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ミッション実現の本気度がタイミーの魅力。EMの立場で挑む「はたらく」にまつわる課題解決

「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げるタイミー。ミッションの実現に向けて、メンバー一人ひとりが自身の役割と向き合っています。

今回はバックエンドエンジニアとして入社し、この6月からエンジニアリングマネージャー(以下、EM)に就任した口藏 佳希さんにインタビュー。タイミーでやりたいことや組織の魅力について話を聞きました。

※本記事の内容は2024年9月公開時点のものです。


プロフィール

口藏 佳希(Yoshiki Kuchikura)
医療系ベンチャーのエンジニアとしてキャリアをスタート。医療系システムの開発業務に従事しながらアプリケーションインフラ保守や運用を担当する。SIer企業で複数の開発プロジェクト経験を経て、エンターテインメント事業を展開するIT企業に転職。モバイルゲーム広告まわりやプラットフォームの企業向け管理画面の開発を担当する。その後、知人の紹介でペットビジネスを手掛ける企業に入社し、動物病院向けの電子カルテ開発からオウンドメディアの運営まで幅広く活動。2024年3月にタイミーに入社し、6月からはEMとして奮闘中。

みんなでミッションを体現しようとしている姿に惹かれてタイミーへ

ーー本日はよろしくお願いします!まずは、これまでのキャリアについて教えてください。

一番最初のキャリアは医療系ベンチャー企業のエンジニアでした。医療系システムの開発をメインに担当していたものの、当時の開発組織は5〜6名の小さなチーム。アプリケーションインフラ管理やお客様対応など「何でも屋」のようなことをしていました。当時はクラウド環境もまだなかったので、ブレードサーバーを担いだり、LANケーブルを編んだりもして……。懐かしいです(笑)。

さまざまな経験ができてファーストキャリアとしては悪くはなかったとは思いつつ、なかなか収入面では十分な環境とは言えず、当時交際中だった今の奥さんに背中を押されて転職を決意。SIer企業に入社し、大手電機メーカーの修理用部品管理システム開発や事務機器リース業を行う企業の在庫管理システム開発のプロジェクトなどに下請けとして参加しました。

会社自体が特定の分野に偏りなく案件を受ける方針だったので、さまざまな開発プロジェクトを経験できましたが、結婚を機に再度転職を考えるように……。当時は常駐先へ毎日片道2時間半をかけて通勤する毎日で「このタイミングで働き方を見直そう」と決断しました。

そして3社目に選んだのが、モバイルゲームなどのエンターテインメント事業を展開するIT企業。ゲームプラットフォームの広告まわりを担当した後に、プラットフォームの企業向け管理画面の開発に携わりました。消費税率が5%から8%に変わるタイミングでは、経理システムへ連携するためのデータ集約などもやりましたね。

その後、知人の紹介で出会った企業の「世界中の"うちの子" に、永く幸せな暮らしを。」という善なるビジョンに惹かれて、ペットビジネスに携わることに。同社の動物病院で使う電子カルテや予約システムの開発からオウンドメディアの編集長業務、ピープルマネジメントなどを経験した後、2024年3月にタイミーに入社。現在に至ります。

ーーどんなきっかけでタイミーに出会ったのでしょうか?

次のキャリアをどうすべきか悩んでいた時期にSNS上で「転職を考えている」と呟いたのですが、それにタイミーの北上さんが反応してくれたことがきっかけでしたね。彼とは3社目が一緒で、同じプロジェクトではなかったものの、オフィスの席が近く頻繁に姿を見かけていました。
SNSのちょっとしたコメントからカジュアル面談的な通話をして、そこからあれよあれよという間に入社が決まっていましたね。

ーースムーズに入社が決まったんですね。最終的な決め手はどこでしたか?

ミッション・ビジョン・バリューへの共感が大きかったです。言葉として共感できるのはもちろんだったのですが、選考中に会話した人たち全員がそれらを自分なりに大事にしようとしているのが伝わってきて……。単に掲げているだけではなく、本気で実行しようとしている印象を受けました。入社後も社長自ら率先して体現する姿勢が見えてきて、選択は間違えていなかったなと思っています。

入社3か月でEMへ。チームの魅力を広める活動に奮闘中

ーータイミーでの仕事について教えてください。

入社直後はタイミーのお金まわり・請求まわりの開発を担うチームに配属され、ワーカー様への振り込み機能に関わるバックエンド開発に携わりながら、業務のキャッチアップをしていました。そんな中で上長から「EMをやってみないか」と打診され、6月1日付けでEMに就任。ピープルマネジメントを中心にテクノロジーマネジメントやプロセスマネジメントに携わることになりました。

EMとしての本格的な活動はこれからの部分も多いですが、今は広報的な部分も含めて「チームの魅力を社内外に広める活動」を進めようとしているところです。私のチームは技術的なチャレンジが多く、全社的に誇れる取り組みもたくさん行っています。そんな魅力をもっと世に出して、社外の方からも「タイミーにすごいことをしているチームがある」と認知してもらうことが最終的な野望です。

ーーEMを打診されたときの心境はいかがでしたか?

最初は冗談だと思いました。入社してから3か月も経っていませんでしたし、EMになることを前提に入社したわけでもありません。自らもキャッチアップ中という立場でEMが務まるのか不安はありましたが、やってみないとわからないという気持ちもあって打診を受けることにしました。

ーー口藏さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

自分自身や家族に恥じない仕事ができているかは常に意識しています。私は「企業で働く=その会社のビジネスに手を貸す」ことだと捉えていて、他者から「あの会社で仕事をしているよね」と言われたときに胸を張れるかどうかを重要視しているんです。タイミー入社時にミッション・ビジョン・バリューが決め手になったのもこの軸による影響が大きいですね。

頼れる仲間たちとミッション達成に向けて集中できる環境がある

ーータイミーの魅力はどんなところに感じていますか?

タイミーで働く人たちの「三方良しであろう」という姿勢がすごく良いなと思っています。社会・事業者・働き手といったすべての人たちに貢献しようとしていて、仮にプロダクトによって不幸になる人がいたら放っておかない人たちの集まりです。タイミーの「ミッションを達成しよう」という気持ちが感じられる組織で働ける魅力はやはり大きいなと感じています。

また、すごく言葉に敏感で「自分の発言が人にどう受け取られるか」を一人ひとりが気にかけており、それによる自浄作用が働いている良い組織です。社外にアウトプットする際には、BX(Brand Experience)部が公開前のチェックをしてくれるフローも整っているので、技術ブログなども安心して執筆できます。私自身、過去にオウンドメディアの校正校閲をしていたからこそ、その辺りをやってくれる専門家がきちんといるありがたみはすごく感じますね。 

ーー一緒に働く場面が多いチームメンバーやEM陣はどんな人たちですか?

チームのメンバーは、みんなすごく真面目ですね。素直でひたむきに頑張れる人ばかりで、他者を出し抜いたり、誤魔化したりすることがありません。すごく健全に仕事を進めることができているなと思っています。

EM陣に関しては「頼り甲斐がある」の一言。私自身は駆け出しEMなので、なんでも相談できる経験豊富な人たちが身近にいるのはすごく心強いです。タイミーには、オフィスで肩をポンと叩くように気軽に相談を持ちかけたり、何かを教えてもらったりする「肩ポン」という文化が浸透しており、困ったときに話しかけやすいので助かっています。

タイミーを成長させることで「はたらく」にまつわる課題を解決したい

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

タイミーというサービスを成長させることで、一つでも多くの「はたらく」課題を解決していきたいと考えています。とくに、闇バイトはタイミーで解決できる可能性が大きい問題の一つ。闇バイトに手を出させないためにはどうするか、どうにか闇バイトが陳腐化するような試みはないか、と考えていきたいと思っています。

また、EMとしては「頑張ろう」と思える後押しができるようになりたいです。すでに頑張ろうとしている人を応援したり、具体的な頑張り方のアドバイスをしたりは今の私でもできると思います。
しかし、そもそも「頑張る」ということのスタートラインに立ってもらうという経験はありません。人が成長の機会を持てるのは「異質な他者を受け入れられたとき」です。自分にはなかった視点を得たり、経験してこなかったことに直面したり。それをきっかけに「自分も頑張らないと」と感じると思うのですが、その機会を意識的に作るのは難しいんですよね。

抽象的なレベルで「頑張ろう」と思ってもらう方法を理解はしているものの、具体的な施策に落とし込めていない。この課題に挑むことが目下の目標です。

ちなみに私は自宅に書籍を積み上げるほど本が大好きで……。「いつか主著として本を出したい」という気持ちがあります。仕事と全然関係ないところですが、いつか叶えられたら嬉しいですね。


お話しできることを楽しみにしています!

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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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