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HHKB、分割、複数使いまで。タイミーメンバーのこだわり溢れるキーボードを紹介します

皆さんは、今どんなデスクでお仕事をされていますか? デスク周りの環境はできるだけ快適にしたいもの。エンジニアならそのこだわりはひとしおです。今回はデスク周りのガジェットの中から、キーボードを特集。

タイミーで働くプロダクト本部のメンバーにお話を聞くと、キーボードを選んだ決め手やおすすめのポイントは三者三様。どのようにお気に入りのキーボードを選んだのでしょうか。愛用キーボードの写真とともに、コメントをご紹介します。

今使ってるキーボードを教えて!

早速メンバーが現在使っているキーボードを教えてもらいました。ラインナップは不動の人気のHHKBやデュアルキーボードなどさまざま。それぞれのキーボードを選んだこだわりコメントもご紹介。

みんな大好きHHKB

「HHKB以外のキーボードって、本当にキーボードなんですか?」というコメントがあったほど圧倒的な人気を見せたのはHHKBことHappy Hacking Keyboard。決め手はやはりあの打鍵感のようです。

sugaishunさんは打鍵感でHHKBを選択。

sugashinさんのHHKBはブルーのキートップがアクセント。

「Cherry MXのスイッチも試したことがあるのですが、やはり東プレの静電容量無接点方式スイッチのスコスコスコっという打鍵感が一番気持ち良いと感じています」

kyo_nanbaさんは品質のバランスと入手が簡単なことからHHKBを選択。

kyo_nanbaさんのHHKB。カラーは白をセレクト。

「さまざまなキーボードを使っていましたが入手容易性と品質のバランスからHHKB proに行きつきました。使っている理由はコンパクトであること。静電容量無接点方式とType-Sであることによる打鍵感。キーレイアウトがMacOSを使う上でフィットしていること。キーストロークがそれなりにあること」

ここでなんと、右手と左手に一台ずつHHKBを使うという強者が登場。kimparaさんは右手用と左手用でHHKBを2台愛用中なのだそう。

kimparaさんのHHKB2台。右手用と左手用に角度をつけて使用するんですね。

「選んだ理由はキー配列の設計思想に共感している点と、キー自体は軽いけどストロークは深く、音が小さい点」。ちなみに次に欲しいキーボードは「具体的にあるわけじゃないけど、今の状態を超えるには自作するしかないかなと思ってます」とのお答え。HHKB 2台使いを超えるのはなかなかハードルが高そうです。

打鍵感で選んだMagic Keyboard、FILCO

打鍵感の好みも人によって異なります。HHKBよりも少しカチャカチャ感のあるFILCOの茶軸、そして打鍵感が弱いMagic Keyboardを使っているお二人をご紹介します。

リモートワークを機に青軸から茶軸へ。FILCO Majestouch NINJA 茶軸

FILCO Majestouch NINJA 茶軸を使っているのは、いーふとさん。クリック感と適度な重みのある茶軸にたどり着く前は、重みのある青軸を使っていたのだそう。

いーふとさんのFILCOのキーボード。キーの手前に印字が入っています。

「青軸全般を使っていたがうるさすぎてリモートに向いていないので切り替えました」。FILCO Majestouch NINJA は「印字がキートップの横についていて、スッキリして見えるのが好き」とのこと。

Apple信者ならやっぱりこれ。Magic Keyboard - 英語(US)

razさんのMagic Keyboard。AppleならではのPCとの統一感!

Magic Keyboardを挙げてくださったのはrazさん。「カタカタうるさいのが苦手なのと、打鍵感が弱い方が疲れないからですかね(個人の感想です)」とのコメント。なるほど、Apple信者の方はやはりキーボードも揃えたいものなのですね

肩こりが気になるならデュアル一択

見た目のインパクトとは裏腹に、身体に優しいという理由で選ばれていたのが左右にキーボードが分割されたデュアルキーボード。

自作キーボードからMistel BAROCCO MD770 RGB BTに

「分割キーボードは肩こり防止にめちゃめちゃおすすめです!」と教えてくれたhideA88さんは、Mistel BAROCCO MD770 RGB BTを愛用中。

hideA88さんのMistel BAROCCO MD770 RGB BT。スタイリッシュなカラーリングです。

「以前は自分で自作したMint60を使っていたのですが、自分のハンダづけの問題で、よく接触不良からの認識不良が頻発していて難儀していました。MD770が発売されて分割の一般的なキー配置かつ接触不良等も発生しないだろうと思いこちらに乗り換えました(実際発生していません)」。

肩こりが気になってErgodox EZに乗り換え

ダンボー田中さんは「キー数のちょうど良さと配列です!あと割れているところです」とErgodox EZをチョイス。

ダンボー田中さんのErgodox EZ。親指部分にキーがあると使いやすそうです。

「macbook標準のキーボードでしたが、肩こりが気になって分割キーボードに手を出しました」とのコメントからも、デュアルキーボードが肩こりの救世主であることが伝わってきます。

行き着くところは使い分け? 3種のキーボード使い、現る!

さまざまな理由でキーボードを使い分ける皆さんのコメントに、どのキーボードが良いかわからなくなってきた方に朗報です。最後にご紹介するのは用途ごとに3種のキーボードを使い分けているkagawaさん。

お使いのキーボードはメイン使用にlogicool CRAFT、外に持っていく用にNuType F1 (JIS)、ファイナルファンタジーXIVのプレー用にKeychron K2 (JIS/茶軸) 。

kagawaさんメイン使用のlogicool CRAFTは、愛猫用のカバーつき。

「キーボードを猫が踏まないようにカバーを被せて運用しているので、カバー ・手・キーボード の絶妙なスペース感が求められていて、薄いキーボードが必要でした。薄いキーボードの中で、打鍵感が好みだったのがCRAFT」。

なんとメイン使用のキーボードは愛猫への配慮からくるもので、アクリルの透明なカバーをつけて使っています。使い分けるという選択肢は、新たにキーボードを買い足す口実にもいいですね。

次に使いたい、気になるキーボードはある?

それぞれのこだわりと選んだキーボードを紹介してくれた皆さんに、まだ使った事はないけど気になっているキーボードがあるかどうか訊いてみました。

結果は4:6でこだわりのキーボードを使い続ける方「ない」が優勢。次に気になっているキーボードには、こんな答えが寄せられました。そのコメントを見てみると......。

「HHKBとREALFORCEです。無線が便利そうなのと、打鍵感が他になさそうなので」と、すでに目当てが決まっている人もいれば、

「自分がまだ使ったことがないが今使っているものよりもフィットするキーボードが世の中に存在する可能性は否定できないので、少ない労力で触れるならとりあえず触ってみたい」というオープンマインドな意見もありました。

また、「今の状態を超えるには自作するしかないかなと思ってます」「左右分離キーボードをつくってみたい。ロマンがある」と、自作キーボードはやはり憧れのようです。

尽きないキーボードへのこだわりを紹介

最後に、ここまでで紹介しきれなかった声を最後にいくつかピックアップ。

「Windows使っていた頃はHHKBやらREALFORCEやら買って試してましたが、Macになってからキーボード+Trackpadが便利すぎて外部キーボードを使わなくなってしまいました」

「僕はApple純正のキーボード買ってます・・!MacBookのキーボードが好きで。ただディスプレイ使うときは外部キーボード使いたいのでApple純正のMagic KeyboardとTrackPadを買いました」

「Macでクロムシェル運用になるので、Magic Keyboard買いましたね〜スリープボタンとかついてるので離席する時に便利です」

「昔は赤軸のメカニカル使ってましたが、今となってはキーストロークが深くなくてUSならなんでも良いという感じになってしまいました」

打鍵感の強弱、見た目のカッコ良さ、体への負担のなさや設計思想まで。幅広いキーボードへのこだわりをご紹介しました。気になるキーボードや、お揃いのキーボードを使っているメンバーはいたでしょうか?

ちなみに最後に紹介したコメントは、この企画をきっかけに立ち上がったSlackのスレッドに寄せられたもの。写真をアップしたりお互いに勧め合ったりと盛り上がっていました。キーボード談義はまだまだ続きそうです!

(文:出川 光)

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