【入社エントリ】タイミーの組織は面白い。未来の開発組織を楽しみに、チームで取り組むアプリ開発
はじめまして、田中幸一です。現在はエンジニアとしてスキマバイトアプリの開発を担当しています。周りの人からはtanakoと呼ばれていますので、気軽に呼んでください!
今回は入社エントリということで、自身のキャリアを振り返りつつ、あらためて「タイミーに入社してよかった!」と思うことをお伝えするための記事をお届けできればと思います。
tanakoの自己紹介
プライベートでは、3人の子どもの父です。プロフィール写真はいかにもアウトドアをしていますが、実はインドア派。川遊びなどの軽め(?)のアウトドアは好きです。
もともとサービス業が好きなので、飲食店やイベントなどの仕事が豊富な「タイミー」の開発ができることにワクワクしています。
キャリアのあゆみ① 面白いことを求めて、さまざまな仕事に挑戦
今でこそアプリエンジニアとして働いていますが、ファーストキャリアは自衛隊。体力勝負の仕事をしていました。当時は「他の人と違うことをやってみたい」という思いが強かったんです。
自衛隊での勤続5年目を機に、学生時代からの夢に挑戦するために「1年は全力でやる。それでダメだったら潔く諦める」と決めて、バンド活動に挑戦しました。当時は、飲食店や家電ショップの仕事をいくつも掛け持ちしてなかなかハードでした(笑)。
期間限定のバンド活動をやり切り、次に仕事として選んだのが「エンジニア」です。
自衛官時代は基本的にアナログな環境。PCスキルが高いのはごく一部の方のみでした。彼らの中にはプログラミング言語を学習している方もいて、ITスキルを活かしてスピーディに課題解決をしていく姿に「プログラミング技術やITリテラシーの高さは自分の武器になる」と感じていたんです。
その思いはバンド活動を経ても残っており、職業訓練でプログラミングを学ぶことに。それまでにも遊び程度にJavaやC言語に触れていましたが、ここでJavaによるWebアプリケーション開発を本格的に学び始めました。
その後は、Web系のベンチャー企業でiOS/Androidアプリ開発の職業訓練校講師をしたり、大手のSESで勤怠管理システムを開発したり。
このように紆余曲折を経て、エンジニアとしてのスタートを切りました。20代の頃はひたすらに「面白い経験がしたい」という気持ちにしたがってきたキャリアだったと思います。
キャリアのあゆみ② エンジニアとしてスキルを積み重ねる
SESを卒業した後は、英会話学習サービスを提供するベンチャー企業に入社し、iOS / Androidアプリ開発や Rails でのAPI開発などを担当しました。
SES時代に副業でプログラミング講師をしていた縁で、たまたま会社の代表と出会い「一緒にやりませんか?」と声をかけてもらったのがきっかけです。アプリ開発も好きでしたし、教えるのも楽しかったので「教育」という分野に関心があったのが入社の決め手になりました。
会社への愛着もあって、面白いサービスだったのですが「教育以外のドメインの事業もやってみたい」「もっと規模の大きな開発組織で働いてみたい」と思い、転職を決意しました。
いわゆる「QR決済アプリ」を提供する会社で「堅牢性の求められるシステム開発」に携わる経験をさせてもらいたいと思ったんです。僕のメイン担当はアプリ開発とBFF部分のAPI開発をGoで行うことでした。
FinTechといえども、お金に関するコア機能開発に関わったかと言われると、そうではありません。それでも通常よりもセキュリティや品質を意識したQAプロセスや開発を経験できたことは、自身の品質に向き合う姿勢を変えたと思っています。
この頃は、SDK開発のPMも担当させていただき、技術的な分野はもちろん、組織論やエンジニアリングマネージャーの業務にも興味が出てきた時期です。「風通しの良い組織とは、どんな組織なのか」「意思決定がうまくいかない原因は何か」を考えていました。
そんな時に出会ったのが、前職の株式会社プレイドです。個人個人の自律を前提においた、ティール組織的な組織運営に興味を惹かれて入社しました。
それまではアプリ開発のキャリアをメインにしていましたが、プレイドでは、iOS/AndroidのSDK開発を中心にフロントエンド側の機能追加にも関わったりと新しいことにも挑戦させてもらいました。
そして、2022年10月タイミーに入社し、現在に至ります。
タイミーの魅力〜入社前編〜
入社前に感じた魅力「組織に取り組むCTOの才能」
僕がタイミーに入社するきっかけになったのはスカウトメールでしたが、その以前からタイミーには良い印象を持っていました。
とはいえ、あまりサービスには詳しくなく、以前からiOS関連のカンファレンスなどでつながりを持っていたd_dateさんが技術顧問をしている会社というくらいのイメージ。スカウトをもらってから、CTOのkameikeさんの動画やポッドキャストを見始めて「面白い取り組みをしていそうだな」と思いました。
個人的には、開発組織がどう動くかはCTOによって決まると思っています。CTOにもさまざまなタイプがいますが、kameikeさんは「組織の課題を戦略的に解くこと自体を楽しんでいる」と感じられ、技術組織の課題に取り組むCTOとしての才能を強く感じました。
組織課題に対して、単にコミュニケーションを増やそうとする人は多いですが、チームトポロジーをはじめとしたエンジニアリング的なアプローチで課題を紐解いている組織はなかなかありません。それをCTO自らリードしているタイミーの開発組織の未来の景色を見てみたいと感じて、入社を決めました。
入社後に感じる5つの魅力
良いと思っているポイントはすごく多いのですが、まずは「とにかく良い人」が多いということ。とても定性的で主観的な表現ですが、実感として「タイミーには嫌な人がいないな」と。
それも「ちょっと良い人」よりも「しみじみと良い人だなぁ」と感じる方の割合が多い気がします。この辺りはぜひカジュアル面談などでも確かめていただきたいです(笑)。
二つ目は、専任のスクラムマスターがいるということ。それもすごく適切な関わり方をしてくれていると思います。
チームがスクラムマスターに頼りきりというわけでもなく、スクラムマスターが指示を出しすぎるというわけでもない。ちょうど良い塩梅で、横から見守ってくれている感じで、非常に働きやすいです。
三つ目は、専任のスクラムマスターがいながら、頼り切らずに自分たちの「あるべき姿」や「ゴール」を思考できる技術的なチームであること。
スクラムは下手をすると、1週間でできることを短期的に積み上げていこうという思考にも陥りがちです。しかし、タイミーはプロダクトゴールの再設計もしっかり行い、長期を見据えたゴールを定めています。バリューにもある「理想ファースト」なチームです。
四つ目は、これから組織をスケールさせていくことを全員が理解している印象を受けます。たとえば、ドキュメントの残し方、共有方法、チーム間のコミュニケーション設計など、組織を大きくするためにやらないといけないことを一人ひとりが意識しています。
最後に、エンジニアが働きやすくなるための施策を組織として打ってくれている点も大きいです。
在宅環境を整えるために導入された「リモートHQ」のおかげで、椅子やちょっとしたデスク周りの用品を気軽に試せるようになりました。
また、エンジニアの成長手当として年間12万円を支給してくれる「Growmee」。話題になった技術書を迷わず購入できます。
個人的に非常に助かっているのが、メンバー専属技術顧問制度です。やはり技術顧問の意見も聞いてみたいという場面はあります。「自分たちはこう思うけど、客観的にどうであるか」といった意見をもらえるのは貴重です。フォーマルに全員の認知を揃える場として活用しています。
タイミーでの仕事と今後の展望
タイミーでは、恵まれた環境の中でさまざまなことに挑戦させてもらえています。
iOSアプリの機能追加やバグ修正を中心に、やりたいことには手を出させてもらっている感じです。
なにぶん好奇心が強く、アプリを中心にチームの人と協力しながら、さまざまな業務を一緒に進めさせてもらっています。今後もワーキングリレーションチームのメンバーとして、iOS領域や別領域を絡めた活動をしたいという思いを軸としつつ、iOSコミュニティの活動にも積極的に取り組みたいです。
タイミーには、スクラムチームとは別に、チーム横断のコミュニティがあります。iOSコミュニティでは、iOS周りの技術的課題を解いたり、ロードマップをひいたりしています。実現に1年以上かかるような大きいissueも残されているので、腰を据えて長期的に取り組みたいです。
とくに最近はiOSアプリの「品質」の話題がよく出てきています。「品質が大事」という話の「品質とは何か」という共通認識をコミュニティ内できちんと揃えて、組織的に学習し、プロダクトの価値を高めていきたいです。
本来のタイミーが持っている素晴らしい価値を毀損しない「クオリティの高いアプリケーション」を作っていきたいと思っています。
ぜひカジュアル面談へ!
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