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開発に携わるメンバー一人ひとりに技術顧問をつけられる「メンバー専属技術顧問制度」を開始

タイミーは先日「開発組織のメンバー一人ひとりが能力とモチベーションを最大限発揮し続けるための環境づくり」をMissionとした「DevEnable室」を設立しました。
日々開発組織のメンバーが感じる課題に向き合い、学習機会の充実や、キャリアアップのサポートなどを通して「開発組織の進化」に伴走しています。
※DevEnable=DevEnableはDeveloper Enablementの略称

※本記事に記載の制度名や内容については2024年7月現在のものです


向き合った課題:こんなとき…一体誰に相談すればいいだろう?

・フロントエンドの高速化に興味があるけど、CTOやEMはサーバーサイド出身なので相談しにくいしなぁ・・・
・AWSの最新技術について検討したいけど、社外の事例が集まりづらくて、新しい視点で発見が少ない。どうしたらいいかなぁ。
・将来的に起業も含めてキャリアを考えているけど、さすがにCTOに起業の相談はちょっとしにくい・・・

開発業務に携わるメンバーは日々自身の技術力を高めること、また新しい技術をキャッチアップすることが求められます。
独学や業務を通してでも学ぶことはできますが、それにも限界があります。
どのようにすればメンバー一人ひとりにあった方法で成長のサポートをできるか考えました。

「メンバー専属技術顧問」でメンバー一人ひとりに技術顧問を!

今回タイミーはTDE10(Timee Dev Enable))施策の第4弾として、メンバー一人ひとりの希望に沿って、気軽に質問ができる技術顧問をつけられる制度をスタートします。
メンバーの課題に応じて、技術顧問から最適なアドバイスやレビューを受けられる環境をつくります。

タイミーの開発メンバーが技術顧問に相談したいこと

制度をスタートするにあたり事前に、開発組織のメンバーに対して技術顧問にどのようなことを相談したいかをアンケートをとりました。
そのなかで多く寄せられたのが、「コードレビューをしてほしい」というもの。
次いで「中長期のキャリアのこと」でした。
その他「プロダクトの今後の方向性について壁打ちしたい」「技術顧問の方が気になっている/知るべき技術を教えてほしい」「コーチングやマネジメントなどのスクラムマスターに必要なスキルなど相談したい」という内容もありました。

メンバー専属技術顧問は何をするのか?

メンバー専属技術顧問制度では、定期的にメンバーからのアンケートで希望のあった技術顧問と契約をし、希望者とマッチングをします。
技術顧問となる方にはあらかじめタイミーのシステムのドメインモデルや各技術スタックをご理解いただきます。
メンバーは技術顧問とSlackで日常的に質問ができるほか、週1の1on1を行うことができます。
その時間は例えばペアプロやコードレビュー、キャリアに関する相談など自由に話すことが可能です。

エンジニア以外のメンバーからの技術顧問依頼も可能です!

タイミーの技術顧問の紹介

タイミーの開発組織をサポートいただいている技術顧問のうち2名の方をご紹介します!

松舘 大輝氏(2019年9月〜)

iOS Developer。Google Developer Expert for Firebase。
SwiftをはじめとしたOSS活動を行っており、Swiftのテックカンファレンスであるtry! Swift Tokyoのオーガナイザーを務めている。
著書『iOSアプリ設計パターン入門』(PEAKS)。

松舘 大輝氏プロフィール

松館氏にはiOS Developerのご経験から以下のような相談に乗っていただいてきました。

  • リリース時のリスク緩和にiOSの段階リリースを引き続き利用すべきかどうか

  • アプリの認知負荷をあげている、かつバイナリサイズに影響もあるRxSwiftというライブラリをアプリから剥がすべきか、その際にSwift Algorithmsは利用できると思うか


角谷 信太郎氏(2021年5月〜)

タイミーもスポンサードしている日本最大のRubyカンファレンス「RubyKaigi」の運営に2006年より携わっている。
一般社団法人日本Rubyの会理事。
プログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ」顧問。
アジャイルなソフトウェアデリバリーを支える体制づくりのお手伝いをしています。
『ユニコーン企業のひみつ』(オライリー・ジャパン)『Clean Agile』(アスキードワンゴ)『Rubyのしくみ』(オーム社)『アジャイルサムライ』(オーム社)『アジャイルな見積りと計画づくり』(マイナビ出版)など訳書多数。
最新作は『研鑽Rubyプログラミング』(ラムダノート社)。

角谷 信太郎氏プロフィール

角谷氏には毎週1回、スクラムマスターそれぞれがテーマを持ち寄り、それについてディスカッションをしていただいています。
その他に過去のご経験から、アドバイスや知識のインプットをしていただいています。
例えば、「チーム開発にプロダクトゴールは設定しているか。する場合は、どのように設定しているか」「スクラムマスターとして最近読んだ書籍でおすすめは?」など様々な質問・相談に対してお応えいただいています。

さらにエンジニア個人のニーズに応えるために

タイミーの開発組織の人員も増え、個々人キャリアや技術に関するニーズも多様化しました。
今回の「メンバー専属技術顧問」制度は、こうしたニーズにより細かく応えることで、個人の成長を後押しします。

さいごに

タイミーでは、DevEnable室の設立を皮切りに、「TDE10(Timee Dev Enable)」と銘打ち、開発組織の進化のために10の施策を実施してきました。

タイミーでは、DevEnable室の設立を皮切りに、開発組織の進化のために今後さまざまな施策を実施していきます。

DevEnable室の取り組み、組織や開発についてカジュアルにお話できる機会をオープンしています。
さまざまなポジションのメンバーとカジュアル面談を実施しておりますので、お気軽にご連絡ください!

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