KaigiPass利用レポート 〜DroidCon2023に行ってみました〜
こんにちは。DevEnable室の吉野高一(@tkkz1009)です。
タイミーにはエンジニアの成長を全力で支援するという考えの元、10個の制度(TDE10)を立ち上げています。
今回はその中で、世界中のカンファレンスへの参加を支援する「KaigiPass」を利用したお二人にインタビューを行いました。お二人は2023年6月に開催されたdroidcon San Francisco 2023に参加しました。
「KaigiPass」の概要は下記をご参照ください。
インタビューメンバー
「KaigiPass」で初の海外カンファレンスへの参加
ーー本日はよろしくお願いします!そもそもで恐縮ですが、「KaigiPass」を利用することになったきっかけはなんだのでしょうか?
syam:元々はGoogleIOに行きたかったんです(笑)。ただ「KaigiPass」で利用申し込みを検討した頃には申込期限を過ぎていました。また以前からEMとも会話をしていて一度カンファレンスの経験をした方が良いというアドバイスももらっていたので、直近の海外イベントと自身の業務(Androidアプリの開発)と照らし合わせて決めました。
haruka:自分はsyamさんが以前からdroidconに行きたいと話していたので、それに便乗しました。
ーー上記や技術的興味、好奇心以外でカンファレンス参加に至った背景があれば教えてください。
haruka:業務上の部分ですと自分が携わっているレコメンドPrjを進めていく上で、Jetpack Composeを利用していく必要があったのですが、ネット上の知見だけでなく実際活用している生の声を聞いてみたかったことがあります。
ーー海外カンファレンスに参加するにあたっての準備や苦労した手続きがありましたか?
haruka:やっぱりパスポートですね。
syam:はい、パスポートですね。自分はちょうど引っ越しや結婚も重なって手続きするまでに時間がかかり大変でした。
syam:スケジュールも海外だと国内のカンファレンス行くの違って一定ゆとりを持って立てる必要があります。最初のスケジュールは最低限の移動時間で旅程が組まれていたのですが、やっぱり初めての海外だと何かトラブルがあるかもしれないし、カンファレンスの参加も現地についてから直行ではなく、開催前日に現地入りしてないと体や気持ちがついていかないだろうと感じましたので最終的にはゆとりを持ったスケジュールにしました。
海外カンファレンスどうだった?
ーー国内のカンファレンスと違うと感じたところはどんなところでしたか?
haruka:詳しいセッションなどは別途TechBlogにて紹介しておりますが、すぐに気になったのは、スポンサードしている企業が日本とは違うところです。日本だとAndroidアプリをサービスを展開している企業が多いですが、今回だとAndroidの開発PFを提供している会社が多かったです。あと当たり前ですけど日本人はほとんどいないですね。でも一人だけいてLinkedInでアカウント交換しました。
※TechBlogでのレポート、セッション紹介はこちらをご参照ください。
ーー英語のセッションはうまく聞き取れましたか?
haruka:テクニカルターム日本で使っているものと共通ですし、理解しやすい英語で話して頂いたのでその点ではあまり困らなかったです。
syam:自分はGoogle翻訳ガンガン使いました。聞き取れる部分ももちろんありますが、やっぱり普段使わない言語なので、色々駆使しました。また、セッションの合間に他の参加者と積極的に接していたのですが、これがリスニングの向上につながると実感しました。接していくことで言葉のアウトプットするためのインプットをしたりすごく頭を使ったので。
haruka:拙い英語だったのですが、真摯に話を聴いてくれて助かりました。「そんな英語で大丈夫か?」と心配されましたが(笑)
ーーカンファレンス以外でも良い経験や気づきはありましたか?
haruka:カンファレンスの時間以外の合間を縫って、Tech企業のオフィスビルの見学にも行ってみました。サンフランシスコやシリコンバレーには、GoogleやTwitterなど多くのTech企業が集まってます。あちこちにGoogleのロゴ看板がありましたね。見渡す限りGoogleでGoogleタウンって感じでした。
syam:Googleカラーの自転車もたくさんありましたね。Droid君も見かけました。
ーーGoogleがさらに身近に感じる街ですね。
ーーその他予期しないトラブルなどはありませんでしたか?
haruka:海外旅行あるあるかもしれませんが、クレジットカードが通らなかったことですね。
syam:あれは怖かったです。現金を用意しておいてよかったです。海外ではAppStoreでのインストールができなかったので現地で必要なアプリは事前にインストールしておいた方がいいですね。Uberは移動に必須だと思いますので。
より海外カンファレンスの参加が身近になるために
ーー非常に得難い経験だったと思いますが、渡航にあたって会社やチームからどのようなサポートを受けましたか?
syam:チーム内では、出張予定を早い段階で相談させてもらいました。チームの現状や都合を考慮して開発のプランニングを検討・調整していきました。またエンジニア向けにコンシェルジュサービスがあるのですが社内稟議や出張手配などの事務手続きを代行頂けたのですごくありがたかったです。
haruka:本件を素早く承認してくれたCTOにも感謝です。
ーー「KaigiPass」を利用して感じた最大のメリットは何でしたか?
syam:カンファレンスに行くハードルがなくなったことだと思います。行きたいところに行くだけかと。
haruka:国内海外問わず遠方での開催も多く、なかなか自費ではなかなか行けないので。参加費、渡航費をサポートしてもらえるのはとても大きいです。
ーー今後も多くの方に利用してもらいたいですね。本日はどうもありがとうございました。