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「一人ひとりの時間を豊かに」プロダクト志向で挑むサービス作り

タイミーは「一人ひとりの時間を豊かに」をビジョンに掲げて、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供しています。

今回はスキマバイトアプリ「タイミー」の開発を担うバックエンドエンジニアとして、事業と組織の成長を見てきた堀江 龍太さんをインタビュイーに迎えて、タイミーでの仕事内容や今後の展望をお聞きしました。

堀江さんのお話を通じて、タイミーの魅力を感じていただけたら幸いです。

※本記事の内容は2023年8月公開時点のものです。


プロフィール

堀江 龍太(Ryuta Horie)
地元の高等専門学校を卒業後、都内のWeb制作会社に入社。エンジニアのキャリアをスタートし、主にPHPを用いた開発に従事する。その後、転職を機にRuby on Railsに転向。2019年5月にタイミーに入社して以降、一貫してバックエンドエンジニアとして活躍中。

SNSをきっかけにタイミーへ。将来性と事業フェーズに惹かれた

ーー本日はよろしくお願いします!堀江さんは早い段階からエンジニアを目指していたとお聞きしました。

そうですね。中学2年生ぐらいの時から「エンジニアの道を進もう」と決めていました。ちょうどパソコンを入手した時期で、インターネットの世界にハマっていったんです。

ネット掲示板などにも顔を出すようになって、そこで話題に出ていたツールのことを知りたくて、制作者の方に質問をしているうちにプログラミングに興味を持つようになりました。
とはいえ、独学で学ぶには限界があり、周囲のアドバイスを受けて高等専門学校の情報科へ進学。本格的にWebエンジニアを目指し始めました。

ーー高等専門学校卒業後、どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?

都会で働くことへの憧れもあり、都内のIT企業にWebエンジニアとして新卒入社しました。主にアーティストやタレントのファンクラブやオフィシャルサイト、ECサイトなどの制作・運用を行ったり、DNSの設定やオンプレサーバーの設定などを担当したり。サーバサイドのアプリケーション開発からインフラ周りまで幅広い経験を積みました。

その後、リユース事業を展開する事業会社への転職を機に、PHPからRuby on Railsへ転向し、Excelで行っていた買取品の管理をシステム化するプロジェクトに参加。いわゆる社内向け基幹業務システムのバックエンド開発を担当していました。

ちょうど「そろそろ次のキャリアを……」と考えていた時に、代表の嶺さんのSNSでタイミーを知ったんです。当時はまだメンバーも少なく、2人目のバックエンドエンジニアとして入社し、現在に至ります。

ーーSNSがきっかけだったんですね。入社の決め手を教えてください。

SNSで見かけたのは、ちょうど「大型の資金調達をした」というタイミングでした。若いサービスながら、投資家から評価されているというところで将来性を感じましたし、正直なところ「資金が安定しているなら収入面も安心だろう」という思いもありましたね。

何より、それまでの会社とは違ったスタートアップという環境が刺激的だったんです。開発組織の規模も小さく「今までにない面白い挑戦ができる」と感じて入社を決めました。

「自分がやるしかない」という責任感が成長へつながった

ーータイミーに入社してからはどのような役割を担ってきたのでしょうか?

入社以降、一貫してバックエンド開発を担当してきました。現在は、ビジネス側で利用する顧客管理・営業支援ツールの移管プロジェクトで、移管に伴うデータ連携の構築を進めています。

入社してしばらくは、担当領域が綺麗に分かれていたわけではなく、開発側の人数が少なかったこともあって、インフラ周りや開発プロジェクトの進行から開発まで広く経験値を積んでいきました。

次第に事業の数字に直結するようなプロジェクトにも携わるようになり、エンジニアと非エンジニアの間に立って事業の最適なバランスを取った進行・開発が得意になったと感じています。

ーーさまざまな取り組みをされてきたんですね。堀江さんの印象に残っているプロジェクトを教えてください。

新規事業をゼロベースで作るような取り組みもありましたし、一つひとつに思い入れがあります。すべてお話したいところですが、とくに直近1年間で担当したプロジェクトは「考え方が変わった」という点で印象に残っていますね。

そのプロジェクトは「事業者が自分自身でアカウント・企業・店舗の情報を入力し、自分自身でアカウントを作成できるフローを構築する」というもので、タイミーの利用を検討している事業者にとって影響が大きいものでした。

それまではどちらかというと、コードを書くこと自体が楽しくて「綺麗なコードを書く」「常にシステムとして完璧な状態を追い求める」というところに意識が向いていたのですが、プロジェクトを通して「ユーザーへの影響」を強く意識するようになったんです。

単に機能をリリースするだけではなく、それによって「どのくらいの人が助かって、売り上げに貢献できるのか」を考え、その後の運用などプロダクト全体のことに視点がいくようになりました。

また、フルコミットでバックエンド開発を担当していたのが自分一人だったという点でも、入社初期に感じていた「自分がやらないといけない」という責任感や当事者意識を改めて思い出させてくれるプロジェクトでしたね。

働きやすさと仕事に対する熱量のバランスが取れている

ーー堀江さんが感じているタイミーの魅力を教えてください。

タイミーは、働きやすさと仕事に対する熱量のバランスが良い組織です。

伝えたい魅力はいくつかありますが、そのうち一つが「働き方」です。以前、嶺さんが「『一人ひとりの時間を豊かに』というビジョンは、自分たちも体現しないといけない」と話していました。

今タイミーにあるフレックスタイム制度やリモートワーク、働きやすいオフィス環境はその思いが根底にあってこそなのかなと……。最近では男性の育休取得も増えて、お子さんがいるメンバーを支えるような雰囲気もチームに広がっています。

また、「メンバーの多様性が尊重されている」点も魅力です。いろんな考えを持つ人が増えて、さまざまな視点を持てるようになったのは、タイミーをより良いサービスにするための大きな助けになっていると思います。

個々人の考えを尊重した上で、プロダクトに対して妥協せず「良いものを作ろう」という気持ちを共通認識として持っているのは、タイミーの開発組織の強みだと感じますね。

エンジニアはまだまだ少ないんですけど、それでもいろんな意見を持つ人が増えて議論し合ったり、助け合ったりできるようになりました。それによって、どんどん魅力が増してきているなと感じています。

手を動かすだけではなく、技術戦略にも関わりたい

ーー今後の目標を教えてください。

印象に残っているプロジェクトとしてお話した「事業者に自分自身でアカウントを発行してもらうフロー構築」の取り組みを通して、私自身の考え方も技術志向からプロダクト志向に変わっていきました。

手を動かすという部分だけでなく、さまざまなステークホルダーと議論して方向性を決めたり、技術戦略を練ったりといったところに挑戦する時間を増やしていきたいと考えています。

ゆくゆくは、CTOもしくはCTO直下といった経営に近いところで事業の数字やユーザーインパクトなどを意識しながらエンジニアとしての仕事ができたら面白いですね。

ーー最後に、採用メッセージをお願いします!

私が入社した4年前と比べると、タイミーは組織規模も大きくなり、事業も飛躍的に成長しました。
開発のチームが小さかった時なりの面白さもあったので、自分の役割以外の部分で目端が利かなくなったことに寂しさを覚えることもあるのですが、今はタイミーとしてできることが確実に増えたと感じています。

今後もたくさんの変化があると思いますが、成長を続けるタイミーで挑戦をしたいという方はぜひカジュアル面談にお越しください!


お話できることを楽しみにしています

ご興味を持っていただけた方はぜひカジュアル面談にお申し込みください。いますぐの転職を考えていなくても大丈夫です!ぜひ、ざっくばらんにお話ししましょう。

(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)

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