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【データ統括部の本棚】みんなのおすすめ本を紹介します!

タイミーのデータ統括部には、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが所属しています。そんな個性溢れるメンバーたちの共通点の一つが「読書家」であること。Slackでも「この本、良かった!」という投稿が定期的に見られます。
そこで、データ統括部内で「おすすめの本」「気になっている本」について、アンケートを実施。本記事では、ジャンルを問わず、メンバーのイチオシ本を紹介します。
目次の気になるタイトルからチェックするも良し、最初から最後までチェックするも良し。お好みの方法でご一読ください!

※本記事は2023年4月時点のアンケートを元にしたものです。


どのくらい本を読んでいるの?

おすすめの本をご紹介する前に「データ統括部のメンバーがどのくらい読書をしているのか」も聞いてみました。

月に2〜3冊は本を読むメンバーが多いようです。回答者の中には月に6冊以上という強者も……。この読書量の多さには、データ分析のためにさまざまな知見を習得しなければいけないのは大前提として、スキルアップ手当の「Growmee」によって、気軽に書籍を購入しやすいという影響もあるかもしれません。

▲プロダクト本部同様、データ統括部にも適用されている「Growmee」

おすすめ書籍一覧

ここからは、データ統括部のメンバーが厳選する「ぜひ読んでほしい」書籍を紹介します。

楽しみながら学ぶベイズ統計

<おすすめポイント>
個人的には、ベイズ統計学の最も分かりやすい入門書だと思っています。統計に関心がある方にオススメできる本です。

ベイズ推論による機械学習入門

<おすすめポイント>
ベイズ推論による学習・予測を丁寧に数式レベルで追うことができます。ギブスサンプリングや変分推論を理論から理解したい方にもおすすめです。

AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン

<おすすめポイント>
学習・推論システムについて、ユースケースに合わせた10パターン以上のアーキテクチャとその実装例が丁寧に書かれていたから

効果検証入門~正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎

<おすすめポイント>
施策の効果測定の手段がわかりやすく分類されており、それら手段に対して丁寧な解説があります。気をつけなければいけないことや、例をもとにわかりやすく記述している書籍です。
<おすすめポイント>
効果検証や因果推論が非常に分かりやすくまとまっているので、入門編としておすすめです!

複数メンバーが推薦!

LEAN ANALYTICSースタートアップのためのデータ解析と活用法

<おすすめポイント>
タイミーのようなツーサイドマーケットプレイス型のビジネスモデルで、成果報酬型のマネタイズを行なっている場合にどのようなメトリクスが大事になるのか等を考える上でも有用です。

欠損データ処理: Rによる単一代入法と多重代入法

<おすすめポイント>
t検定、回帰分析、時系列分析を行う際に発生する欠損データ問題に対して、単一代入法、多重代入法の使い分けが理解できます。

実践的データ基盤の処方箋

<おすすめポイント>
データ基盤周りが網羅的に説明されています。

ユーザーストーリーマッピング

<おすすめポイント>
プロダクトとしてのデータ基盤開発のフローが把握できます。

タイタン

<おすすめポイント>
ChatGPT以後の近未来感がある設定と仕事にどう向き合うかを問う内容で面白かったから

FACTFULNESS

<おすすめポイント>
読んでいる方は多いかもしれませんが、もし読んでいなければ、ぜひ読んでほしいです。
データと統計を用いて世界の現状を正確に理解する方法が紹介されています。過去の知識や感情に基づいて世界を理解することにより生じる現実とのギャップをどう埋めていくのかが書かれています。特に「世界は良くないが、良くなっている」という言葉はとても考えさせられます。

社会システムモデリング

<おすすめポイント>
社会が持つ複雑なダイナミズムを理解するためのアプローチとして、社会システムのモデリングと社会シミュレーションの方法を記載している本書は、タイミーの事業ドメインにおけるさまざまな課題を解決するための手段(特にデータサイエンティスト)として、大いに役立つと考えています。

これから読んでみたい!気になる書籍

メンバーが「まだ読んでいないけど、気になっている」という本も聞いてみました。気になる理由もさまざま。読了後はぜひ感想を聞きたいです。

因果推論入門〜ミックステープ

<気になるポイント>
海外で評価が高い因果推論の書籍の初翻訳として楽しみな一冊です!

評価指標入門〜データサイエンスとビジネスをつなぐ架け橋

<気になるポイント>
おすすめ書籍「効果検証入門」のシリーズ新作!

会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか

<気になるポイント>
たまたまTwitterで見かけてタイトルに惹かれた。

実践XAI[説明可能なAI] 機械学習の予測を説明するためのPythonコーディング

<気になるポイント>
時系列モデルの説明可能性や自然言語処理の説明可能性についての知見が薄いため、その部分の知識を補充したいと考えているからです。

反事実と因果推論 ※2023年6月発売

<気になるポイント>
反実仮想機械学習(CFML)の理解を進めたい。

CIA極秘分析マニュアル「HEAD」

<気になるポイント>
分野は違うが世界中の情報を集めているであろう機関がどのような分析を実施し、意思決定をするのかが気になります。

スタンフォード式 疲れない体

<気になるポイント>
タイトルは少し気になりますが、体調管理やパフォーマンス向上のために、腹圧式呼吸を身につけたいです。

逆ソクラテス

<気になるポイント>
伊坂幸太郎さんの小説が好きでかなり読んでいます。この本はまだ読んでいないのですが、このタイトルでどのような世界観が描かれるのかが気になっています。

システム設計の面接試験

<気になるポイント>
システム設計に興味があり、最近出た本でまだ読めていないので、近いうちに読みたいと思っています。


いかがでしたか?この記事がみなさんと素敵な本との出会いになれば幸いです。カジュアル面談では「好きな本の話題」も大歓迎です!
ぜひお気軽にエントリーしてください。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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