タイミーの世界観を魅せる。コミュニケーションを軸にしたデザインの仕事とは?
デザインの力で事業を加速させるため、タイミーの世界観を形にしているコミュニケーションデザイングループ。チームで「タイミー」を表現する活動に取り組んでいます。
今回は「タイミーの世界観を魅力に感じて入社を決めた」と話す室井 孝一さんに、タイミーを“魅せる”仕事についてお聞きしました。
※本記事の内容は2023年8月公開時点のものです。
プロフィール
タイミーの世界観に惹かれて入社を決意
ーー本日はよろしくお願いします!室井さんがデザイナーを目指したきっかけを教えてください。
もともと広告制作のプロデューサーをしていた父の影響もあって、広告やデザインには関心を持っていました。とはいえ、就職活動中は広告会社を志望していたというだけで「デザイナーとして働く」ことまでは考えていませんでしたね。
ところが、営業職の面接に臨んだ時に選考担当の方から「今後は営業一本ではなく、デザイン力などの武器を持っていた方が良い」というアドバイスを受けて、そこからデザインを勉強することになりました。
ーー就職活動の最中にデザイナーのキャリアを考え始めたんですね。
そうですね。大学3年生の時に本格的にデザイナーとして「手に職をつける」ことを意識しました。急な進路変更だったこともあり、一旦、就活自体をストップ。大学卒業後に専門学校に入ってデザインの基礎知識を身につけることに……。そんな紆余曲折を経て、無事に広告制作会社のグラフィックデザイナーになりました。
ーータイミーに入社するまでは、どのようなキャリアを歩んできたんですか?
新卒入社した広告制作会社と2社目の広告代理店に在籍していた12〜3年の間は、主に紙ベースの広告や販促物などのDTPデザインに携わっていました。
2社目では、お客様と直接コミュニケーションを取りたいと思っていたタイミングで、会社からデザイナー 兼 営業のポジションを打診されて、デザインや顧客折衝、生産管理など広告制作に関わる業務を一気通貫で行っていました。
お客様からの要望以上のものをアウトプットする難しさはありつつ、直接的なコミュニケーションが発生したことで「デザインする面白さ」をあらためて感じられる経験だったと思います。
その後、自分がデザインした広告や販促物の成果を定量的に可視化しやすいデジタル媒体のクリエイティブのスキルも身につけたいと考え、人材育成事業を展開する事業会社のデジタルマーケティングツール、アプリ制作会社でマンガアプリを中心としたUIUXデザインやグラフィックデザインなどに従事してきました。
ーータイミーとの出会いのきっかけを教えてください。
タイミーを知ったのは「タイミートラベル」がきっかけでした。リモートワークで黙々と自宅でパソコンに向かっている中で「農業を体験してみたい」という気持ちが芽生えて……。少し調べてみると、タイミートラベルが出てきました。何日間かの農業体験を通して収入も得られるという仕組みを知り、タイミーの世界観を「いいな」と思ったんです。
当時は「もっと広い視点を持って、社会貢献に直結するようなサービスに関わりたい」と考えていたこともあり、人の生活に欠かせない「働く」を軸としたサービスの可能性やターゲット層の幅広さに魅力を感じました。ちょうど転職を視野に入れていた時期にタイミーに出会えたのは幸運でしたね。
入社から挑戦の連続。タイミーの世界観を表現する難しさ
ーータイミーでのお仕事について教えてください。
プロダクト本部 コミュニケーションデザイングループに所属し、主にオウンドメディアのアイキャッチバナーやLPの作成などを担当しています。
入社まもなく参加した「新卒採用サイト」のプロジェクトでは、これまで経験のなかったノーコードツール(*)を用いた新卒採用サイトの実装を任せていただきました。
まずは、即戦力として力を発揮しやすいグラフィックデザイン領域からスタートすると思っていたので、最初から新しいことに挑戦させていただけたことには驚きました。手探りで進めた部分もありましたが、得られるものも多くて良い経験になりましたね。
無事にサイトも公開できて「少しは信頼してもらえたかな」とほっとしました(笑)。
*ノーコードツール:ノーコード(プログラミングなし)でシステム構築できるサービス
ーー現在はエンジニアの採用サイトも手がけていらっしゃいますよね。
そうですね。絶賛、試行錯誤中です。私自身、新卒採用サイト制作に携わらせていただいたものの、あまり採用向けのコンテンツ作りの経験は多くありません。
その中で「採用サイトならでは」の設計やデザインをアウトプットする難しさを痛感しています。さらに、今回は「エンジニア向け」を意識して、開発組織のカルチャーや世界観をどう表現するかなど考える要素は盛りだくさんです。
良いものを作るためには、エンジニア採用に関わる方々とのコミュニケーションも取り、採用側・エンジニア側とさまざまな視点を理解することが重要だなと感じています。
ーーデザインをする上で、タイミーならではと感じることはありますか?
企業のオリジナルキャラクターを用いたデザインは、今まであまり経験がなかったので新鮮ですね。
キャラクターを通して、タイミーの世界観を表現できるのは面白いと感じる一方で、キャラクターに「引っ張られすぎないように」というバランス感覚も大切です。
タイミーならではというより、キャラクターありきのデザインならではの話になりますが、その時々のターゲットに応じて、表現が一辺倒にならないように、さまざまなパターンのデザインとキャラクターの共存を考えないといけないところは独特かもしれませんね。
「素直で良い人」な仲間たちと心地良く働ける
ーー室井さんが感じているタイミーの魅力を教えてください。
「素直で良い人」を採用するという大前提を大切にしているんだなというのは、あらためて実感しています。
チーム内はもちろん、他部署の方と交流させていただく中でも、今まで一度も嫌な人に出会っていません。働いていれば、大なり小なり「この人、ちょっと苦手かも……」ということもあると思うんです。
ですが、タイミーでは人間関係で頭を悩ませることもなく、スムーズに仕事を進められているので、コミュニケーションを取りやすい会社だなと感じていますね。
環境面でも働きやすさが考慮されており、オフィスも綺麗でリモートワークを支援する制度もあります。
プロダクト本部では「リモートHQ」を導入しており、私も可動式の昇降デスクとワーキングチェア、モニターライトなどを借りて、自宅のデスク周りを快適にカスタマイズさせてもらいました。
長年デスクワークをしていて肩と腰を悪くしてしまったのですが、環境が良くなったおかげでだいぶ症状が改善しました。
何より、仕事から得られる学びがとても多いのも魅力です。先ほどお話した新卒採用サイトのプロジェクトもそうでしたが、挑戦をさせてもらえるのはありがたいと思っています。
ある種、コンフォートゾーンから抜け出して、新しく自分の幅を広げる環境がありつつ、自分の得意分野であるグラフィックデザインやUIUXデザインの知見を活かす場もある。「自分の実力を発揮できる」+「挑戦」という二軸でやりがいを感じられて、日々充実しています。
コミュニケーションデザイングループのブランド力を高めたい
ーー今後の目標を教えてください。
まず、直近は全社キックオフ「TimeeSUMMIT2024」、全社イベント「TimeeCup2024」の準備をしっかり進めたいと思っています。デザインの力で大きなイベントを盛り上げられるようにがんばりたいですね。
長期的には「コミュニケーションデザイングループ」というチームのブランド力を高めていきたいと考えています。チーム外のメンバーから見た時に「コミュニケーションデザイングループがいると良いものができるよね」と感じてもらえることが理想です。
もちろん今もメンバー一同頑張っているので、一定の成果は感じてもらえているかもしれませんが、もっとチームとして提供できる価値を高めていきたいなと。チームの成功体験を積み上げて、新しく入ってきたメンバーにも文化を引き継いでいくことで、チーム全体の成長とブランド力の強化にもなるのかなと思っています。
また、他部署との連携と時間を要する前提の取り組みですが、タイミーとして世に出すもののクオリティコントロールに力を入れていきたいです。
たとえば、マーケティング部門の方々とコミュニケーションを取って、広告代理店など社外の方々が作った制作物に対する精査やコントロールにデザイナーが関わることで「世の中に出す前にもう一度確認してより良いものにしよう」という仕組みが作れたらいいなと個人的に思っている次第です。
ーー最後に、採用メッセージをお願いします!
今後のやりたいことや理想の姿を考えると、まだまだメンバーが足りていないなと思っています。デザイナーの手が足りずに、納期を延ばしてもらったりということにもなってしまうと、やりたいことどころではなくなってしまいます。
そのため、やりたいことの実現に向けて、チーム全員で絶賛採用をがんばっているところです。
ぜひ、私たちと一緒に「タイミー」をデザインしてくれる方のご応募お待ちしています!
コミュニケーションデザイングループでは新しい仲間を募集中です!
(取材構成編集・文:Mamiko Kamiya)