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データ分析の密度が濃い。進化し続けるデータ統括部で働く魅力

タイミーのデータ分析を一手に担うデータ統括部。データアナリストが在籍するBIチームの中でもマーケティングチームと連携し、ユーザーの獲得や定着、稼働促進を担っているのが、マーケティングアナリティクスユニットです。

2022年1月にデータアナリストとして入社した山本 俊一さんは「この1年は密度が濃く、3年くらい経ったんじゃないかと感じている」と話します。

今回は、山本さんにタイミーの「密度の濃さ」を教えてもらいました。

※本記事の内容は公開時点のものです。


プロフィール

山本 俊一(Shunichi Yamamoto)
大阪大学経済学部卒業後、楽天株式会社に新卒入社。EC事業で3年間データ分析の経験を積む。タイミーのコンセプトに共感し、2022年1月に入社。データ統括部に所属し、BIチーム マーケティングアナリティクスユニットのデータアナリストとして活躍中。

タイミーのコンセプトに共感。ユーザーの可能性を広げたい

ーー本日はよろしくお願いします!山本さんは前職でもデータ分析をされていたんですよね。もともとデータアナリストを目指していたのでしょうか?

就職活動の時点では、マーケティング職に興味を持っていました。楽天に新卒入社したのも、豊富なサービスとデータ量を持っている会社で「ユーザーへの訴求方法」や「ユーザーが求める体験」を検討し、アプローチしていきたいと考えたからです。

入社後はEC事業部に配属され、データ分析の仕事をすることになりました。大学で統計学を学んだことや志望理由などを会社側に汲んでもらい、マーケティングに近しい仕事を任せていただけたのだと思います。

ーーEC事業部では、どのようなデータ分析を経験されたんですか?

楽天市場を利用するユーザーは「どういう人なのか」といったペルソナ分析や、楽天セールなどのキャンペーンにおける費用対効果を分析するのが主な仕事でした。

最初に思い描いていた通り、豊富で多種多様なデータを扱える恵まれた環境の中で、初めてSQLに触れるなど実務から学べることがたくさんある職場でしたね。

ーー学びの多い環境だったんですね。そこから次のステージに進もうと思われたきっかけはなんだったんでしょうか?

当時在籍していた事業部では、データを主語に「データをどのようにビジネスにつなげていくか」「このデータを用いてどのように売り上げを立てるのか」のようなデータの活用方法を型化して展開していくことに重きを置いていました。

活用できるデータ量も豊富でしたが、個人的には「ビジネスを主語にデータをどのように活用すればいいか」を検討した方がしっくりくると思い始めたんです。自分の理想とするデータ分析の考え方を経験してみたいと考えたのが転職のきっかけでしたね。

ーータイミーへの入社の決め手を教えてください。

決め手は大きく二つ。一つは「プロダクトを通じて、エンドユーザーへ価値を還元できるか」でした。

僕自身、大学時代からアルバイトをしてきて感じたのは「アルバイト経験=価値」になりにくいということ。スターバックスのようなネームバリューのあるバイト先でもない限りは、いまいち評価してもらえません。

タイミーの「働いた経験やスキルを可視化して、キャリアに還元させる」というコンセプトは、ユーザー一人ひとりの可能性を広げられるんじゃないかと思ったんです。

もう一つは「情報格差や機会格差を是正できるポテンシャルが大きい市場である」こと。僕自身、和歌山出身で都心と比べて、情報格差や機会格差を感じていました。タイミーなら、たとえば「経験のない仕事に出会い、働くことでよりその仕事に興味を持ち、人生の可能性を広げていくような経験」が生めると思ったんです。

「タイミーならやりたいことができる。この事業をデータの力で伸ばしていけたら面白そうだ」と感じて入社を決めました。

データの向こう側にいる「人」を意識した分析を

ーー現在はどのようなお仕事をされているんですか?

BIチームの中でも、マーケティングチームと協業して分析を進める「マーケティングアナリティクスユニット」に所属しています。

タイミーを利用するユーザーの獲得や利用継続に関するデータ分析が主な仕事です。働き手であるワーカーさんの獲得や定着、稼働促進に関わる分析をしたり、事業者さんの獲得・継続に向けた分析などを担当しています。

最近では「公開した求人の募集」と「募集が出た場所で求人を探しているワーカーさん」の噛み合わせが適切かを分析する業務に注力しています。

全体の稼働状況から一歩掘り下げて「地域別や時間帯別に求人が増えれば、まだまだ稼働を生み出せるポテンシャルがあるのか」それとも「ワーカーさんが足りておらず募集が埋まらない状況なのか」などを細分化しているんです。

その結果をもとに、ワーカーさんの獲得に注力する地域や募集求人の増加に注力する地域などを戦術に落とし込んでいく推進を行っています。

その結果、新しい稼働を増やせれば、事業者さんにもワーカーさんにもさらなる価値が届けられるんじゃないかと感じています。

ーーやることは盛りだくさんですね。入社当初は大変だったこともあったんじゃないでしょうか?

入社して約1年ですが、関わった分析業務も多く、環境も大きく変わりました。すごく密度が濃くて、体感的には「3年は経ったんじゃないか」と思っています(笑)。

入社当初はチーム編成が整っておらず、全社のあらゆるニーズや課題に対する分析、データの抽出依頼が来たりとひたすら依頼に答えていくことが多かったです。

当然、部門によっては業務内容の知見がなく、データ分析の前に多様な職種の業務理解を進めるところからスタートする必要がありました。それが大変ではありましたが、これまでになかった視野を広げられたという面やタイミーの全体感を掴むという意味で自分の成長にとっては良かったと感じています。

ーー仕事をする上で大切にしていることはありますか?

「データの向こう側の人に思いを馳せる」というのは、大切にしています。
データを扱う仕事は、どうしても目の前の数字だけに囚われがちです。「稼働1件」の数字だけを見ると「たった1件か」と思うかもしれませんが、その1件にも必ず人が関わっています。データの向こう側にいる生身の人間をしっかり意識するようにしていますね。

温度感の高いメンバーと作る自律的なチームの魅力

ーータイミーで働く魅力を教えてください。

まずは、部署もポジションも関係なく「タイミーを良くしたい」という温度感の高いメンバーが揃っていることが魅力です。

「どうやったらワーカーさんや事業者さんに良い体験をしてもらえるか」を一人ひとりが考えて行動しています。常に「ユーザーのため」という視点で議論ができるので、背景にどういう思いがあるのかを感じやすく「力になりたい」と思いながら、データ分析に取り組めるんです。

もう一つの魅力はチームの方針にもある「自律的なチーム作り」です。一週間ごとに振り返りをしたり、メンバー同士で困っていることを相談したり。チームで勉強会を主催して、今後伸ばしていきたい領域の知見を深める仕組みを作るなど、各自が自律的な文化を作る活動をしています。

ーー入社当時と比べてメンバーも増えてきていますが、チームの雰囲気はいかがですか?

そうですね。僕がタイミーに入社した時点では、BIチームの正社員は2名でした。今ではデータアナリストだけでも10名弱、全体だと20名弱という規模まで成長しています。

コンサルティング業界出身の方やスタートアップ出身の方など、キャリアのバックグラウンドもさまざまです。お互いの得意領域をコラボレーションして、相談がしやすいチームになってきていると思います。

カオスな環境を楽しみ、データの力を実感してほしい

ーー今後の目標を教えてください。

現在の仕事の延長線上になりますが、データの力でビジネスに貢献していきたいと考えています。

そのためには、さまざまな部門が実施している各種施策の効果検証を進め、再現性を持たせることが大切です。組織全体でアクセルを踏むべきところと、ブレーキを踏まないといけないところの共通認識を持ち、よりスピード感のあるデータ活用を推進していきたいですね。

ーー最後に、採用メッセージをお願いします!

データ分析の仕事をしていると「自分が分析したものが役に立ったのか成果がわかりづらい」という思いを抱えることも少なくないと思います。

タイミーは「自分の携わった分析の行く末」が知れる職場です。僕自身、マーケティングチームの方々とミーティングなどで日々議論することで、自分のデータ分析がどのような影響を与えたのかを実感できています。

まだまだ成長中でカオスな環境もありますが、好奇心が強く「新しいことに挑戦したい」という方にとっては、面白い環境だと思います。

自分が携わった分析を通じて、事業が成長していく感覚をぜひ体感してほしいです!


お話できることを楽しみにしています

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ぜひ、ざっくばらんにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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