育成の仕組み」を指します。
「Sale Enablement=営業組織の成果を出すための人材育成の仕組み」はアメリカで1990年代末に登場し、セールスフォース・ドットコムをはじめアマゾンやマイクロソフトでも実践され、2010年頃にはその定義が広く知られ定着したと言われています。
昨今この「成果起点の人材育成の仕組み」の考え方は開発組織にも取り入れられ、国内外問わずスタートアップを中心に、組織が継続的に成果を出せるよう改善・強化を行う専門のチームが立ち上がっています。

DevEnable室とは?

DevEnable室は、メンバーの成長やキャリアに関する課題を3つの観点で捉えました。
そして、それぞれの結果が還元されるサイクルを生み出し「メンバーが進化できる環境」をつくります。

1.個人の力の向上|学習・環境に対する支援

DevEnable室では、開発業務に集中するために社内手続き等ビジネス業務の代行支援や、スキルアップの機会・選択肢を増やす学習費用の補助などのサポートを行います。
タイミーの開発に携わるメンバーが開発に集中できること、学習し続けることで個人としてのスキルを伸ばせる環境を目指します。

2.深い挑戦のある打席|事業成果の創出

DevEnable室では、柔軟な配置転換や抜擢のための機会提供、メンターのアサインを通してメンバー一人ひとりの多様な志向に合わせたキャリアアップのための支援を行います。
たとえば、エンジニアであれば「テックリードとして専門性を深めていく」「エンジニアリングマネージャーとして開発組織のマネジメントを行う」「PdMとして開発全体をリードする」といったキャリアを積み重ねるなかで、やってみたいことや任せられる役割は変化していきます。
こうした支援を通してメンバーの成長・活躍できる環境をつくり、事業成果の創出を目指します。

3.実体験をもとにした再現性のある言語化|キャリア・コミュニティへの還元

DevEnable室では、国内外問わず開催される技術カンファレンスへの参加機会の提供やテックブログ、登壇資料作成に集中するためのサポートを行います。
メンバーが仕事を通して得た知識や経験をそのままにすることなく、体系化・言語化、発信をサポートし、本人のキャリアや属する技術コミュニティの前進を目指します。

今後の向き合う課題と施策

この3つの観点を踏まえて、メンバーの課題に向き合い、モチベーションを高められるような支援を目指しています。
たとえば以下のような課題に対して、それぞれ施策を準備しています。

  • 課題:開発に専念したい
    ▶施策:事務手続代行のコンシェルジュ制度

  • 課題:手軽に学びたい
    ▶施策:書籍以外のインプットもカバーする学習補助制度

  • 課題:個人の状況にあわせて最適な技術的アドバイスが欲しい
    ▶施策:メンバー専属の技術顧問制度

  • 課題:自分の技術や知見を高めたい
    ▶施策:難関の資格試験や競技プログラミングへの挑戦を支援する制度

など「TDE10(Timee Dev Enable)」と銘打ち10個の施策をリリース予定です。

DevEnable室の取り組みの詳細についてはこちら

今後タイミーが取り組む課題

誰がやるのか?

DevEnable室は、元エンジニアのバックグラウンドを持つメンバーや技術広報、エンジニア採用のスペシャリストが所属し、VPoE直下の組織として決定から推進まで行います。

<DevEnable室からメッセージ>

タイミーのミッションの中に「インフラをつくる」というワードがあります。
インフラをつくるためにはプロダクトもシステムも、それらを生み出す組織も持続可能でなくてはいけません。
変化の激しい環境、技術の進化するスピードが早い中で継続して価値を創出し続けるためには、採用によって新しい経験やスキルを組織に注入することも必要ですが、所属するメンバー全員が成長し続けることも重要だと感じています。
今回発足したDevEnable室を通して、インフラをつくることを通して開発者としての成長が実現できる環境を作りたいと考えています。

さいごに

タイミーでは、DevEnable室の設立を皮切りに、開発組織の進化のために今後さまざまな施策を実施していきます。

DevEnable室の取り組み、組織や開発についてカジュアルにお話できる機会をオープンしています。
さまざまなポジションのメンバーとカジュアル面談を実施しておりますので、お気軽にご連絡ください!

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