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データドリブンな意思決定を牽引する存在へ。タイミーで挑む分析の価値を向上させる活動とは?
⼀⼈ひとりが⼈⽣の可能性を広げられるような「はたらく」のインフラを⽬指しているタイミー。データ利活用の文化があり、事業運営におけるさまざまな課題解決にデータを活用しています。
今回はデータアナリストの平野 拓也さんにインタビュー。エンジニアからデータアナリストへ転身した経緯やタイミーでの仕事、自身のキャリア観について話を聞きました。
※本記事の内容は2025年2月公開時点のものです。
プロフィール
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平野 拓也(Takuya Hirano)
システム開発会社のエンジニアを経て、決済関連サービス事業を展開するIT企業へ転職。エンジニアとして就業した後に、決済加盟店向けのWebマーケティングコンサルティング部門へ異動し、キャリアチェンジを果たす。その後、データアナリストとしてスキルマーケットを運営する企業に転職し、主にプロダクト分析を担当。2024年6月にタイミーへ入社し、主に営業組織向けのデータ分析および利活用推進に携わっている。
エンジニアからデータアナリストへ。スキルの掛け算でキャリアチェンジ
ーー本日はよろしくお願いします!平野さんはエンジニアからデータアナリストへ転身したんですよね。どのような経緯でキャリアチェンジされたんですか?
そうですね。最初はシステム開発会社のエンジニアとして、予備校向け基幹システムの再構築プロジェクトなどを担当していました。しかし、比較的ニッチな言語を扱う開発環境だったこともあり、より汎用的なスキルを身につけるために転職を決意。決済関連サービスを提供するIT企業で、引き続きエンジニアをするつもりだったのですが、入社まもなく行われた組織改編でキャリアチェンジをすることになったんです。
決済加盟店向けにWebマーケティング支援を行う部門に異動し、クライアント企業のWebサイトのアクセス解析・顧客データの分析や広告運用業務などを担当することになりました。
広くマーケティング業務を担当しているうちに、徐々に「データ分析の仕事に本腰を入れたい」と考えるようになり、3社目のスキルマーケット運営会社で本格的にデータアナリストとしてのキャリアを歩むことになったんです。
ーー思わぬ異動がキャリアチェンジのきっかけになったんですね。キャリアの方向性に不安はありませんでしたか?
もちろん未経験職種への挑戦だったので、正直焦りはありました。ただ、異動先の方と会話を重ねるうちに「エンジニアリング×Webマーケティング」といったスキルの掛け算ができれば、自分のキャリアにとってプラスになると思うようになったんです。
実際にエンジニアリングの知識を持っていたことで、データ計測のためのタグ実装やトラッキングコードの設定もスムーズに進みましたし、SQLやPythonといった分析に必要な技術の習得も比較的容易でした。むしろ技術面に苦手意識を持つマーケターのサポートにまわれることも多く、想像以上にエンジニアの経験を活かせていると思います。
データアナリストとして、より成長できる環境を求めてタイミーへ
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ーー2024年6月からタイミーにジョインされていますが、入社にあたってどのようなことを求めていたのでしょうか?
3社目の職場となるスキルマーケット運営会社では、プロダクトの機能改善や施策の効果検証などを中心に事業成長に関わる分析業務全般を経験できました。データアナリストとしての土台ができていく中で、定常化した業務からもう一歩抜け出して、さらなるスキルアップを図りたいという気持ちが強くなっていったんです。
その観点で「バランス良くスキルアップを図れること」と「周囲から得られる学びの多さ」が企業選びの軸になりました。
とくに「どのようにスキルを伸ばせるか」は重要視していましたね。もともと私自身は一つのスキルに特化して突き抜けていくタイプではありません。データアナリストやデータサイエンティストに求められる三つのスキル「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」をバランス良く伸ばしたいと考えていました。
加えて、さまざまなスキルセットやバックグラウンドを持つ方がたくさんいて、業務や一緒に働く方々からも学べるものが多くあると嬉しいなと思いながら転職活動をしていましたね。
ーー平野さんの転職軸にタイミーがマッチしたということだと思いますが、最終的な入社の決め手はなんだったのでしょうか?
まず、メンバーの多様性に惹かれたんですよね。公開されているデータアナリストのインタビュー記事を読んで、さまざまな経験を持つ人たちと働けそうというポジティブな印象を受けました。学びの多そうな環境に期待が高まる中で、面談を担当してくれた方からも「分析スキルを伸ばすなら絶対タイミーに来たほうが良いよ」と力強い後押しをもらったんです。その言葉を信じて、タイミーでやってみようと思えたのが入社の決め手でした。
営業組織に伴走し、データの力で本質的な解決策を導く
ーータイミーのデータアナリストとして行なっている業務について教えてください。
ビジネスアナリティクスチームに所属し、主に営業領域の業務効率化や価値創出の最大化に関する分析業務を担当しています。事業部のメンバーと密に連携して営業活動における課題の分析をしたり、スプレッドシートやダッシュボードを活用して営業活動しやすい環境を整備したり。事業部のKPIを細分化して課題の特定や要因分析を行なった上で、具体的な改善案の提示やデータドリブンな意思決定の支援をしています。
私は入社以降、エンタープライズ企業がタイミーを利用し始めた際の立ち上がり分析や、アウトバウンドで獲得した事業所の継続率向上とLTV(顧客生涯価値)の最大化に向けた分析など幅広く対応してきました。営業メンバーの持つ課題に対して伴走しながら、営業効率の最大化を目指しています。
ーー取り組むべきことも多いと思いますが、営業組織に伴走してデータ分析をする上で意識していることはありますか?
依頼の本質に寄り添い、目的に対して最適な解決策を導けるように心がけています。具体的な要望を提示して依頼されることも多いのですが、必ずしもそれが目的を達成するための最適解とは限りません。プロジェクトの着手前に目的整理や課題の深掘り、要件の設計などに時間をかけて効果的な提案ができるようにしています。
そして、最適な提案をするためには「顧客理解」が欠かせません。事業者を一番に理解している営業やカスタマーサポートの方々に時間をもらって、日頃から顧客解像度を高める活動も行っています。
成長意欲が自然と高まる環境がタイミーの魅力
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ーー平野さんが感じているタイミーの「魅力ポイント」はどんなところでしょうか?
優秀で向上心の高いデータアナリストが多く在籍しており、自分の成長意欲も自然と高まることに魅力を感じています。データ分析で行き詰まったときにもメンバーにレビューや壁打ちをお願いできるので、アウトプットのブラッシュアップが進みやすい環境です。分析に関する資料などもいつでも閲覧でき、データにまつわる知識を身につけやすいと思います。
また、全社的に感じているのは「良い人が多い」ということです。私は顧客理解を深めるために、よく営業やカスタマーサポートの方々にインタビューのお願いしています。一度も話したことがない方にいきなりSlackでお声がけすることも多々あるのですが、みなさん快く了承してくれるんですよね。依頼するときは「嫌がられないかな」と実はドキドキしているんですけど、タイミーのバリューの一つである「オールスクラム(*1)」の精神で対応してくださる人が多くてありがたいなと思います。
データ分析の環境が整備されていて、一緒に働くメンバーからも得られるものが多い。スキルアップを目的に入社した私にとって、魅力ポイントはたくさんあります。
ーー最後に、今後の目標を教えてください!
ビジネスアナリティクスチームの存在感と価値をもっと高めていくことが目下の目標です。まだデータ分析が行き届いていない領域に対しても積極的に関わっていき、全社的なモニタリング環境の整備など、データドリブンな意思決定の中核を担う存在を目指していきたいと考えています。
そのためには、各事業部へ寄り添うことが重要ですが「まだ寄り添いきれていない」というのが個人的な想いです。営業に関する分析をするにも「営業の仕事とは?」「具体的な活動は?」といったことをきちんと理解しないと、データアナリストとして最適な提案はできません。私たちにとっても営業に関する知識が必要不可欠なわけです。
今期からはビジネスの勉強会によりいっそう力を入れており、これから物流や飲食といった業界知識の勉強会やセールスに関する書籍の輪読会を予定しています。これらの勉強会をきちんと主導し、チームメンバー全員がレベルアップを図れるように働きかけていきたいですね。
*1)タイミーのバリューの一つ「自身の責務を果たすだけでなく、チームや会社の成功に全力を注ごう!」
お話しできることを楽しみにしています!
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(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)