【入社エントリ】プロダクトマネジメントに向き合いやすい環境を目指して
Timeeでプロダクマネジメントの組織化を担当している三浦です。
5月にジョインして、あっという間に3ヶ月が経過していました。このままだと、気付いたら1年経っていそうです。その前に自身のふりかえりも兼ねてTimeeへ入社するまでの話や現在取り組んでいる業務、入社して実際良かったのかについて書いていこうと思います。
自己紹介
SIer、ベンチャー、メガベンチャーと色々な規模の会社で働いていました。キャリアのスタートはバックエンドエンジニアでその後、スクラムマスターやプロダクトオーナー、エンジニアリングマネージャーなどを経験し、前職ではVPoEや非エンジニアも含めた部署全体のマネジメントをしていました。
Timeeに入社するまでの話
当時、コンフォートゾーンに入っていると感じていたので、選択肢の一つとして転職を検討していました。結構な数の企業とお話しさせていただいたのですが、Timee はその中の一つでした。
次の環境の決める上で大事にしていたこと
細かいことまで挙げていくとキリがなくなってしまうのですが、僕がジョインする判断をする上で大事にしていたことは以下の3つです。
やったことがない、知らない環境に身をおけること
自分の今までやってきたことが活かせること
社会的に良い影響を与えられるプロダクトであること
報酬はあまり重視していなかったので今回は割愛しますが、能力に見合った報酬を用意してくれる会社だということは書いておこうと思います。
Timee の採用までの流れ
元々、Timee のことを知っているわけでもなく、TVも持っていないのでCMも見たことがありませんでした。過去に Timee のような業種・業態で働いたこともなく、まさに知らない環境でした。
面接では、VPoEの加川さんやCTOの亀田さんとお話しさせていただいたのですが、解決したい課題やプロダクトの目指したい方向についてお話しいただき、僕にどのような期待をしているか把握した上で、過去の経験を活かすイメージできたのも良かったです。代表の小川さんにもお話を伺って、解像度が高くできたのも良かったと思っています。
「働く」という行為は、おそらく人間が生きる上で関わらざるを得ないものですし、その体験を Timee でより良いものにできるのであれば、目に見えてわかるほどに良い変化を感じられるかもしれない。そんな期待を持ってタイミーへのジョインを決めました。
Timee に入社してどうだったか
正直、まだまだこれからなので現時点で良し悪しを判断することは難しいのですが、チャレンジできる環境には満足しています。せっかくなのでチャレンジしていることを少しだけ具体的に書いてみようと思います。
プロダクトマネジメントの組織化
現在の僕の最も大きなミッションが「プロダクトマネジメントの組織化」です。
「プロダクトマネジメントの組織化」を少し言い方を変えると、プロダクトマネージャーをはじめ、アナリストやデザイナーといったメンバーをよりプロダクトマネジメントに向き合いやすくする環境の整備になると思います。
「拡張性」「持続可能性」「高度化/高速化」の3つの軸でプロダクトマネジメントの組織化を進めています。
もう少し具体的に書くと、以下のような形になると思います。
一般的にプロダクトマネージャーが担当している業務を組織で対応可能にする
プロダクトマネジメントに関連する意思決定プロセスを整備する
プロダクトマネジメントに関わる人のキャリアにおいての選択肢を増やす
プロダクトマネジメントを推進するためには様々な能力が必要になります。そのため、プロダクトマネージャーはとんでもない仕事量をこなすことになるというのはよく聞く話です。故になのかはわかりませんが、非常に属人的な職種になってしまっているように感じます。
また、プロダクトマネージャーがプロダクト開発のボトルネックになるというケースや、目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまうため、より高度なことにチャレンジする機会がないなど、パッと思いつくだけでもこれだけの課題が出てきます。
それぞれ、少し掘り下げて書いてみようと思います。
プロダクトマネージャーが担当している業務を組織で対応可能にする
プロダクトマネージャーに求められる知識、能力をひとりの人間が賄うにはかなり大変です。実際、プロダクトマネージャーをやっている人は様々な人に協力を求めて、色々な局面を乗り切っていると思います。
なので、特別なことをするというよりも今まで自然発生的に行われていたことを、しっかりと承認する形できちんとチームにしていこうというのがこの取り組みです。
プロダクトマネジメントに関連する意思決定プロセスを整備する
プロダクトマネージャーの業務をチームで取り組めるととても良さそうな感じがします。ですが、複数人でプロダクトマネジメントを行うと問題になることがあります。
それが意思決定のスピードや一貫性です。これはチームになることで一気に難しくなります。
そのため、意思決定のプロセス整備も同時に行なっていく必要があります。これはチーム内の意思決定もそうですが、従来問題になりやすい経営を含む上位の戦略との接続なども含めたプロセスの整備になります。
プロダクトマネジメントに関わる人のキャリアにおいての選択肢を増やす
プロダクトマネジメントに関わる人たちに限りませんが、次のチャレンジを求めて転職していく人は一定数います。それはそれで良いことだと思う一方で、社内にそういったチャレンジできる環境を用意できていないという側面もあると思っています。
組織化を進めること(ひとりのプロダクトマネージャーではなく、チームになること)で、新たにプロダクトマネジメントにチャレンジしたい人、プロダクトマネジメントに携わっている中で次のチャレンジをする人のどちらにも、その機会を提供できるのではないかと考えています。
他にも色々なことを考えていたりはするのですが、あまりいっぱい書いても読むのが大変になってしまいますし、まだまだ道半ばの話でもありますし、もっと良いアイデアに出会って変更することもあり得ると思いますので、このくらいにしておこうと思います。
ある程度の形が見えてきたら改めてアウトプットする機会を作りたいと思います。
「プロダクトマネジメントの組織化」は良いプロダクトを開発するための方法の一つだと思っています。これが絶対的に正しい正解では無いと思いますし、現時点ではこれが良さそうなので進めているといった感じです。
こういった話に興味がある人へ
この辺りに興味のある方や、こういった方法の方が良いんじゃない?みたいな話はぜひお話ししたいです。
もちろん、こういった環境で働きたいプロダクトマネジメントに関わるメンバーも大募集です。今回はプロダクト自体の話を入れられなかったので、その辺りのお話もカジュアルにできると嬉しいです。
※本記事の内容は公開時点のものです。