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日本の人手不足問題を解決したい。タイミーで挑む、人を笑顔にするデザイン

「一人ひとりの時間を豊かに」をビジョンに掲げるタイミー。従来とは異なる新しい「はたらく」機会の提供を通じて⼈々の可能性を広げ、「はたらく」にまつわる社会課題を解決しています。

今回は「日本の労働人口減少の課題を解決したい」という想いを持つ岡本りのさんにインタビュー。タイミーの「デザイン」を手がけるやりがいや魅力を聞きました。

※本記事の内容は2024年6月公開時点のものです。


プロフィール

岡本 りの(Rino Okamoto / Chen,Li-Jeng)
台湾国立雲林科技大学 デジタルメディアデザイン学科でデザインを学んだ後、台湾国立台湾科技大学でMBAを取得。在学中にラジオ会社のアナウンサーやビジネス雑誌会社でのインターンシップも経験する。2020年に来日し、アプリやウェブに関わる支援を行うIT企業にデザイナーとして入社。さまざまなデザインを手がける。2023年8月、タイミー入社後もユーザーに寄り添ったデザインを生み出している。

「はたらく」にまつわる社会課題を解決するタイミーの事業に共感

ーー本日はよろしくお願いします!まずは台湾出身のりのさんが日本で働くことになった経緯を教えてください。

以前、旅行で日本を訪れたときに「日本の人手不足」を目の当たりにしたことがきっかけでした。当時、岩手県盛岡市を旅していたのですが、高齢者の方が忙しく働いている様子を見て「自分の能力を活かして日本の社会課題に貢献できたらいいな」という想いが芽生えたんです。

もともと台湾の大学でデザインを勉強していて「日本のデザインって素敵だな」とも思っていたこともあって、日本でデザインの仕事をしながら社会貢献ができればと、2020年に来日しました。

ーーそうだったんですね!来日されてからはどんなお仕事をしてきたのでしょうか?

来日後は、アプリやウェブ制作を支援するIT企業に就職。日本三大花火の一つである公式アプリや大手リサイクルショップ公式サイトなど、さまざまなデザインを手がけてきました。

たくさんのプロジェクトに携わらせていただきましたが、中でも思い入れがあるのは「大手不動産会社の街づくりプロジェクト」。私は「街づくりを通じて社会課題の解決に挑戦する」をテーマに定期開催されていたイベントの中で「がん検診」や「子育て支援」を宣伝する制作物のデザインを担当しました。結果として、イベント参加者数の増加に貢献でき、大きな達成感を得られたことが強く印象に残っています。

ーー前職でも活躍する中でタイミーへの転職を決めた理由はなんだったのでしょうか?

先ほどお話しした通り、もともと私が日本で仕事をしようと決めたのは旅行中に直面した「日本の人手不足問題」がきっかけでした。前職の街づくりのプロジェクトを経て「もっと社会に貢献したい」という気持ちが強くなり、今一度、社会課題に向き合える仕事がしたいと考えていたときに出会ったのがタイミーだったんです。

私にとって、仕事はただ生活を維持するためだけのものではありません。自分のスキルを活かして、会社と社会をより良くしていきたい。そんな自分の価値観と「はたらく」にまつわる社会課題を解決していくというタイミーの目標がピッタリ重なったような感覚を持ちました。

また、選考中にタイミーに所属するデザイナーのみなさんともお話ししたのですが、とても優しくしていただいて「タイミーで働きたい」という想いがどんどん大きくなって入社を決めましたね。

「タイミーを使って良かった」と笑顔をもらえるデザインを目指す

ーータイミー入社後のお仕事について教えてください。

現在はコミュニケーションデザイングループに所属し、さまざまな制作物のデザインを担当しています。代表的な制作物は「タイミーラボ」で公開されている特集記事のアイキャッチ画像や一般社団法人由布院温泉旅館組合様との業務提携におけるビジュアル、タイミーに入社したメンバーに配るウェルカムボックスのデザイン、社内向けの産休育休ガイドブックなどです。

労務チームと作り上げた産休育休ガイドブックは、従業員のライフステージの変化、産休育休の取得を安心して迎えられるようにサポートの一つとして作成しました。資料としての見やすさを意識してデザインしましたが、社内展開後には「わかりやすい」と反響をいただき嬉しかったですね。

▲安心して産休育休を取得してもらえるように「産休育休ガイドブック」を作成

ウェルカムボックスはそれまでのなんの変哲もない段ボールからデザインを一新。同梱されるタイミーステッカーや代表の嶺さんからのメッセージカードなどもデザインしました。

▲新入社員向けのウェルカムボックスもワクワク感を与えられるようなデザインに!

また、関西支社移転記念としてオフィスアートも担当。休憩スペースを利用する際に「コーヒーを飲んでゆっくりリラックスできる環境」をイメージして制作しました。関西オフィスのみなさんがすごく喜んでくれたのでとても印象に残っています。

ーー入社してまだ1年経っていませんが、本当に多くのデザインを手がけられていますよね。先日オフィスで「間違い探し」を見ましたが、あれもりのさんがつくっているんですか?

そうなんです。間違い探しはタイミーのオフィスや公式X(旧ツイッター)で公開しているのですが、なかなか難しいんですよ。難しすぎても簡単すぎても面白くないので、その辺りのバランスも考えながら毎月つくっています。最近はコツを掴んで、最初の頃よりちょうどいいレベルの間違い探しをつくれていると思います(笑)。

▲タイミーの間違い探し。5月のテーマは「母の日」

こういったエンタメ要素のあるデザインの他、カスタマーサクセスのメンバーと一緒に、働き手であるワーカーさんが働きやすく、事業者様の人手不足問題を解消できるようなアイデアの提案もしています。私はよくワーカーさんが実際に働く店舗に足を運んで、課題の現地調査をしているんです。

一つひとつの課題の解像度をあげてユーザーの満足度を高める提案をすることで、人手不足の課題を根本から取り除くことを目指しています。

ーー現地調査までするなんて徹底していますね。素敵なデザインをたくさん生み出されていますが、りのさんが仕事を進める上で大切にしていることはなんでしょうか?

一番はやはりユーザーの気持ちです。デザインをつくる際には「このデザインは本当に必要か」「このデザインで問題解決できるのか」「事業者様の予算はもう少し抑えられないか」などを常に自分に問いかけています。

現地調査をしているのもその一環で「タイミーを使ってくれている人の気持ちを理解したい」から。カスタマーサクセスのメンバーと打ち合わせをするときにも単に事業者側から出された課題について考えるのではなく、もっと深く課題を深堀りするようにしています。

その後、ユーザーからのフィードバックや数値を確認し、ブラッシュアップする。このステップを繰り返して自分が納得できるものをつくるようにしています。フィードバックを徹底的に突き詰めた結果、ユーザーからの「タイミーを使って良かった」という言葉や笑顔をもらえることが一番のやりがいですね。

タイミーを利用するすべての人により良い体験を

ーーりのさんが感じているタイミーの魅力を教えてください。

たくさんあって迷うのですが、一番感じているのは「団結力」と「感謝し合う文化」です。タイミーで働いているメンバーは職種を問わず、みんながユーザーのために何ができるかを真剣に考えて一生懸命仕事に取り組んでいます。良いニュースがあればすぐに共有して、お互いに感謝し合えることが気持ち良いです。

私がタイミーのような大きな会社で働くのは来日してからはじめて。入社当初は戸惑いもあり、入社後2〜3か月は思う通りに動けないもどかしさを感じていた時期がありました。そんなときにもチームメンバーを中心にすごく優しく声をかけてくれて丁寧に仕事を教えてくれたんです。

日々の定例でもお互いに「タスクが多すぎて大変じゃないか」「体調が悪いなら無理をしないで」とその時々のメンバーの状況に目を配りあって、タスクを分け合う提案が出ることも良くあります。こんなに思いやりがあって、信頼できる仲間のいる職場はそうないんじゃないかなと思いますね。

あとは、普段の交流だと「部活」も楽しいです。タイミーにはさまざまな部活があって、Slackチャンネル上で交流したり実際に集まって活動したりしています。ちなみに、私がよく顔を出しているのはクッキング部のSlackチャンネルです。タイミーには不定期にオフィスに野菜を届けてくれる「タイミー農園」があるのですが、そこでいただいた野菜を使った料理を投稿しています。こういう業務外の交流が盛んなところもタイミーの魅力ですね。

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

タイミーに入社して、やはり日本の社会には人手不足の問題を抱える事業者様がたくさんいると実感しました。「日本の人手不足問題を解決したい」という初心を忘れずに、タイミーを利用してくださるすべてのユーザーにより良い体験を提供していきたいと思っています。
そのためにもこれまで以上にユーザーの課題を深堀りし、心から「タイミーがあって良かった」とフィードバックをいただけるような活動を続けていきたいですね。


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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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