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みんなで「ベストな解」を追求する。成長を促すタイミーのチーム環境とは?
「一人ひとりの時間を豊かに」をビジョンに掲げるタイミー。⼀⼈ひとりが⼈⽣の可能性を広げられるような「はたらく」のインフラを⽬指しています。
今回インタビューをしたのは、Androidアプリエンジニアのふなちさん。タイミーへの入社を決めた理由やタイミーで「はたらく」魅力、今後の展望について話を聞きました。
※本記事の内容は2025年1月公開時点のものです。
プロフィール
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ふなち(Hunachi)
大学在学中から複数のインターンを経て、株式会社ヤプリに新卒入社。ノーコードツールプラットフォームのAndroidアプリ側の新機能開発や保守を担当する。2024年9月にタイミーへ入社し、Androidアプリエンジニアとして活動中。
自分が誇りを持てる事業と成長環境に惹かれてタイミーへ
ーー本日はよろしくお願いします!まずは、ふなちさんがエンジニアを目指したきっかけを教えてください。
きっかけは中学卒業後に進学した工業高等専門学校で、プログラミング部に顔を出すようになったことです。「エンジニアになりたくて高専に進んだのか」と思われるかもしれませんが、そんなことはなく……。苦手な国語を回避して好きな数学を学ぼうというのが進学の動機でした(笑)。
最初は部活もテニス部でしたし、2年生の前半までは平日は高専の授業や数学の学習、土日は飲食店でのアルバイトとそれなりに多忙な日々。これといってプログラミングには触れていませんでしたが、クラスメイトからの「ゲームをつくらないか」という誘いを受けて、テニス部とプログラミング部を兼部することになったんです。
ーー3年次に都内の大学に編入してから技術コミュニティの立ち上げやインターンシップなど、精力的に活動していたそうですね。どのようなインターンシップを経験したんですか?
大手ITグループ会社やスタートアップなど、大小さまざまな規模の組織でAndroidアプリ開発に携わっていました。とくに、LINE Fukuoka株式会社では、海外エンジニアと英語でコミュニケーションを図る場面があったり、時間をかけて大規模なアプリをつくったりと多くの学びがありました。英語で進行されるミーティングについていくのは大変でしたが、そのおかげで英語への抵抗感はなくなったと思います。
ーーインターンシップでの経験がその後のキャリアにも活かされているんですね。大学卒業後からタイミー入社までのご経験を教えてください。
内定者バイトを経て、株式会社ヤプリのAndroidアプリエンジニアとしてキャリアをスタートしました。ノーコードツールプラットフォームのAndroidアプリ側の新機能開発や保守を担当したり、技術系イベントに登壇して技術広報を行ったり。新卒入社ながら大きな裁量でさまざまな業務を任せていただきました。
中でも2024年9月の DroidKaigi 2024 で発表した「PDF Viewer作成の今までとこれから」でも触れたようなPDFを表示するためのコードを書く業務は、代表的な取り組みの一つですね。
ーータイミーへの入社を決めた理由はなんだったのでしょうか?
いくつかあるのですが、一番は「力になりたい」と思えるような事業だったことです。企業として売り上げを追い求めるだけではなく、きちんと「社会を良くしたい」という理想に向き合って行動に移しているところが魅力的でした。
また、エンジニアフレンドリーでプロダクト開発組織向けの成長支援制度も充実しています。スクラムチームで開発しており、一人でもくもくと進めていた前職と異なる経験ができる点にも惹かれましたね。Androidアプリエンジニアとして、もう一段階成長するための環境があると感じました。
みんなで決めるから納得感の高い開発がどんどん進む
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ーー入社後はどのような活動をしてきたのでしょうか?
入社直後、DroidKaigi 2024に登壇してからは業務のキャッチアップをしつつ、2024年6月から本格始動したチームでAndroidアプリエンジニアとして活動しています。Android側の実装を行ったり、ワーカー様と事業者様が使いやすいサービスについてチーム全員でディスカッションしたり。タイミーの競争優位性を高めて、より顧客体験を向上させる取り組みを行っています。
また、他のAndroidアプリエンジニアとともに、Android開発の環境改善検討や必要不可欠なコードのリファクタリングなどにも対応しています。まだ着手できていないことも多いですが、これから注力していきたいところですね。
ーー前職とは異なる開発環境に飛び込んだと思うのですが、実際に働いてみていかがですか?
スピード感を持って動ける体制はすごく良いなと思っています。チームメンバー全員で機能実装の背景を確認しながら、仕様を決定していけるので納得感を持って進められる点が特徴的です。意見を出しやすい雰囲気が醸成されており、誰か一人の意見で方向性が決まるのではなく「みんなでベストな解を出す」カルチャーがあると感じています。
ーーふなちさんが、仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
「会社や事業のために何をするべきか」という目的を明確にした上で、仕事をするように心がけていますね。やはり目的を明確にしておかないと、成果が出なかったときに「どうしてこんなことをしていたんだっけ?」と進むべき方向を見失ってしまいます。過去には、あれもこれも手を出して、どれも中途半端になってしまったこともありました。そうすると、周りにも迷惑をかけますし、自分の精神衛生上も良くありません。
もちろん、ときには寄り道も大切ですが「なんのためにやっているのか」という軸は見失わないようにしています。
また、できる限りレビューや議論を行うようにしていますね。私自身はコードを書く際に、工数がかかりすぎない・非推奨になりにくい・インシデントになる確率が低い、といった三つの要素が揃ったコードがベストだと考えています。“現在”の実装スピードを上げることも重要ですが、“未来”の自分たちがスピーディーに実装ができる環境づくりも大切にしないといけません。それらの塩梅を考えながら、コードレビューや実装を行っています。
先ほども少し触れましたが、私のチームでは全員で意見を出し合って機能実装を進めており、議論が活発です。背景に合わせて実装する機能が変わってくるケースも往々にしてありますし、さまざまなドメイン知識が複雑に絡み合ってくると、当然「専門外」のことも出てきます。自分がわからないところは積極的に質問して、他のメンバーと意見交換しながら一緒に進めていくように心がけていますね。
積極的に仕事と向き合い、タイミーを世の中に広めていきたい
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ーーふなちさんが感じているタイミーの魅力を教えてください。
議論を重ねてチームでものづくりができるという魅力はお話ししてきた通りで、気軽に声をかけやすい「良い人が多い」という印象を持っています。尚かつ、自分から仕事を巻き取っていく積極性のある方ばかり。メンバー同士で協力して圧倒的なスピード感で業務を進めていく姿に、すごく刺激を受けています。
また、入社理由の一つになったエンジニアフレンドリーな環境もやはり魅力的です。エンジニアが技術的なキャッチアップに時間を割くことに理解があり、書籍購入制度や技術カンファレンスへの参加を後押ししてくれる制度もあります。業務の兼ね合いもあるので、頻繁に技術カンファレンスへ参加することは難しいですが、きちんと仕事で成果を出したら、海外の大きな技術カンファレンスに参加してさらなる技術研鑚に励みたいですね。
ーー最後に、今後の目標を教えてください!
入社から約3か月の時間をかけて、ようやく業務全体のキャッチアップができてきました。現状は自分からアイディアを提案するようなアウトプットは多くありませんが、これからはチームの主戦力となれるように、より積極性のある意見出しをしていきたいと思っています。ゆくゆくはAndroid以外の領域でも貢献できたら嬉しいですね。
一方で、まずはAndroidアプリエンジニアとして、Android領域の技術改善に貢献していきたいという気持ちもあります。すでに動き始めている部分はあるものの、まだまだ道半ばの状態。足元の課題から一つずつしっかり改善していきたいです。
また、技術広報や技術研鑽の観点では、外部の技術イベントへの登壇や技術ブログの執筆などの発信にも励んでいきたいと考えています。前職では「3か月に1回は何かしらのアウトプットを出す」と自分の中で決めていました。その目標を継続して、タイミーを世に広める活動の一端を担えたら良いですね。
お話しできることを楽しみにしています!
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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)