スキマバイトが新しい常識に “これから”の価値を生み出す仕事は面白い
「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げるタイミー。スキマ時間を使って働く「スポットワーク」を通して、一人ひとりの時間が豊かになるインフラを目指しています。
今回は「タイミーは新しい常識をつくっている」と話す早川 智之さんにインタビューし、タイミーの魅力やiOSアプリ開発の面白さについてお話を聞きました。
※本記事の内容は2024年1月公開時点のものです。
プロフィール
高校時代にハマったアプリ開発。「全然わからない」がスキルアップの刺激に
ーー本日はよろしくお願いします!早川さんは高校の時から情報学部に通っていたんですよね。
そうなんです。もともと「ものづくり」が好きで、昔はLEGOで遊ぶのが好きな子どもでした。本当はプロサッカー選手になりたかったんですけどね……(笑)。それはさすがに難しいので「これからはITの時代!専門的なスキルを持った人間になろう」と情報学部のある高校に通うことにしました。
その高校は少し変わっていて、Apple製品のコンピュータだけが置いてある「Mac室」と呼ばれる教室があったんです。担任の先生から「ここにあるパソコンを使えば、iPhoneで動かせるアプリがつくれるよ」と聞いて、それからアプリ開発に興味を持ち始めました。どんどんハマっていきましたね。
ーー大学時代にはプログラミングスクールのメンターも経験されていますよね。
はい、中高生向けにiOSアプリのプログラミングを教えていました。子どもたちが教科書に従って手を動かす中で、手詰まりになったところをアドバイスする役割だったのですが、私にとっても「人への教え方」を学ばせてもらえた経験でした。
人に教えるためには、自分が詳しくないとなかなかうまく伝えられません。より勉強しようという意識が芽生えましたし、どういう教え方をすれば良いのかを考えるきっかけになりました。
のちに、社会人として後輩に教える立場になった時にも活きた経験だったと思います。
ーー大学卒業後はどのようにキャリアスタートしたんですか?
美容系総合ポータルサイトを企画・運営する企業に入社し、コスメ・美容の総合情報サイトのiOS版の開発に携わっていました。
実を言うと、高校の時から個人開発をしてきたので、社会人になっても「いけるっしょ」と思っていたんです(笑)。
ところが、多くのユーザーを持つ歴史あるプロダクトは高い技術力を持って構築されています。今思えば当たり前のことですが、大人数で開発するからこそルールに基づいた開発が進められているんですよね。そこが個人で自分好みの開発をしていた時とは全く異なり、苦労したこともありました。
その「全然わからない」ということが刺激にもなり、徐々にアプリのコードを読み解く力をつけることができたので、充実したファーストキャリアだったと思います。
空いた時間をどう使うのか。これからの時代にマッチしたサービスに惹かれた
ーー今回、転職を決意した経緯を教えてください。
iOSアプリエンジニアとして、もう一段ステップアップしたいというのが転職を考えるきっかけでした。前職では一部の機能追加などが仕事のメインだったので、アプリの根幹となるコア機能をイチからつくるところに挑戦してみたくなったんです。
ーー転職の軸として持っていたこだわりはあったのでしょうか?
会社に求める軸は、新卒で前職に入社した頃から大きく変わっていません。個人的には「せっかくサービスをつくるなら、現実世界にしっかり価値提供できることがしたいな」と思っているんです。ITサービスがパソコンやスマホなどの端末の中で完結してしまっているのは、なんかもったいないなって……。
なので、リアルとウェブの世界をつなげられる事業が良いなとは考えていましたね。
ーー軸にはまる企業は複数あったと思いますが、最終的にタイミー入社の決め手になったのはどんなところだったのでしょうか?
スポットワークという働き方はまだまだ日本に根付いているとは言えませんが「スキマ時間」をうまく使って働くというのは、これからのデファクト・スタンダードになるんじゃないかと感じたのが決め手でした。
現代社会は「高速化」が進んでいて、電車の移動中にSNSなどで情報収集するのが当たり前の時代になってきていると思います。この先、さらに「空いた時間をどう使うか」が重視されるようになれば、「スキマバイト」が新しい常識になる日も遠くないだろうなと感じたんです。
それをプロダクトを通して世の中に提供しているのはすごく良いなと思いましたし、ユーザーも増え続けていて、できることがたくさんありそうだなと。とにかく自分のやりたいことにマッチしている感覚がありました。
働き手と事業者が「Win-Win」であるための開発を目指す
ーー早川さんはタイミーでもiOSアプリ開発を担当されていますよね。iOSアプリ開発ならではの面白さはどんなところに感じますか?
今やほとんどの人がスマートフォンを手にしており、とくに日本でのiPhoneユーザーは7割を占めていると言われています。多くの人に使ってもらえるという点で面白さを感じていますね。
また、アプリストア内にレビューの環境がすでに整っていることは魅力として大きいです。そのレビューがポジティブであれネガティブであれ「書いている」時点で関心を持ってくれているとわかりますから……。それ自体が嬉しいんですよね。
ーータイミーではどのような開発に携わっているのでしょうか?
働き手と事業者が「Win-Win」の状態でつながることを目指した開発に向き合っています。
直近は、働き手のスキルや実績を可視化する「バッジ機能」をアプリに落とし込むところを担当させてもらいました。バッジ機能は、働き手がどのようなスキルを持っているかを事前に把握してもらうことで「当日はどんな仕事を任せよう」「どんな人がくるんだろう」という事業者側の不安を解消するための機能であり、働き手にとっても自身の成長を実感できるものになります。
これからのタイミーを代表する機能の一つになれば嬉しいですね。
ーー仕事をする上で意識していることを教えてください。
自分が実装した機能が「将来追加するであろう機能の妨げにならないようにする」というのは心がけています。実際に「できているのか」と言われると、正直まだまだ改善点はあるんですけど(笑)。
それでも意識としては、常にサービスの拡張性を想像するようにしていますね。
また、iOSアプリ開発は、毎年新しい技術が発表されるほど、言語のアップデートが頻繁です。その度にキャッチアップして「この技術をどうやってプロダクトに還元しようか」と考えるようにしています。
世の中の常識を変える“ど真ん中”にいられる魅力がある
ーー早川さんが感じているタイミーの魅力を教えてください。
何より「はたらく」に対する世の中の常識を変えている現場のど真ん中にいる感覚が得られるのが魅力です。
一生のうち、世の中の常識を変える機会に恵まれることはそうそうありません。そんな事業に関わることができる充実感は大きいです。
タイミーは特定の業界に特化しているわけではなく、物流・小売サービスなど、さまざまな業界を横串で支えています。それゆえ、たとえば物流の知識だけあれば良いというわけではなく、いろんな業界の知識が得られるんです。社内にもそれぞれのジャンルに精通した人がおり、その方たちとの会話から学びを得られる魅力を感じています。
おそらく開発組織だけでなく、タイミー全社的に言えることだと思うのですが、良い意味で「仕事を仕事と思っていない」人が多い印象です。日常の中でもヒントを見つけて「タイミーだったらこんなことができるかも」といった議論がたびたびSlackで巻き起こったりします。
みんなが常に「どうしたらタイミーがもっと良くなるか」を考えていて、議論を重ねてプロダクトに落とし込んでいくのが日常茶飯事。目線の高いメンバーと一緒に働けるのはとても嬉しいです。
ー最後に、今後の目標を教えてください!
直近は、iOSアプリエンジニアとして「タイミーのアプリ開発をリードできる存在」になることが大きな目標です。
そのためには、もっとタイミーのアプリそのものの解像度を高くしていく必要がありますが、一歩一歩やっていきたいと思います。
また、少し長い目で見た時には「タイミーといえばコレ」という機能を生み出して実装したいという想いもあります。これから5年先、10年先にもユーザーに価値を提供し続けられる機能開発ができたらいいですね。
お話しできることを楽しみにしています!
ご興味を持っていただけた方はぜひ面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。