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チームで成果を発揮したい。データの力でタイミーを進化させる組織へ

「データを用いた意思決定を支援する」データ統括部。データ分析のプロフェッショナルが在籍し、日々タイミーを“表す”データを抽出・可視化しています。

今回は、データ統括部の立ち上げフェーズにデータサイエンティストとして入社した菊地翔太さんこと、cookieさんに「タイミーでデータ分析をする面白さ」や「データ統括部の雰囲気」をお聞きしました。

部門の立ち上げフェーズから関わっているcookieさんならではの視点で、データ統括部の魅力をお伝えします!

※本記事の内容は公開時点のものです。


プロフィール

菊地 翔太(Shota Kikuchi)
大学在学中からインターンとして、Web開発やデータ分析に携わる。卒業以降、一貫してデータに関わる業務でスキルを磨き、機械学習を用いたシステムの受託開発、自社サービスのグロースに関わるデータ分析を経験。2021年12月にタイミーへ入社し、現在はデータ統括部データサイエンス(DS)チーム所属にする。

革新的なサービスを支えるデータサイエンス組織の立ち上げに惹かれ、タイミーへ入社

ーー本日はよろしくお願いします!cookieさんは、新卒からずっとデータに関わるお仕事をしているんですよね?

そうです。肩書きはデータサイエンティストだったり、機械学習エンジニアだったり……というのはありますが、新卒から一貫してデータに関わる仕事をしています。

学生時代に遡ると、もともとは機械学習ではなく、企業のWebサイトやECサイトの構築など、Webエンジニア兼ディレクターのような活動をしていました。その後に「機械学習」というワードが流行したのもあり、私も独学で勉強することにしたんです。

機械学習を用いたシステム開発やコンサルティングを生業にする企業のインターンシップに参加し、そのまま正社員として入社。大手企業から依頼されたデータの分析や予測モデルの作成案件などを担当しました。

ーービッグデータに触れる機会もありそうで、さまざまな分析の知見が溜まりそうな仕事ですね。

はい、大きなデータに触れる機会もたくさんありました。一方で、いわゆるPoCの検証フェーズまでで案件が終わってしまい、作ったものが実際に活用される場面を見届けられないことも……。

そこにもどかしさもあって「データ基盤がプロダクトにしっかり反映され、価値発揮できるところまで携わりたい」と自社サービスを持つ会社への転職を決意したんです。
前職のココナラも含め2社、自社サービスのデータサイエンスに関わり、画像認識や推薦システム、不正検知システムの構築、データ基盤の整備に携わってきました。

ーー4社目がタイミーですね。以前からタイミーのことは知っていたんでしょうか?

私が2社目で勤めていた時に、ちょうどタイミーがローンチしたタイミング、かつ当時のオフィスが近所同士ということもあって、名前は知っていました。

とはいえ、仕事として絡むことは当然なく、タイミーで働くことを意識し出したのはスカウトメールをもらってから。「タイミーでもデータサイエンティストを募集しているんだ」と興味を持ちました。

2サイドマーケットプレイスという点で前職のココナラとの共通点もあり、何よりサービス自体が非常に革新的だったので、話を聞いてみたいと面談を希望したんです。

ーーカジュアル面談の印象はいかがでしたか?

タイミーでは、早い段階からデータエンジニアが在籍し、データ基盤の整備が行われていました。データを利活用する土壌がすでにあり、データサイエンティストとしてできることが多いだろうと感じましたね。

当時はデータサイエンティストがいない時期だったので、組織の立ち上げに携われる点も魅力で、ワクワクしたのを覚えています。

ーー当時はデータ統括部自体はなく、BIチームという一つのチームでしたもんね。組織のフェーズが入社の決め手にもなったんでしょうか?

そうですね。今までの会社でもデータサイエンス組織の立ち上げに携わり、良いことも悪いことも経験してきました。

その経験を糧に、より中心的な立場でチームを引っ張る存在になりたいと思ったのが、決め手の一つになりました。

加えて、サービスの革新性や面談で出会った方々の人柄が魅力で「みんな楽しそうに働いているな」と感じたのも大きかったです。

3つの役割をこなし、データ統括部をより良い組織へ

ーー現在のお仕事内容を教えてください。

現在は、データサイエンス、チームマネジメント、バリュー浸透の3つの軸で仕事をしています。

まず、データサイエンティストとしては、各種施策の効果検証や事業数値に対する機械学習モデルの構築、機械学習基盤の構築・運用がメイン業務です。

同じデータ統括部のデータエンジニアやアナリストはもちろん、マーケティング、CS、営業とさまざまな組織と連携しています。
各部門と連携することで、営業活動の効率化や外部リソースにかかる工数の予測をしているんです。

ーーチーム運営にも積極的に関わっていらっしゃいますよね?

データ統括部では、スクラムの考えに則ってチームの運営をしているのが特徴です。メンバーが円滑に業務にあたれるように各種Notionページを作成したり、チームOKRの策定をしたり。チーム拡大に向けた採用面接を担当することもありますね。

また、「Working Agreement」の作成も行っています。

ーー「Working Agreement」とは、どんなものでしょうか?

簡単に言うと、チームで働く上での約束事ですね。

データ統括部はフルリモートでの働き方が可能で、中には福岡で働いている方もいます。そのため、リモート環境で生産性高く働くための仕組み作りが大切です。

2020年以降、リモートが主流になり、コミュニケーションの手法もテキストベースに移っていきました。テキストコミュニケーションにおいては、誤解を生まない伝え方が求められます。

たとえば、コードレビューなどは伝える側にそのつもりはなくても、受け手には強い言葉と受け取られてしまう場合もあるんです。私自身も実体験としてあったので、そういうことが起こらないようにという思いを込めて「Working Agreement」を作っています。

ーーチームで共通認識を持つのは大切なことですね。タイミー全体としては、バリューも4つ定めています。cookieさんは、バリュミーアンバサダーとしても活動していますよね。

そうですね。タイミーのカルチャー浸透プロジェクトとして全社で行われている「バリュミー」の第2期が始まり、データ統括部にもっとバリューを浸透させるための活動をしています。

具体的には、データ統括部における「バリューを体現するアクション(バリューフィットワード)」をまとめています。

ワークショップを開催してメンバーから意見を吸い上げたり、Googleフォームを利用して匿名でアンケートを募ったり。ようやくアウトプットが完成しそうという段階です。
回収した意見は、Miroを使ってマッピングして、一つひとつの意見を統括して、ワーディングをしています。

3か月に1度開催される全社総会では、バリュー賞も発表されるので、それをデータ統括部のメンバーが受賞できるように、バリュー浸透をさらに進めていきたいです。

これまでにない市場を分析し、価値を出せる面白さが魅力

ーーあらためて、タイミーでサイエンティストとして働く面白さを教えてください。

これまでになかった市場のデータを分析して、価値を出せるのがタイミーの面白さですね。

既存のアルバイト媒体では「募集開始〜応募〜面接〜採用〜勤務開始」までのデータは取れるのですが、それに「評価」を加えたデータを短いサイクルで取ることはできませんでした。

しかし、タイミーの場合は「申し込んでからすぐに働ける」かつ、「事業者とワーカーさんが相互にレビューをする仕組みがある」ので、この一連の流れが短いサイクルでデータとして取れます。

その中で、データサイエンス的な手法を使って価値を出せる点は多くあり、やりがいにつながるポイントです。

また、データサイエンティストとしての総合力が試される仕事だとも感じています。データサインスの領域としては、自然言語処理やテーブルデータという括りがあったり、時系列に沿った分析や地理情報を活かしたデータ分析手法など、さまざまな分析軸があるんです。

タイミーのデータ分析には、そのすべてが必要とされます。データサイエンスの知識を総動員して、分析にあたれる面白さは感じますね。

ーー今までの経験を活かしながら、新しい視点でのデータ分析もできるんですね。働く環境はいかがですか?

素直で成長意欲や学習意欲が高い仲間たちに囲まれて、非常に刺激的な環境です。会社自体も凄まじいスピードで成長しており、バリューの一つである「やっていき」の精神の元、新しい挑戦に向かっていける文化がある点が魅力だと感じています。

メンバーとともに成長し、タイミーのデータサイエンス力を強めていきたい

ーー今後、DSチームとして「やっていき」なことを教えてください。

チームとしては「マッチングのデータサイエンス」をもっと突き詰めていきたいと思っています。

たとえば、募集を出してから、どのくらいで稼働が埋まるか。稼働が埋まる要因が、周辺のワーカーさんの人数なのか、業務内容なのか、時給なのか、はたまた募集カテゴリなのか……。それを明確にできるようなデータ分析を進めたいと思っています。

また、個人としてはマネジメントへの関心が高まっていますね。もちろん、プレイヤーとしての能力も伸ばしていきたいものの、個人では成し得ないことをチーム力で実現していくのも楽しいなと。

データ統括部には、若手のメンバーも入ってきてくれているので、彼らが成長していく姿を見るのが自分ごとのように嬉しいという気持ちもあります。

少し未来の話ですが、ゆくゆくは全社的なデータ戦略の立案及び実行を担えるような存在になりたいですね。

ーー最後に、採用メッセージをお願いします!

私自身、「自分が作ったデータがプロダクトの価値として発揮される瞬間」は、やはり何事にも変えられない魅力があると思っています。

タイミーは「データサイエンスの力でこれを実現したい」という明確なビジョンと情熱を持っている方にとっては、魅力的な環境です。データサイエンティストとしての高い専門性を活かし、さらなる挑戦をしたい方には楽しんでいただけると自負しています。

ぜひ、私たちと一緒にタイミーの進化を推し進めていきましょう!


お話できることを楽しみにしています

ご興味を持っていただけた方はぜひカジュアル面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!
ぜひ、ざっくばらんにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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