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タイミーの成長によって「はたらく」選択肢を増やす。なんでもやるマインドで挑むプロダクト開発

「一人ひとりの時間を豊かに」をビジョンに掲げるタイミー。⼀⼈ひとりが⼈⽣の可能性を広げられるような「はたらく」のインフラを⽬指しています。

今回は「プロダクトに可能性を感じた」と話すバックエンドエンジニアの鈴木 勇佑さんにインタビュー。これまでのキャリアやタイミーでの仕事、そして今後の目標について話を聞きました。

※本記事の内容は2024年8月公開時点のものです。


プロフィール

鈴木 勇佑(Yusuke Suzuki)
大学でメディアコミュニケーションを学んだ後、プログラミング未経験でソフトウェアハウスに新卒入社。エンジニアとしてウェブアプリケーションの開発に従事する。その後、大手通信会社への転職を経て、シェアサイクルサービスを提供するベンチャー企業へ。運営用アプリケーションを中心に、プロダクトサイトなどを含め広く開発業務を担当する。2024年2月からはタイミーへ入社し、バックエンドエンジニアとして活躍中。

プログラミング未経験でエンジニアに。その時々で必要な技術を磨いてきた

ーー本日はよろしくお願いします!鈴木さんはプログラミング未経験でエンジニアになったそうですね。

そうなんです。大学時代は文系で将来記者を目指す人のための講座もあるような学部に通っており、文章を書くことはあれど、コードを書いたことはありませんでした。しかし、メディアコミュニケーションの研究にのめり込んだことをきっかけに、Apple や Google が出すガジェットや Webサービスを追うことが趣味に……。IT業界に関心を持つようになって「エンジニアの道もいいかも」と考えるようになったんです。

とはいえ、当時はプログラミング経験ゼロ。なかなか就職先を探すのも大変でしたが、運良く「プログラミング未経験可」「文系の学生OK」というソフトウェアハウスに新卒入社することができました。

ーー無事にエンジニアとしてキャリアをスタートできたんですね。タイミーに入社する以前は、どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?

そうですね。新卒入社した会社が研修に力を入れてくれていたこともあって、Webアプリケーション開発やプログラミングの基礎もしっかり学んだ上で、開発の現場に入ることができました。研修後は某大手通信会社のクラウドサービス開発プロジェクトに参画。Rubyを用いてアプリケーションの開発を行っていました。

5〜6年ほど優秀な先輩たちのもとで経験を積んだ後、長くプロジェクトでお世話になっていた大手通信会社へ転職。仕事内容はほぼ変えずに所属を変えるかたちになりました。OpenStack や Google Cloud  を基盤として Rails アプリケーションを開発したり、GUI の開発を担当したり。この頃から React.js や webpack などいわゆるモダンフロントエンドの技術にも触れるようになっていきました。

その後、長年抱えていた「toCサービスに携わりたい」という想いを叶えるために、大手通信会社の仕事を卒業。シェアサイクルサービスを提供するベンチャー企業に出会いました。

小さな組織だったので、TypeScript によるフリートマネジメントシステム(*1)の開発・運用を中心に、CI / CD 環境の整備、Google Cloud 基盤の整備、Zendesk の導入、プロダクトサイト・コーポレートサイトの開発など、手の足りない領域には広く携わりました。ベンチャー企業という環境の中で「何をやるべきか」「どんな技術が必要か」を自分で考えて実行する。そんな経験を得てきました。

*1)法人企業や団体が持つ社用車や事業用車両を適切に管理し、運行管理を行うこと

新しい“選択肢”を増やせるタイミーのプロダクトに惹かれて入社を決意

ーー鈴木さんは以前からタイミーに注目されていたとお聞きしました。

そうなんです。プレスリリースなどはよく見ていて、たまたまタイミー代表の嶺さんと高校と大学が一緒だということに縁を感じていました。農協とのコラボなど革新的な取り組みをしていて、採用にも積極的。優秀なエンジニアたちがタイミーに続々と参画しているのを見て、勝手ながら「次に転職するならタイミーだな」と思っていました。

ーーそして、実際にタイミーの求人にエントリーしてくれたわけですね。

ちょうど前職での仕事と育児が落ち着いたタイミングがあり、新しいチャレンジを求めて飛び込んでみることにしました。転職活動においては「社会貢献性の高い事業で成長している企業」という軸で数社選考を受けましたが、やはりタイミーはすごく魅力的で……。内定をもらえた時は嬉しかったですね。

ーーどのようなところが魅力だったのでしょうか?

タイミー「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションの通り、本当に働き方を根本から変える可能性を秘めたプロダクトだと思っています。

私が人生において一番の幸せだと思うのは「選択肢があること」です。既存の働き方にとらわれずに、新しい「はたらく」選択肢を増やしているタイミーならば、社会に生きる人々の幸福感を上げる一助を担えるのではないかと考えました。多くの人に幸福感を与え、今後も大きく成長し続ける可能性があるところに大きな魅力を感じています。

これは余談ですが、選考フェーズごとに「次はこういう話が聞きたい」といった丁寧な案内もあり、面接自体も話しやすい雰囲気で進めてくれました。個人的にはそれもすごくありがたくて、魅力の一つとして印象に残っていますね。

プロダクトのためにできることを進んで拾っていく

ーータイミー入社後の仕事内容について教えてください。

入社後すぐに「ワーカー様への振込」に関する開発プロジェクトをメインに行うチームに配属され、タイミーの銀行振込まわりのバックエンド開発を担当しました。タイミーのかなり重要な部分を担うプロジェクトに携われたことは大変でありつつ、かなり良い経験だったと思います。

現在は銀行振込の機能開発がひと段落し、新たなプロジェクトに向かって動き出したところです。

ーーこれまでのソフトウェアハウス、大手グループ企業、スタートアップベンチャーとはまた異なる環境下での挑戦になったと思いますが、戸惑いなどはなかったのでしょうか?

そうですね。これまでは「サービスのために必要な技術ならなんでもやる」と、特定の技術領域にこだわらないスタイルで仕事をすることがほとんどでした。その点、タイミーではエンジニア組織内でそれぞれの役割が明確化しており、自分の担当領域も決まっています。Railsを用いた開発に集中する人もいれば、AWSの知見を活かしてインフラ構築を中心に担当する人もいる状況なわけですね。

各自の担当業務に集中してコミットできるというメリットがある一方で、Railsを用いた開発という観点で考えると正しいと思えることも、他の技術的観点で見ると「ちょっと微妙だな……」ということも起こり得ます。自分の担当業務以外のことをどう把握して連携すべきかは戸惑いとしてあったかもしれません。

ーーすべてを自分で完結していたところから専門領域に集中しながらも連携力が問われる環境になったということですね。どのようにして戸惑いを解消していったのでしょうか?

正直に言うと、まだ自分なりの最適解は出せていませんが、プロダクトに必要なことは進んで拾っていく姿勢は心がけたいと思って行動しています。たとえば、インフラ側とアプリ開発側のどちらにもまたがるようなタスクが発生した場合は「ボールが宙に浮く」ということが起こりがちです。自分の主な担当領域にこだわり過ぎずに「プロダクトのためにできること」は進んでやっていくようにしています。

VPoEの赤澤さんからも「お客様の課題解決のために専門領域や役割を広げる越境性を持ってプロダクトの成長に取り組むエンジニアをタイミーのプロダクトエンジニアと定義する」と共有されていて、個人的にはすごく共感した考えでした。

パワフルで優秀なメンバーと働けることがタイミーの魅力

ーー入社する前からタイミーに注目されていましたが、実際に働いてみたからこそ感じる魅力はありますか?

タイミーで働くメンバーのパワフルさや優秀さは大きな魅力だと思います。まだ同じプロジェクトの中で一緒に働いた方が多いわけではないのですが、開発組織以外のメンバーも含めて全員がそれぞれの取り組みと向き合っている印象です。これだけ多くの人が熱意を持って「もっとサービスを良くしよう」としているからこそ、タイミーがこれだけ成長しているのだと感じています。リスペクトできる人たちと働けるやりがいがありますね。

また、職場環境も快適です。私は2021年夏に地方移住をしたのですが、タイミーのプロダクト開発組織はフルリモートが当たり前。私の所属しているチームのメンバーも全国各地に散らばっており、みんなリモートワーク慣れしているので、コミュニケーションなどで苦労した記憶もありません。

リモート環境を整えるために「リモートHQ」を利用できたり、書籍購入やスキルアップを補助してもらえたり。快適な環境で気兼ねなく技術研鑽をさせてもらえているなと感じています。

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

タイミーというプロダクトの魅力が入社の決め手でしたが、実際に開発に携わるようになってから「プロダクトの可能性」をより一層感じるようになりました。抽象的ではありますが、エンジニアとしてプロダクトを支える一翼を担うことが一つの目標です。そのためにもバックエンドという技術領域にこだわり過ぎず、落ちているボールを積極的に拾いながら足元を固めていく動きを継続していきたいと思っています。


お話しできることを楽しみにしています!

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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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