見出し画像

もっとタイミーを使いたい。チームで挑む「理想ファースト」なアプリ開発

「一人ひとりの時間を豊かに」というビジョンを掲げ、これまでにない「自由な働き方」を提供するタイミー。「スキマバイト」の浸透とともに事業も大きく成長しています。

今回はiOSアプリエンジニアの山崎 央翔さんにインタビュー。タイミーの事業への共感や働く中で感じている魅力について教えてもらいました。

※本記事の内容は2024年5月公開時点のものです。


プロフィール

山崎 央翔(Ouka Yamazaki)
2015年、エンタテイメント事業を展開する大手IT企業に新卒入社。フロントエンド開発、iOSアプリ開発に従事する。不動産系スタートアップに転職し、iOSアプリエンジニアとして活躍した後、フリーランスに転向。絵本アプリの開発を中心に約4年間さまざまな開発プロジェクトを経験する。2023年11月にタイミーに入社し、iOSアプリエンジニアとして「タイミー」のアプリ開発に奮闘中。コーギーグッズが好き。

世の中に必要とされるアプリ開発を目指して、タイミーへ入社

ーー本日はよろしくお願いします!まずは、タイミーに出会うまでのキャリアについて教えてください。

大学時代にプログラミングに興味を持った影響で、卒業後は動画配信サービスを提供するIT企業のウェブエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。主にフロントエンド開発を担っていたのですが、iOSアプリ開発側の人材不足もあって「やってみないか」と声をかけてもらったんです。

すでに一人一台はスマートフォンを持っている中で「もっとユーザーに使ってもらえるものづくりができそう」と感じて、iOSアプリエンジニアにシフトチェンジすることに決めました。私自身はもともとAndroidユーザーだったのですが、すっかりiOS好きに(笑)。その後、別の環境でさらなるステップアップをするために転職を決意しました。

二社目に選んだのは不動産系のサービスを提供するスタートアップ企業。企業規模も扱うサービスも一社目とはガラッと変えました。一社目ではエンジニアだけでも200名を超える人数で大きなチームの一員として働いていたので、もう少し小規模なチームで裁量広く働くことに興味があったんです。

入社後は、当時流行していた「民泊」のための物件マッチングサービスのアプリ機能開発や改善を担当。デバッグ周りで肥大化した工数の削減や効率的な開発環境の整備なども経験させてもらいました。その後、約4年間のフリーランス活動を経て、タイミーに入社し現在に至ります。

ーーフリーランスの活動もしていたんですね。

そうなんです。自社のプロダクト開発がひと段落したときに「もっと技術を磨きたい」「開発以外のこともやってみたい」という想いが芽生えたことがきっかけでした。自分の力試し的な意味合いも込めて、思い切ってフリーランスに転身したんです。この時期は開発プロジェクトへの参画はもちろん、プログラミングスクールで講師なども行っていました。

ーーそんな中、正社員として組織に属する働き方に戻る選択をしたのはなぜでしょうか?

年齢的にも30歳になるタイミングであらためてキャリアを見つめ直したことがきっかけにはなりました。ただ、結果的に正社員で働く選択はしたものの、最初から正社員に戻ろうと決めていたわけではなく「もっと自分らしく働ける環境」を目指していたという方が正しいかもしれません。

それまでのキャリアの中ではスタートアップ企業でのアジャイル開発の経験が楽しかったこと、そんな中でもプロダクトをうまくグロースさせることはできなかったという心残り。それを踏まえたときに「アジャイル開発ができて、グロース期を迎えているプロダクトを持つ企業」という軸が一つ出来上がったんです。そんな軸を掲げながら行っていた転職活動の中で出会ったのがタイミーでした。

選考を進めるうちに「タイミー」というプロダクトへの共感や働き方のフィット感があって、正社員として入社をすることになったんです。

ーープロダクトへの共感が入社の決め手になったんですね。どのあたりが山崎さんに響いたのでしょうか?

真っ先に思ったのが「自分が学生のときにあったらタイミーを使ったのに」ということでした。私は学生時代にレジ打ちのバイトを4年間やっていたんですけど、正直あまり前向きに取り組めていなかったと思うんですよね。他の仕事も試してみたい。しかし、またイチから自分に合うバイトを探して、履歴書準備と面接というハードルを超えてまで辞める理由もないと半ば惰性で続けてしまっていたんです。

タイミーは履歴書も面接も不要というところで「そもそもそんなことできるのか」と一気に興味を持ちました。気軽にいろんな仕事を経験できるタイミーのようなサービスが当時からあれば、自分の学生時代ももっと充実していたのかなと思うと「これは世の中に必要とされるサービスだ」というところが一番響きましたね。

ちなみに、複数の企業を見ている中で「選考中の印象が良かった」というのも決め手になりました。タイミーでは面接の前段階で「次はこういう目的でお会いしましょう。選考ではなく相互理解の場です」といった各選考段階の目的を丁寧に連絡してくれたことが印象的でした。社員紹介の記事なども複数出ているので、面接でお会いする方がどういう人物かを事前に知りやすかったこともポジティブでしたね。

ユーザーの負担を減らし「もっと使いたくなる改善」を進めていく

ーー現在のお仕事を教えてください。

タイミーでも引き続き、iOSアプリエンジニアとして「タイミー」のアプリ開発に従事しています。
主に取り組んでいるのは、タイミーに登録される求人数を増やし、働き手であるワーカーさんにより多くの「はたらく」機会を提供するための施策です。

直近では、事業者側の受け入れコストの改善施策として「働く前の質問」機能を追加しました。この機能は、たとえば制服のサイズなどの働く前の準備に必要な情報をワーカーさんに聞くことができるものです。

それまでは個別メッセージでやり取りをお願いしており、受け入れコストの負担が大きかったのですが、受け入れ側の負担を削減したことで「もっとタイミーを活用しよう」と思っていただける一歩になったかなと思います。今後もタイミーに掲載される多種多様な求人に合わせた機能追加や改善を行っていく予定です。

また、チーム外での活動として、iOSメンバー内でiOSアプリ開発における技術改善にも取り組んでいます。現在はリファクタリング、UIテストの自動化、RxSwift->SwiftConcurrencyへの移行、SwiftUI化などにフォーカスしており、主に「SwiftUI化」が私の担当です。
これらの技術改善は将来の機能改善や保守運用のしやすさを高める重要な活動になるため、チームの作業の合間に取り組んでいます。

ーー山崎さんがお仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

一社目の時代から「HRT(Humility(謙虚)、Respect(尊敬)、Trust(信頼))」をずっと大切にしています。

前提として、エンジニアの三大美徳に「怠惰・短気・傲慢」というものがあるんですけど、ワードだけ見るとすごくパワフルですよね。これはあくまでもプログラマーとして「楽するために努力を惜しむな」「安定動作に向けて改良を続けよ」「過信せずに耳を傾け完成度を高めよ」ということで、自分が書くコードに対してはこのくらいパワフルに行こうということだと理解しています。

しかし、過去を振り返ってみると、それが人間関係に出てしまう人も見たことがあって……。それは一番良くないなと思ったんです。その反動ではないですけれど、とくにチームで働く上では「HRT」を重要視しようと決めています。

チームで理想に向かって安定したアプリを継続して提供していきたい

ーータイミーの「ここが好き!」というところを教えてください。

みんなが同じ方向を向いていて、どんどんプロダクトも組織も成長しているところが魅力ですよね。
タイミーで働いていると、みんなが「アウトカム(成果)を出すための理想」を考え抜いて、それに向かっていくのを強く感じます。それを一番に考えないと顧客価値を生み出せないという考えのもと、私のチームでもまずは「理想」の状態を明確にするところから始まるんです。

まさにタイミーのバリューにもなっている「理想ファースト」が浸透しているなと感じています。

あとは、フルリモートの働き方が定着していて自宅で仕事がしやすいのも魅力ですね。SlackやNotion、Miroなどのさまざまなツールを活用してチームでワークする文化が根付いています。全社総会などの同期的なイベントが多く、そういう場でメンバーの生のリアクションに触れられる機会が設けられているのも特徴です。

チームメンバーに対して、自分の今の体調などを表明できるような仕組みも取り入れており、フルリモートでありながらオフィスワークと遜色ないコミュニケーションの中で働けています。

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

iOSアプリエンジニアとして「安定したより良いiOSアプリを継続的に提供し続けること」が目標です。当たり前のことだとは思うのですが、今はこれが重要なことだと考えています。

アプリが使えない状態になり、ワーカーさんの働く機会が損失してしまうのは避けたい事態です。アプリを安定稼働させつつ、機能追加やバグ修正などのタイミーユーザーにより多くの価値を提供し続けられるような取り組みをしていけたらいいなと思っています。

お話しできることを楽しみにしています!

ご興味を持っていただけた方はぜひ面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

プロダクト本部の公式Twitterでは、技術関連情報を発信しています。 ぜひフォローしてください!