描きたい世界を実現するために。「Issueを捉える力」を活かして挑むプロダクトマネジメント
タイミーは「⼈⽣の可能性が広がる機会の提供」や「⼀⼈ひとりの経験の蓄積・可視化」を通じて、⾃⼰実現に向けて前進する全ての⼈が報われる世界を⽬指しています。
今回はプロダクトマーケティングマネージャー(以下、PMM)として活躍しながら、2024年5月からプロダクトマネージャー(以下、PdM)を兼務している湯浅 公貴さんにインタビュー。タイミーで「どのように仕事と向き合っているのか」をお聞きしました。
※本記事の内容は2024年10月公開時点のものです。
プロフィール
自分の描きたい世界観を実現できそうなタイミーに惹かれた
ーー本日はよろしくお願いします!まずは、タイミーに入社するまでのキャリアについて教えてください。
大学卒業後、リクルートから独立分社化した通信系IT企業に入社しました。入社後は当時新規事業として立ち上がっていたインサイドセールス支援事業部に配属され、事業企画や営業企画、データサイエンティストを中心に、社内ツールの開発やシステムの運用保守、カスタマーサクセスなど幅広い業務を担当。新卒3年目からは、グループマネージャーを任せていただき、グループ戦略の策定や研修・評価制度の作成など、マネジメント業務も担っていました。
その後は、新規事業開発部署へ異動し、かねてより関心の高かったHR領域の新規事業開発に挑戦したり全社のデータ利活用推進をしたりと、さまざまな職域に染み出してキャリアを積ませていただきました。そして、2022年7月にPMMとしてタイミーへ入社し、現在に至ります。
ーーご活躍の中で転職を考えたきっかけはなんだったのでしょうか?
前職は新規事業開発が盛んな会社でしたが、既存事業との相性や私の実力不足もあり、やりたいと思っていたHR領域で事業を起こすことはできませんでした。新規事業の社内コンペでも最後の最後で落ちてしまったのですが、個人的には「HR領域での挑戦」を諦めきれず……。それが転職を考え始めたきっかけでした。
ーー数多ある選択肢の中からタイミーに入社を決めた理由を教えてください。
大きく二つあって、一つめは私が描きたい世界観に近く、ミッションに共感できたからです。タイミーが世に広めたスポットワークは「職業選択の機会」を増やしました。どんな仕事も経験してみないと本当に自分に合っているのかはわかりません。学生であれば尚のこと「キャリア」をイメージするのが難しいと思います。しかし、学生時代からタイミーでさまざまな仕事を体験しておけば「少ない選択肢の中で決めた進路に後悔する」ということも減らせるかもしれません。
まさに「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションを体現する事業だという点に惹かれました。また、タイミーのすごさは雇用側と労働側の相互評価を実現して関係性を平等に近づけたことにあると思っています。「人と人はなるべく平等であると嬉しい」という私の想いにマッチしたことも入社の決め手として大きかったです。
決め手の二つめは「人」でした。タイミーの選考期間中、トータルで約10名のメンバーと会話をさせていただいたのですが、みなさんめちゃくちゃ良い人で……。お会いした方の肩書きや役割はさまざまでしたが、お互いを尊重する文化や人柄の柔らかさが共通していた点に魅力を感じました。
PMM 兼 PdMとしてスポットワークの手続きの全てをなめらかに
ーータイミー入社後の業務内容を教えてください。
主にプロダクト並走型のPMMとして、獲得したい新規市場の調査や優先度高く解くべき課題の設定、開発した機能をユーザーに届ける際のマーケティング施策の立案実行などを担っています。
タイミーのプロダクト開発の中で私が担当しているのはスポットワークシステム領域。スポットワークという新しい働き方において、多くのステークホルダーのニーズを満たしつつ、法律に則った仕組みづくりを行なっています。入社以降、インボイス制度への対応・IPアドレス制限によるセキュリティ強化・社内運用の効率化など、複数のプロジェクトに携わってきました。さらに今年の5月からはPdMを兼務しています。
ーー兼務は簡単なことではないと思います。PMMとして活躍する中でPdMにも挑戦することになったのはなぜでしょうか?
実はいつかはPdMに挑戦したいという想いをずっと抱いていました。私が理想の社会人像として掲げている「新しい事業を0→1で創造し、継続的に成長させ続けられる人材」になるためには、前職で培った事業企画やマーケティング、データサイエンスに加えて、プロダクトマネジメントの能力も必要だと感じていたんです。
とはいえ、私にとってプロダクトマネジメントは未知の領域。未経験からPdMに挑戦させてくれる環境にはなかなか巡り会えず、タイミーでもまずはPMMとして事業の解像度を上げることにしたという経緯があります。そんな中で、事業戦略方針に基づいて一つのチームを二分することになり、それを機に新しいチームのPdMに挑戦する機会をもらったんです。正直まだまだやりきれていないのですが、周りの方に助けてもらいながら少しずつ前に進んでいます。
ーーこれまで培ってきたビジネスサイドの視点はPdM業務にどのように活かされていますか?
タイミーのPMMには「構想・分析を通じ、事業・顧客価値を向上させる、本質的かつ解決可能性のあるIssueを特定できる」ことが求められるのですが、そのPMMとして培ってきた「Issueを捉える力」は、PdMの業務にも大きく活かされています。顧客の課題や出したいアウトカムから目を逸さなければ、大きな失敗はしづらく失敗も学習として捉えることができます。最初にその力を養えたのは良かったなと思います。
他にも事業企画で培った視座を活かして「事業の先」と「プロダクトの先」をリンクさせたり、さまざまなインサイトの発掘やデータを用いた改善といったデータサイエンスの知見を活かしたり。ビジネスサイドの視点は自分の強みになっていると思います。
ーーお仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
いまの自分ができることに限定せず、顧客の課題を解消したり描きたい世界をつくったりするために必要な知識やスキルを学び続けることを意識しています。私はPdMとしてはまだまだ駆け出し。未熟ゆえに、いまできる範囲で解ける課題は多くありません。謙虚に学び続ける姿勢を大切にし、自分が描きたい世界への到達を目指したいと考えています。
また、他者とコミュニケーションを取る上では相手を慮ることを大切にしております。私自身、過去に5〜6職種ほどの経験がありますので、たとえば「この仕事をしていたら、このタイミングで◯◯と言われたら嫌だよな……」といったことは、ある程度想像ができます。なので、何かを依頼したり議論したりする場合は相手の状況や立場を考えるように意識していますね。事業が拡大していく中では、当然一人でできることには限界があります。一緒に働いている方々への感謝と敬意は忘れずにいたいです。
非連続な成長を支えられるような戦略の立案と実行に貢献したい
ーー湯浅さんがタイミーで“やりがい”を感じるのはどのようなときでしょうか?
たくさんあるのですが、一番は「こうなったら最高だな」と心から信じられる世界を実現するために「事業とプロダクトの先」を描き続けられていることに大きなやりがいを感じています。これは入社理由の一つにもなったことですが、自分の理想とする世界と今まさに描いていることがリンクしているのはとても幸せなこと。その事業に携われていること自体が嬉しいです。
また、仕事をしていて感じるのは「プロダクトの強さ」です。ユーザーインタビューを行なっていると、事業者様とワーカー様双方から喜びの声をいただくことが多く「こんなに喜んでもらえるものを信頼できる仲間たちとつくっている」というやりがいを感じられています。
ーー仕事を楽しんでいることが伝わってきますね。タイミーの「ここが好き!」という推しポイントを教えてください。
これも入社理由の繰り返しになってしまいますが、やはり一緒に働く方々がめちゃくちゃ素敵なんですよね。タイミーでは「素直で良い人採用」をしていますが、本当にその通りだなと思います。
また、何より事業の可能性が無限大というところがタイミーの大きな魅力です。タイミーは現在進行形で急成長を続けていますが、まだまだ伸びしろがあると思っています。新たな業種を開拓する、既存のドメインを深掘りする、隣接領域で新たな事業を立ち上げるなど、染み出していける余地はまだまだあるんですよ。この先、手付かずの領域にも挑戦していけるワクワクを感じています。
ーー最後に、今後の目標を教えてください。
PMM兼PdMとして、会社の非連続な成長を支えられるような戦略の立案と実行で貢献していきたいです。「会社としてどう成長するか」を考えることは、そのまま自分の成長にもつながると思っているので、その視点で物事を考えながら自分ができることの幅を広げていけたらなと考えています。
とはいえ、もちろん簡単な道のりではありません。毎日のように失敗していますし、PdMとして「どうすれば顧客により価値を届けられるのか」「チームがうまく回るのか」に向き合い続けなければいけないと思っています。目先の一歩一歩を大切に自分の課題をクリアしないといけませんね。タイミーに入社してからたくさんの学びを得ているので、環境の力も借りながらレベルアップし続けたいと思います。
お話しできることを楽しみにしています!
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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)